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大塚裕史の刑法通信

大塚裕史の刑法通信

刑法コラム第94回

刑事法ダブルA作戦!?

学習法

2023.12.4

司法試験に合格するには、努力が必要であるが、漠然と勉強しているだけでは難しい。合格のための戦略が必要である。それは1科目でもよいから確実に合格できる実力、すなわち、A評価がとれるような力をできるだけ早く身に着けることである。それには「刑法」が最も効果的である。なぜなら、刑法は、民事法や公法系の科目と比べ、試験範囲が限定されており、論点を本質的に理解しさえすれば確実に得点できるようになり、時間対効果が最も高い科目であるからである。具体的には、司試と予備の論文過去問を30問程度マスターすればA評価は必ずとれる。なお、択一の勉強は論文対策が終わってからでよい。論文対策が終われば刑法の択一は80%以上得点できるからである。こうして刑法についてA評価答案が書けるようになったら、刑事訴訟法も同様に学習する。刑事訴訟法は、刑法よりも試験範囲が狭く、同じテーマが繰り返して出題されるので、刑法の半分の時間でA評価が取れるようになる。こうして、刑事系の2科目が強くなると、その成功体験により学習の仕方の要領が分かるので、民事系、公法系の科目にも良い影響が必ず表れる。まずは、2か月程度、刑事法2科目の過去問に集中して「刑事法ダブルA作戦」を実行してみるとよい。司法試験の成績が「刑法A、刑事訴訟法A」という評価をとっている者に毎年最終合格者が多いのには理由があるといえる。

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