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大塚裕史の刑法通信

大塚裕史の刑法通信

刑法コラム第89回

予備試験刑法の攻略法!?

学習法

2023.10.30

予備試験対策として刑法をどのように勉強したらよいのであろうか。その回答は、頻出論点に対する基本的知識をインプットし、それを使いこなせる実践的知識に変換することである。第1に、基本的知識のインプットには『基本刑法』を使うとよい。ただし、同書を最初から最後まで通読するのではなく、因果関係、不作為犯、共同正犯、財産犯…という具合にテーマ別に集中的に勉強する方が効率的である。その際、『設問』を自力で解決できるようになることが到達目標である。第2に、基本的知識を実践的知識に変換するには予備試験の過去問の演習が最適である。力試しに解いてみるのではなく、過去問をあらゆる角度から徹底的に研究してほしい。予備試験の過去問が終わったら、(それだけではまだ演習不足であるから)司法試験の過去問にも挑戦してほしい。司法試験の受験はまだ先のことだから予備試験に合格してからと思っている人もいるであろうが、実は、予備試験と司法試験は、問題文のボリュームは異なるものの、問題のレベルはほとんど変わらない。しかも、司法試験で出題されたテーマがその後予備試験に出題されることも少なくないので、予備試験受験生にとっても格好の練習材料になる。過去問を、単なる問題練習としてではなく、答案作成のために必要な実践的知識をインプットするための教材として積極的に活用してほしい。

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