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司法試験直前期の学習について!?

大塚裕史の刑法通信

刑法コラム第66回

司法試験直前期の学習について!?

学習法

2023.4.24

今年の司法試験まであと2か月半である。2か月半は短いようではあるが弱点を補強するには絶好の期間であるから、この直前期の過ごし方で合否が決まると言っても過言ではない。刑法の場合、これまで学習してきたことをしっかり復習し、基本的な知識を定着させることに全力をあげて取り組んでもらいたい。
論点を一通り学習済み者は、第1に、見解対立問題の対策を行うとよい。判例と有力説が対立している論点をピックアップし、どのように見解が対立しているのか、見解が対立しているのはなぜか、それぞれの見解の問題点は何かを整理するとよい。第2に、自分で作成している論証メモを見直し、何をどのように論ずべきなのかを再確認するとよい。論証フレーズを暗記するのではなく、なぜそのように論証すべきなのかをよく考えてみることが肝要である。第3に、問題練習としては過去問の再検討がよい。一通り学習したはずの過去問であるが、改めて解いてみると思わぬ発見をすることがある。過去問は何回解いても解きすぎることはない。また、事例問題で論点落としが不安な諸君は、例えば、『ロースクール演習刑法』のような問題集を使い、問題を読んで、考え、答え合わせをするという練習を繰り返すとよいであろう。答案まで作成するのは時間のロスが大きいので答案構成メモを作成する程度で十分である。最後まで諦めずに必死にくらいついて少しでも実力を向上させて本番に臨んでほしい。

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