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大塚裕史の刑法通信 - 過去問の検討をいつやるべきか?!

大塚裕史の刑法通信

刑法コラム第6回

過去問の検討をいつやるべきか?!

学習法

2022.01.17

司法試験の過去問の検討をいつやるべきかについて受験生から相談を受けることがある。大学受験では、受験勉強の最後の仕上げの段階でいわゆる「赤本」を勉強するのが定番である。しかし、司法試験対策としては、過去問はできるだけ早い段階で学習することが重要である。司法試験は、実務家の採用試験であり、そこで問われているのは実務的処理能力である。過去問では、刑法の実務的処理能力を試す重要テーマのほとんどが既に出題されており、それを検討することが実務的処理能力を修得する最短距離である。過去問の検討というのは、過去問を解いてその解答を知ることではない。出題趣旨や採点実感を参照しつつ、出題された各論点についての「正確」かつ「深い」理解を得ることが目的である。そのためには、過去問は適切な指導者の下で学習することが望ましい。過去問の検討は、重要な論点の実戦的なインプット型の学習を意味する。だからこそ、過去問はできるだけ早い時期に学習し、それを定着させるために何度も繰り返して学習することが肝要である。過去問は良問揃いであるから、司法試験受験生であっても予備試験の過去問を検討することにより得るものは少なくないはずである。

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