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茨城県庁で働くには?採用試験の難易度や倍率、試験日程について解説

更新日:2024年3月29日

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このページのまとめ
茨城県庁の仕事内容は多岐にわたり、地域の課題に取り組む機会が多く、地域住民に貢献できるのが魅力です。大規模なプロジェクトにも関与し、成果を上げることができます。
初任給は大学卒業程度で約185,800円です。月給に加えて各種手当が支給され、平均給与月額は約375,761円です。退職金や休暇制度も整備され、職員の福祉が重視されています。給与水準は平均より高めです。
茨城県庁(上級試験 一般行政事務(知事部局等A))の採用試験には教養試験と専門試験、論文試験があり、2次試験では集団討論や個別面接が含まれます。試験日程は6月です。また、他の公務員試験と併願することも可能です。他の自治体や国家公務員試験も考慮し、幅広い選択肢を検討しましょう。
目次
茨城県庁で働くって?
茨城県はこんな自治体
茨城県庁の仕事内容・魅力
茨城県庁のキャリア
茨城県庁の給料・年収
茨城県庁の採用試験について
茨城県採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限
採用区分について
受験資格・年齢制限について
茨城県庁採用試験の倍率・難易度・合格者数推移
茨城県庁採用試験の試験内容
茨城県庁の採用試験の日程について
茨城県庁採用試験の試験対策
試験勉強のコツは?
試験勉強時間の目安
併願について
よくある質問
まとめ
熊井 遊 LEC専任講師
監修者:熊井 遊 LEC専任講師
関西LEC各本校および大学の非常勤講師・学内講座を担当。科目対策にとどまらず、公務員試験情報、ES・面接対策など、マンツーマンで徹底的に受講生に寄り添う指導スタイル。
熊井 遊 LEC専任講師
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茨城県庁で働くって?

茨城県はこんな自治体

茨城県は、日本列島のほぼ中央を占める関東地方の北東にあり、東は太平洋にのぞみ、北は福島県、西は栃木県に接し、南は利根川をもって千葉県、埼玉県に接しています。中央部から南西部にかけては、関東平野の一部である常総平野が広がり、そのなかを小貝川、鬼怒川が流れ、この両河川を合流して最南端を流域面積全国第1位の河川利根川が東流して、太平洋に注ぎ込んでいます。

南東部は、豊かな水をたたえた日本第二の湖霞ケ浦および、北浦を中心とする水郷地帯となっています。県北部は日立市で工業化が進み、太平洋や八溝山地のある緑豊かな地域を形成しています。県中央部は水戸市に県庁が置かれ、小美玉市に茨城空港が置かれており、ひたちなか市で工業化が進んでいます。県東部の鹿嶋市・神栖市では鹿島臨海工業地帯を形成し、工業化が進んでいます。県西部は関東平野の中央部にあたる農業を中心とした内陸の地域となっています。県南部は、筑波研究学園都市が整備されています。

茨城県庁の仕事内容・魅力

茨城県庁職員は、さまざまな仕事を総合して行う「一般行政職」、道路や河川を担当する「土木職」、建築物の申請や検査などを行う「建築職」、社会福祉に携わる「福祉職」、他には、警察職の事務的な業務を行う「警察行政職」、「機械・電気職」、「環境職」、「農学職」、「農業工学職」、「林学職」などがあります。

国家公務員に比べると、茨城県内の地域レベルの課題に取り組み、地域住民に接する機会も多いのが特徴です。一方で、市区町村レベルでは対応が難しい総合的な都市開発計画や、義務教育・社会福祉の維持、条例の策定など、市区町村の枠を超えた大きな仕事に取り組むことができることも、茨城県庁職員の大きな魅力の一つです。

茨城県庁は、「いばらき地方活力向上地域等特定業務施設整備促進プロジェクト」が国の認定を受け、企業の本社機能の移転又は拡充を検討する事業者とのプロジェクトを進めています。茨城県庁はこのような比較的規模の大きな課題に挑むことも多いため、長期的なプロジェクトに関わることも多く、結果を出すことを魅力に感じる人も多く在籍しています。

茨城県庁のキャリア

茨城県庁では、異なる職場で業務経験をすることで幅広い視野や能力を身につけるため、原則4年程度で異動が行われ、新規採用職員については、本庁と出先機関をそれぞれ2年程度経験します。様々な分野の職場に「異動ローテーション」を実施します。行政職の異動ローテーションは、企業でいうと新たな企業に就職するようなものですが、「県民のため」という行政の一番大切な信念はどこの部局に移動しても変わりはありません。

茨城県では職員が働きやすい職場づくりに取り組んでいます。例えば、通常の勤務時間(8:30〜17:15)以外に、早出の5パターン、遅出の8パターンの合計13パターンから自分のライフスタイルに合わせて柔軟に勤務することができる制度があります。特別な理由がなくても全職員が利用可能で、約4割の職員がこの制度を利用しています。

職員のチャレンジ精神を尊重し、意欲、能力を直接職務に反映させることにより、職員の士気の高揚と自立的なキャリア形成の支援を図っています。働きやすい環境から、個人のスキルアップのみならず、部局が一緒になって向上していき、「茨城県民のため」に何ができるのかを考え職務に従事できる環境が茨城県庁には用意されています。

茨城県庁の給料・年収

茨城県庁職員の初任給(令和4年4月1日現在)については、以下の通りです。
一般行政職区分で大学卒程度: 185,800円となっていますが、条例などの改正により変更されることがあります。なお職務の経歴(資格免許職は、資格免許取得後の職務の経歴)などにより加算される場合があります。状況により扶養手当、通勤手当、住居手当等が支給されます。

茨城県庁職員の行政職職員の平均年齢42.0歳、平均給与月額375,761円、平均賞与1,686,900円、平均年収6,701,000円、平均退職金(60歳定年)23,152,000円となっています。地方公務員の平均年齢42.1歳、平均給与月額360,949円ということを考えると平均より高めの給与です。

休暇制度の一つに年次有給休暇があり、年度で最大20日付与され、使用しなかった日数は翌年度に20日を限度として繰り越すことができます。また、休暇制度を利用しやすい職場環境づくりや男性の育児休業取得促進を推進しています。あわせて、定年の段階的引上げに伴い、定年が65歳になるまでの間、引き続き再任用制度が設置されています。このように、茨城県庁職員の福利厚生は職員に手厚く支援されています。

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茨城県庁の採用試験について

茨城県庁採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限

試験区分について

大学卒業程度を想定した上級試験では一般行政事務(知事部局等A)の他に、警察行政事務(警察本部)、電機(知事部局等・警察本部)、機械、土木、建築、化学、薬剤師、管理栄養士、農業、農業土木、畜産、林業、水産、福祉、心理の区分があります。
その他に免許資格職試験、初級試験、経験者試験の採用試験があります。

受験資格・年齢制限について

上級試験、一般行政の受験資格は以下の通りです。

  • 日本国籍を有する人
  • 21〜29歳の人

※学歴による受験資格はありません

茨城県庁採用試験の倍率・難易度・合格者数推移

令和5年(2023年)度採用試験 実施状況
試験職種

採用予定者数

申込者数

1次試験
受験者
1次試験
合格者
最終合格者数 最終合格倍率
行政事務
(知事部局等A)
97人 504人 381人 218人 128人 3.0倍

茨城県職員採用情報ホームページ

令和4年度の採用データは、大学卒業程度の区分における一般行政(知事部局等A)は採用予定数90名程度 申込者541名 1次受験者数422名 1次合格者226名 2次受験者194名 最終合格者数110名 倍率3.8倍です。

茨城県庁採用試験の試験内容

令和5年(2023年)度採用試験 上級試験 一般行政事務(知事部局等A)の場合
試験科目 試験時間 内容 配点
第1次試験 教養試験 120分
選択解答制による多肢択一式
【知能分野】20問必須解答
文章理解(英語を含む)、判断推理、数的推理、資料解釈
【知識分野】30問中20問選択解答
社会科学、人文科学、自然科学、時事一般
150点
専門試験 120分
選択解答制による多肢択一式
【50問中40問選択解答】
政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済原論・経済政策
150点
論文試験 80分 1,000字程度の記述式による筆記試験 50点
第2次試験 人物試験 個別面接(2回)及び集団討論
適性検査
350点

茨城県職員採用情報ホームページ

第1次試験は教養試験(択一式:題数50題出題40問解答 時間:2時間)、専門試験(択一式:題数50題出題40問解答 時間:2時間)。第2次試験は論文試験(1,000字 時間:1時間20分)、適性試験、口述試験となっています。

茨城県庁の採用試験の日程について

令和5年(2023年)度採用試験 上級試験 一般行政事務(知事部局等A)の場合
第1次試験 6月18日(日)
第1次試験合格発表 6月27日(火)
第2次試験【1日目】 7月上旬〜8月中下旬のうち、指定する1日
第2次試験【2日目】 7月上旬〜8月中下旬のうち、指定する1日
最終合格発表 8月中下旬

茨城県職員採用情報ホームページ

令和5年度における大学卒業程度の区分における1次試験は行政が6月18日、2次試験は7月上旬〜8月中下旬のうち、いずれか指定された日時に受験します。最終合格は8月中下旬となっています。

茨城県庁採用試験の試験対策

試験勉強のコツは?

茨城県庁の採用試験は、他の公務員試験と併願がしやすい自治体です。
第1次試験の筆記試験では、教養試験対策として、苦手意識が強い数的推理を中心に早い時期から対策を立てる必要があります。また、文章理解(現代文・英文)は平均得点率が高くなるため、安定して得点を得られるようになった時期から、いかに短時間で正解を得られるかを追求する学習に移行する事をおすすめします。また、専門試験の法律及び経済分野は、理解するのに時間がかかりますが、問題演習を通して理解を定着させる勉強法も大切になってきます。

第1次試験合格者を対象に実施される第2次試験ですが、面接試験は、事前に自分の考えやエピソードをまとめ、実践練習ができる環境を準備しておくことが大切です。自分自身がどのように見られているのか、第三者に客観的な評価をしてもらえる環境も必要となりますので、しっかりと対策を立てておきましょう。

試験勉強時間の目安

公務員試験合格に必要とされる試験勉強時間は、今までの学習量に大きく左右されますが、一般的には1,000〜1,200時間必要だとされています。大学3年生の春ごろから勉強をスタートさせる方が多いです。大学生活において、ゼミや部活動、社会活動、アルバイトなど学生ならではの様々な経験を積むことは、面接試験対策やエントリーシート作成時のエピソードに不可欠となります。そのため、大学3年生の秋ごろまでは、学習ペースは週20〜30時間ほどの受験生が一般的です。概ね、年明けから、面接試験対策も加わり、学習時間が週40時間を超える事も通常です。

ただ、これらの学習スケジュールはあくまでも一般的なものです。公務員試験勉強を開始するまでの今までの学習状況や置かれている学習環境などを踏まえ、勉強スケジュールを個別に調整する必要があります。また、近年、大学3年生の間に留学する学生も増え、十分な学習時間を確保できない事もありえます。そのため、個別に合った勉強カリキュラム及びスケジュールを作成し、必要であれば、大学2年生から勉強を前倒しする必要があります。なにか不明点があれば、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

併願について

茨城県庁職員の採用試験は、他の公務員試験や民間企業と併願がしやすい試験となっています。
地方公務員のA日程で実施されるため、4月実施、及びB日程の地方公務員試験を受験できます。また、国家公務員総合職試験、国家公務員一般職試験、裁判所職員試験及び、国税専門官、労働基準監督官をはじめとする国家専門職試験も併願が可能になります。C日程、D日程とは日程が重複しないため、受験が可能です。地方公務員の中には、A〜D日程以外に独自に日程を設ける自治体もありますので、スケジュールをしっかり調整して、数多くの併願先を検討することが公務員試験合格において大切です。

また、民間企業と併願を考えている受験生は、仕事内容や採用試験において公務員と概ね同じ内容の準(みなし)公務員として、国立大学法人などを併願先として検討するのも良いでしょう。公務員試験合格は、学習面はもちろん、それ以外にも情報戦となりますので、是非一度、気軽に相談しに来てください。

よくある質問 ※2023年度の茨城県事務(大卒程度)

Q.茨城県の試験科目は?
A.第1次試験は教養試験、論文試験、専門試験が課されます。第2次試験は口述試験で、適正検査と人物についての個別面接1回目、集団討論と人物についての個別面接2回目が別日に行われます。
Q.茨城県の試験日程は?
A.第1試験日は6月中旬、第2次試験の適性検査・個別面接1回目と集団討論・個別面接2回目は7月中旬から8月中下旬の間でそれぞれ指定する1日、最終合格日は8月中下旬です。
Q.茨城県の受験資格(年齢)は?
A.日本国籍を有する人で22〜29歳までの人、あるいは短期大学を除く大学を卒業した人もしくは翌年3月31日までに卒業見込みの人又は人事委員会がこれと同等と認める人が受験できます。

まとめ

公務員試験は情報戦です。採用スケジュールは年度によって変化しますし、受験案内も丁寧に告示してくれません。受験案内の情報収集が公務員試験の第0次試験と言っても過言ではありません。また、茨城県庁職員が第一志望であっても、他の自治体や国家公務員などを併願するのが就職活動においては大切です。採用試験は既に働いている自治体の職員が一緒に働きたいと思う人を採用します。したがって、筆記試験勉強のみに注力するのではなく、受験生の人柄を存分に発揮できるよう面接試験対策も早い段階から対策を立てていく必要があります。目指す自治体などや、受験生の置かれた環境がそれぞれに異なる事から、合格に効率的な戦略や日々の学習管理など相談できる環境を確保することが大切になります。また、一緒に切磋琢磨できる仲間の存在が学習のモチベーション維持に大きく左右します。

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