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公務員試験の出題科目一覧!選び方や勉強方法・優先順位法も解説!

更新日:2024年3月18日

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公務員試験で出題される科目や問題数は試験によって異なります。公務員試験を始める際に、出題科目などを把握しておくことで無駄なく効率的に勉強を進める事ができるようになります。まずはご自身が受験予定の出題科目などを確認することから始めましょう。

目次
公務員試験について
教養科目と専門科目がある
出題科目一覧
教養科目
専門科目
教養科目の対策方法
教養科目の出題数・出題形式
科目別勉強方法
優先的に学習すべき科目は?
専門科目の対策方法
教養科目の出題数・出題形式
専門科目はどう選ぶべき?
科目別勉強方法
優先的に学習すべき科目は?
公務員試験に合格するには?
公務員試験対策ならLEC東京リーガルマインド
まとめ

公務員試験について

公務員試験の多くは筆記試験(択一式・記述式など)・論文試験・面接試験が実施され合否が決まります。
筆記試験では教養科目、専門科目を課す試験もあれば教養科目のみ実施する場合もあります。筆記試験の出題範囲が幅広く、出題科目や問数が試験ごとに異なるため、事前に知っておくことが重要です。また、面接試験は個別・集団面接・集団討論・グループワークなどが実施されています。

教養科目と専門科目がある

公務員試験の筆記試験は「教養科目」「専門科目」の2つに分かれています。受験先によっては教養科目のみの試験もあります。(最近では主に技術系・心理系公務員で専門科目のみの試験もあります。)
教養科目と専門科目を合わせて約30科目から出題され、さらに出題範囲が幅広いことが特徴です。全て対策するにはかなりの時間がかかってしまいます。そのため、事前に的を絞って対策することがポイントになります。

出題科目一覧

では、公務員試験ではどのような科目が出題され何問出題されているのか教養・専門科目それぞれ見ていきましょう。

教養科目

一般知能 数的処理 一般的な問題発見、処理能力を見るためのもので、どの試験種においても教養試験の出題数のうち多くを占め、公務員試験において最重要科目の一つといえるでしょう。数的推理、判断推理、空間把握(図形)、資料解釈の4分野からなります。
文章理解 現代文と英文からの出題が基本となっています。大卒程度試験では、ごく一部の試験を除き古文・漢文からの出題はほとんど見られません。
一般知識 人文科学 日本史、世界史、地理、文芸・思想といった科目が概ね高校で学んだ教科書の範囲の知識で出題されます。
自然科学 物理、化学、生物、地学、数学といった科目が概ね高校で学んだ教科書の範囲の知識で出題されます。
社会科学 政治、経済、法律、社会、国際などの科目がこれに含まれます。社会科学の問題は、高校の「公共」や「政治・経済」の範囲を超える内容もあり、時事問題や社会事情に関する問題が出題されることがあります。

2024年度より国家公務員では「情報」が教養科目にて出題されるようになりました。
参考:基礎能力試験問題の出題数見直し

専門科目

行政系公務員の場合
法律系科目 憲法、民法、行政法、刑法、商法、労働法など
経済系科目 経済原論、経済政策、財政学、経済事情、経済史など
行政系科目 政治学、行政学、社会学、社会政策、国際関係
商業系科目 会計学、経営学
その他 社会事情、労働事情、英語、教育学、心理学など
その他の場合
心理福祉系(人間科学) 心理学、臨床心理学、社会心理学、社会福祉学、教育学、社会調査など
理系(技術職) 土木、建築、機械、農学など各専門分野の専門科目

教養科目の対策方法

教養科目の出題数などみて何から優先的に対策すべきかをお教えします。
公務員教養試験の出題科目は?勉強のコツや対策、過去問をご紹介

教養科目の出題数・出題形式

教養科目は択一式で出題される試験がほとんどです。また出題科目・出題数は試験によって異なります。
国家一般職、地方上級の出題数は以下の表を参考にしてください。

2023年度実施の例
国家一般職 地方上級全国型
一般知能分野 文章理解 英文 5 5
現代文 6 3
数的処理 判断推理 8 10
数的推理 5 6
資料解釈 3 1
知能分野
小計
出題数 27 25
解答数 27 25
一般知識分野 自然科学 数学   1
物理 1 1
化学 1 2
生物 1 2
地学   1
人文科学 思想 1  
日本史 1 2
世界史 1 2
地理 1 2
社会科学 法律・政治 2 4
経済 1 2
時事・社会事情 3 6
教養科目 出題数 40 50
合 計 解答数 40 50

科目別勉強方法

数的処理
一般的な問題発見、処理能力を見るためのもので、民間企業の就職試験で課されるSPIよりも解答時間も長く、問題レベルも高くなっています。また数的処理は、数的推理・判断推理・空間把握(図形)・資料解釈の4分野から成り立っています。これらの科目は、何度も過去問を解き、解法に慣れておくことがポイントです。
文章理解
現代文の文章が読みにくいと感じる方は、活字離れをしている可能性があるため新聞の社説やコラム、などを読むことをお勧めします。 また、英文で求められる英語力の水準は、おおむね高校英語の半分程度です。問題演習の際に、できるだけ基礎的な単語をベースに本文中の対応箇所を探し出し、問題文と問題肢を照らし合わせる練習を繰り返しましょう。
人文科学
人文科学は「日本史」「世界史」「地理」「思想」からなり、いずれも高校で学んだ教科書の範囲内で出題がされる暗記科目です。頻出頻度の高い分野は押さえておきましょう。自然科学科目に苦手意識を感じる方は優先的に対策することをお勧めします。
自然科学
自然科学は高校で学んだ教科書の範囲内で出題がされます。「生物」「地学」は暗記科目ですので、頻出頻度の高い分野は押さえておきましょう。「数学」「物理」「化学」はまず基礎的な問題が解けるようにしておきましょう。理系科目が苦手な方は得点に結びつきにくいため、どこまで対策するかは人文科学の科目と調整をすることもよいでしょう。
社会科学
社会科学の問題は高校の「公民」や「政治・経済」の範囲を超えてきます。また、専門科目の内容と重複しているため、専門科目が課される試験を受験す場合は、専門科目の学習対策をしながら、教養科目の学習とあわせ技で対策しておくこともポイントです。 また、時事問題や社会事情については必須解答となっている試験も多いので、きちんと対策しましょう。

優先的に学習すべき科目は?

「数的処理」を優先的に学習することをおすすめします。
これまでに述べたように数的処理は教養試験のなかでも問題数が多い科目になります。また、ほとんどの公務員試験で出題されるかもであるため逃れることが難しい科目です。しかしながら一方で苦手とする受験生も多くいます。その中で合格を勝ち取るためには1問でも多く解答できるようになるために日々の継続した対策が必要です。

専門科目の対策方法

専門科目の出題数などみて何から優先的に対策すべきかをお教えします。

専門科目の出題数・出題形式

専門科目は、大卒程度の国家公務員及び都道府県、政令指定都市など多くの公務員試験で必須になります。市役所でも専門科目が課される自治体もあるので、事前に確認してください。多くが択一式ですが東京都などは記述式で出題されます。

2023年度実施の例
国家一般職 地方上級全国型
法律 憲法 5 4
行政法 5 5
刑法   2
民法 10 4
労働法   2
経済 経済原論 10 9
経済政策  
財政学 5 3
経済事情  
行政 政治学 5 2
行政学 5 2
社会政策   3
社会学 5  
国際関係 5 2
商業 会計学    
経営学 5 2
その他 英語 10  
心理学 5  
教育学 5  
合計 出題数 80 40
解答数 40 40

専門科目はどう選ぶべき?

第一志望で出題される科目を中心に、併願先と重なる科目を選択することをおすすめします。
例えば、上記で挙げた国家一般職、地方上級を併願する場合は「憲法・民法・行政法・経済原論・財政学・政治学・行政学・経営学」は押さえておきたい科目になりますね。更に、大学で学んでいる科目を優先的に学習するやコストパフォーマンスの良い科目を選ぶなども選択の仕方です。

科目別勉強方法

法律系科目
法律系科目は、出題数が多い科目が多くあります。特に「憲法」「行政法」については得点しておきたい科目です。また、教養科目の社会科学と被る部分もあるため関連して対策するとよいでしょう。「民法」は条文数も多く難易度が高いため受験生も苦戦する科目です。頻出分野だけでも押さえておくことをおすすめします。
法律系科目の対策としては、過去問を活用しながら、条文や判例の理解を深めることがポイントです。
経済系科目
経済系科目では、「経済原論」(ミクロ経済学・マクロ経済学」や「財政学」などが出題されます。「経済原論」は出題数も多く重要科目です。本試験では基本的な知識を問う問題や、計算問題も出題されるので解法を理解しておくことが必要です。経済原論に苦手意識を感じている受験生がいますが、基礎的な問題は解答できるよう対策しましょう。「財政学」は、時事データも踏まえて把握しておくことが重要です。経済原論と関連する科目なので、まずは経済原論から対策することをおすすめします。
行政系科目
行政系科目では「政治学」「行政学」などが出題されます。「政治学」「行政学」は、暗記がポイントになるため比較的対策しやすい科目です。「行政学」は時事的な内容も出題されることも多いため、合わせて時事対策もしておくことよいでしょう。

優先的に学習すべき科目は?

法律系科目
法律系科目は、憲法から始めましょう。憲法の基礎知識があることで学習しやすい科目(行政法・行政学・政治学など)もあります。また、本試験で出題数が多く比較的に正答率は高い科目であるため、憲法から始めるとよいでしょう。
民法は、私たちの生活に身近な法律であるため事例問題も多く、十分に理解することが必要です。事例とあわせて、具体的に理解しましょう。
行政法は、憲法と民法を勉強してからでないと理解に時間がかかるため憲法→民法→行政法の順番で学習することをおすすめします。
経済系科目
最初は苦手意識が強く、マスターするまでに時間がかかりますが、最終的には得点源となる場合もあります。そのため苦手と感じても辛抱強く学習してみてください。
学習する順番は「ミクロ経済学→マクロ経済学→財政学」の順がおすすめです。ミクロ経済学で経済学の基礎的な考えを学んだあと、抽象的なマクロ経済学を学ぶことで理解がしやすくなります。
また、財政学は経済学で学ぶ論点を、深く掘り下げる分野があるのでミクロ・マクロ経済学を学習後に始めたほうが効果的でしょう。

公務員試験に合格するには?

これまで述べてきたように公務員試験は出題科目が多く広範囲が出題されます。そのた効率よく習得するためには公務員試験として出題される頻出分野を知り、優先順位をつけて学習することが必要です。
公務員試験に合格する為には100点満点を採る必要はありません。一般的に教養科目・専門科目が出題される試験であれば教養科目6割、専門科目7割と言われています。そこに達する勉強方法が必要です。

公務員試験の勉強法・勉強時間

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まとめ

公務員試験の出題科目については、公務員試験対策を始める前には知っておきたい内容です。ご自身が受験予定の試験では、何の科目が出題されているのか?出題問数は?出題形式は押さえておきましょう。併願先によって優先的に対策するべき科目も見てきます。対策前に計画を立てることで無駄なく進める事ができ合格に近づけることができます。

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