更新日:2026年2月10日

- このページのまとめ
- 群馬県庁では、施策の企画・立案・推進や条例の制定等の政策的なものから、予算・経理、県税の賦課徴収、用地交渉、福祉のケースワークまで広範囲にわたる職務を担い、様々な面から県民生活を支えます。
- 群馬県の一般行政職職員の初任給(大学卒)は224,300円、平均給与月額は399,771円です。
- 群馬県庁の採用試験は、出題範囲が広く計画的な対策が必要です。公務員試験の情報収集とスケジュール管理が成功の鍵となります。また、他の自治体や国家公務員試験と併願することも考慮し、幅広い選択肢を検討しましょう。
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群馬県庁で働くって?
群馬県はこんな自治体
群馬県は、日本列島のほぼ中央にあって、利根川の上流域であり県南東部に関東平野、県西部・北部に山地を有し、この山嶺によって日本海側の会津・信越地方と分けられ、内陸部に位置する数少ない県です。
県名の由来となった群馬郡は、「くるまのこおり」と言い、藤原京木簡では「車」の一字で表記されていましたが、奈良時代の初めに全国の郡や郷の名を二文字の好字で表記することとなり「群馬」と書くようになりました。自動車の所有率が全国1位である群馬県と古からの「車」とのつながりがあります。群馬は「馬が群れる」という意味であり、貴重な馬が群れている豊かな土地でありました。この地方が古くから馬に関係があったことも名前の由来となっています。
群馬県は、首都東京に近接する立地条件や高速交通網の結節点としての高い利便性、 豊富な観光資源など、県内経済の発展につながる高いポテンシャルがあります。
群馬県庁の仕事内容・魅力
群馬県職員は、さまざまな仕事を総合して行う「一般行政職」、道路や河川を担当する「土木職」、建築物の申請や検査などを行う「建築職」、社会福祉に携わる「福祉職」、他には、警察職の事務的な業務を行う「警察行政職」、「機械・電気職」、「環境職」、「農学職」、「農業工学職」、「林学職」などがあります。
行政事務で採用されると、主に県庁各課(県警本部を除く)のほか、行政県税事務所、児童相談所、保健福祉事務所、環境森林事務所、農業事務所、土木事務所に配属されます。職務内容としては、施策の企画・立案・推進や条例・規則の制定などの政策的なものから、予算・経理、県税の賦課徴収、用地交渉、福祉のケースワークまで広範囲にわたります。生活に密着した業務から、比較的規模の大きな課題に挑むことも多いため、長期的なプロジェクトに関わることも多く、結果を出すことを魅力に感じる人も多くなっています。
富岡市にある富岡製糸場と、関連する絹産業遺産群は、2014(平成26)年6月、日本で18件目の世界遺産に登録されました。長い間生産量が限られていた生糸の大量生産を実現し、世界の絹文化に大きく貢献したことから登録された群馬県で働くことも大きな魅力です。
群馬県庁のキャリア
群馬県庁では、異なる職場で業務経験をすることで幅広い視野や能力を身につけるため、様々な分野の職場に異動します。新規採用職員は、新規採用職員への支援として、メンター制度があります。メンター制度を利用し、他所属の先輩と関わる機会を持つことができ、普段の仕事はもちろん、個人的な趣味の話や悩みなども話すことができるようになるのも目的の一つとされています。不安や悩みの相談ができる相手が増えたことで、より一層充実して仕事に向き合えるように新規職員をサポートする環境が整っています。
また、自己啓発を進める若手職員を支援する環境として、月1回程度開催される県職員の若手を中心とした自主勉強会が開催されています。この勉強会は主に平日の業務終了後に開催され、庁内外から講師を呼んで、その人の業務経験について話を聞いたり、プレゼン大会を実施したりしています。ここでは、職場以外の同世代の職員や先輩職員と交流することができます。
これらの階層別研修をはじめ、派遣研修、OJT(職場学習)など様々な研修が用意されています。個人のスキルアップのみならず、部局が一緒になって向上していき、「群馬県民のため」に何ができるのかを考え職務に従事できる環境が群馬県庁には用意されています。
群馬県庁の給与
| 平均年齢 | 42.8歳 |
|---|---|
| 初任給(大学卒)※令和7年(2025年)4月1日現在 | 224,300円 |
| 平均給料月額 | 327,700円 |
| 平均給与月額 | 399,771円 |
| 【参考:国】 平均給料月額 | 323,823円 |
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群馬県庁の採用試験について
群馬県庁採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限
試験区分について
大学卒業程度を想定したⅠ類試験では行政事務Aの他に、森林、農業、畜産、水産、機械、電気、建築、総合土木Aの区分があります。また、Ⅰ類試験にはSPI方式での受験制度もあり、行政事務B、総合土木Bの区分があります。
その他に免許資格職試験、Ⅱ類・Ⅲ類試験、経験者試験の採用試験があります。
受験資格・年齢制限について
Ⅰ類試験、行政事務Aの受験資格は以下の通りです。
- <2025年度の場合>
- 日本国籍を有する人
- 平成8年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた人
- 平成16年4月2日以降に生まれた人で、大学を卒業した人、または令和8年3月31日までに卒業見込みの人、人事委員会がこれと同等の資格があると認める人
群馬県庁採用試験の倍率・難易度・合格者数推移
| 試験職種 | 採用予定者数 | 申込者数 | 1次試験 受験者数 |
1次試験 合格者数 |
2次試験 合格者数 |
最終 合格者数 |
最終 合格倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 行政事務B | 25 | 246 | 227 | 91 | - | 40 | 5.7 |
| 行政事務A | 65 | 325 | 268 | 168 | 97 | 85 | 3.2 |
群馬県庁採用試験の試験内容
| 試験科目 | 試験時間 | 試験内容 | 配点 | |
|---|---|---|---|---|
| 第1次 試験 |
教養試験 | 120分 | 選択解答制による多肢択一式 【知能分野】20問必須解答 文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈 【知識分野】30問中20問選択解答 社会科学、人文科学、自然科学のうち20問 |
200点 |
| 専門試験 | 120分 | 選択解答制による多肢択一式 【50問中40問選択解答】 政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、経済原論、経済政策、財政学、経済史、社会政策、国際関係、経営学 |
200点 | |
| 第2次 試験 |
論文試験 | 90分 | 1,200字の記述式による筆記試験 (※論文試験の採点は、第3次試験で行います) |
100点 |
| 人物試験 | ― | 個別面接 適性検査 |
200点 | |
| 第3次 試験 |
人物試験 | ― | 個別面接(自己PR 1分間を含む) | 300点 |
群馬県庁の採用試験の日程について
| 第1次筆記試験 | 6月15日(日) |
|---|---|
| 第1次試験合格発表日 | 6月25日(水) |
| 第2次試験(適性検査・論文試験) | 7月4日(金) |
| 第2次試験(個別面接) | 7月7日(月)〜7月11日(金)のいずれかの日 |
| 第2次試験合格発表日 | 7月24日(木) |
| 第3次試験 | 8月1日(金)〜8月7日(木)のいずれかの日 |
| 最終合格発表日 | 8月20日(水) |
群馬県庁採用試験の試験対策
試験勉強のコツは?
群馬県庁の採用試験は、他の公務員試験と併願がしやすい自治体です。
第1次試験の筆記試験では、教養科目として、社会科学、人文科学、自然科学、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈が出題されます。苦手意識が強くなりがちな数的推理を中心に早い時期から対策を立てる必要があります。また、文章理解(現代文・英文)は平均得点率が高くなるため、安定して得点を得られるようになった時期から、いかに短時間で正解を得られるかを追求する学習に移行する事をおすすめします。専門科目として出題されるのは、政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、経済原論、経済政策、財政学、経済史、社会政策、国際関係、経営学です。法律及び経済分野は、理解するのに時間がかかります。問題演習を通して理解を定着させる勉強法が大切となってきます。
第1次試験合格者を対象に実施される第2次試験ですが、面接試験は、事前に自分の考えやエピソードをまとめ、面接試験の実践練習をできる環境を準備しておくことが大切です。自分自身がどのように見られているのか、第三者から客観的な評価をしてもらえる環境も必要となりますので、しっかりと対策を立てておきましょう。
試験勉強時間の目安
公務員試験合格に必要とされる試験勉強時間は、今までの学習量に大きく左右されますが、一般的には1,000〜1,200時間必要だとされています。
大学3年生の春ごろから勉強をスタートさせる方が多いです。大学生活において、ゼミや部活動、社会活動、アルバイトなど学生ならではの様々な経験を積むことは、面接試験対策やエントリーシート作成時のエピソードに不可欠となります。そのため、大学3年生の秋ごろまでは、学習ペースは週20〜30時間ほどの受験生が一般的です。概ね、年明けから、面接試験対策も加わり、学習時間が週40時間を超える事も通常です。
ただ、これらの学習スケジュールはあくまでも一般的なものです。公務員試験勉強を開始するまでの今までの学習状況や置かれている学習環境などを踏まえ、勉強スケジュールを個別に調整する必要があります。また、近年、大学3年生の間に留学する学生も増え、十分な学習時間を確保できない事もありえます。そのため、個別に合った勉強カリキュラム及びスケジュールを作成し、必要であれば、大学2年生から勉強を前倒しする必要があります。なにか不明点があれば、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
併願について
群馬県庁の採用試験は地方上級(都道府県・政令指定都市の大卒程度試験)に分類されるため、国家公務員総合職試験、国家公務員一般職試験、及び、国家専門職試験、裁判所職員採用試験などとも併願が可能になります。
地方公務員のB日程、C日程、D日程)とは日程が重複しないため、受験が可能です。地方公務員の中には、A〜D日程以外に独自に日程を設ける自治体もありますので、スケジュールをしっかり調整して、数多くの併願先を検討することが公務員試験合格において大切です。また、民間企業と併願を考えている受験生は、準(みなし)公務員として、国立大学法人など、仕事内容や採用試験において、公務員と概ね同じ内容ですので、併願先として検討するのも良いでしょう。
民間企業と併願して公務員試験合格を目指される方を含め、採用試験は多岐にわたっているため、学習面はもちろん、それ以外にも情報戦となりますので、是非一度、お気軽にご相談にお越しください。
よくある質問 ※2025年度の群馬県Ⅰ類行政事務A
- Q.群馬県の試験科目は?
- A.第1次試験は教養試験、専門試験が課されます。第2次試験は適性検査、論文試験、口述試験(個別面接)が課されます。第3次試験は自己PRタイム(1分)を含む個別面接です。
- Q.群馬県の試験日程は?
- A.第1次試験日は6月中旬、第2次試験日は適性検査と論文試験が7月上旬、個別面接が7月上旬から中旬の指定する1日、第3次試験日は8月上旬の指定する1日です。最終合格発表日は8月下旬です。
- Q.群馬県の受験資格(年齢)は?
- A.日本国籍を有する人で、平成8年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた人、平成16年4月2日以降に生まれた人で大学を卒業した人、または令和8年3月31日までに卒業見込みの人、またはそれと同等の資格があると群馬県が認める人が受験できます。
まとめ
公務員試験は情報戦です。採用スケジュールは年度によって変化しますし、受験案内も丁寧に告示してくれません。受験案内の情報収集が公務員試験の第0次試験と言っても過言ではありません。また、群馬県庁職員を第一志望であっても、他の自治体や国家公務員などを併願するのが就職活動においては大切です。採用試験は既に働いている自治体の職員などが一緒に働きたいと思う人を採用します。したがって、筆記試験勉強のみに注力するのではなく、受験生の人柄を存分に発揮できるよう面接試験対策も早い段階から対策を立てていく必要があります。目指す自治体などや、受験生の置かれた環境がそれぞれに異なる事から、合格に効率的な戦略や日々の学習管理など相談してもらえる環境を確保することが大切になります。また、一緒に切磋琢磨できる仲間の存在が学習のモチベーション維持に大きく左右します。
- 監修者:LEC実力派の講師陣
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