盛岡市役所で働くには？採用試験の難易度や倍率、試験日程について

このページのまとめ

盛岡市は、「ひと・まち・未来が輝き 世界につながるまち盛岡」という将来像の実現を目指し、人口減少に対応するため移住・定住・関係人口の増加や、DX推進、集落支援、盛岡ブランド開発などの取り組みを行っています。

盛岡市の行政職職員は、初任給183,800円、平均給料月額303,299円、平均給与月額375,130円、平均年収6,941,000円、職員の平均年齢は40.8歳です。職員の福利厚生制度も充実しており、ワーク・ライフバランスの実現や働きやすい職場づくりを推進しています。

盛岡市役所一般事務職（大卒程度）の採用試験では、教養試験、論文試験、面接試験が実施されます。入念な対策と公務員試験の情報収集、スケジュール管理が成功の鍵となります。また、他の自治体や国家公務員試験と併願することも考慮し、幅広い選択肢を検討しましょう。

目次

盛岡市役所で働くって？

盛岡市はこんな自治体

盛岡市役所の仕事内容・魅力

盛岡市役所のキャリア

盛岡市役所の給料・年収

盛岡市役所の採用試験について

盛岡市採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限

採用区分について

受験資格・年齢制限について

盛岡市役所採用試験の倍率・難易度・合格者数推移

盛岡市役所採用試験の試験内容

盛岡市役所の採用試験の日程について

盛岡市役所採用試験の試験対策

試験勉強のコツは？

試験勉強時間の目安

併願について

まとめ

盛岡市役所で働くって？

盛岡市はこんな自治体

盛岡市は、岩手県の中部に位置し、北上盆地の中央に位置する豊かな自然に囲まれたまちです。2008年には中核市へ移行し、岩手県内最大の都市として栄えてきました。盛岡市には多様な人々が暮らしており、市民は地域社会を築き、経済、文化、教育などの面で市を豊かにしています。その他、姉妹都市にカナダ・ビクトリア市を持ち、石割桜や石川啄木記念館など数多くの歴史的資源をはじめ、さんさ祭りをはじめとした伝統的な祭りや、地場産業など個性あふれる多彩な地域資源が今も息づいています。

盛岡市役所の仕事内容・魅力

盛岡市は「ひと・まち・未来が輝き 世界につながるまち盛岡」という将来像の実現を目指しています。中でも、昨今の人口減少社会においても将来に渡り元気なまちを存続させるため、移住・定住・関係人口を増やすための各種取組を積極的に行っています。また、市のデジタルトランスフォーメーション（DX）や、集落支援、盛岡ブランド開発、まちづくりや地域おこしなど、市民を主体とした地域活性化と魅力の発信に努めています。

盛岡市役所のキャリア

盛岡市人材育成基本方針では目指す職員像として、「挑戦する職員」、「協働する職員」そして「信頼される職員」の3つを掲げ、これらを目標として人材育成を進めています。
人材育成における具体的な取り組みとして、①能力開発、②職場環境づくり、③人材活用を行っています。
職員一人ひとりの能力や資質に合わせて自己啓発の支援や職場研修の推進、また職場外研修の充実を図ることでより効果的な能力の開発を進めています。また、職場における人材育成として、職場研修（OJT）の推進や面談を通じた業務遂行支援を実施し、同時にワークライフバランスの推進や両立支援、メンタルヘルス対策やハラスメント対策などをもとに、より働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。あわせて、職員それぞれが能力を最大限発揮できるよう適材適所の人事配置を進め、人事評価結果の活用ができるよう適正な評価と人材育成への活用を推進しています。

盛岡市役所の給料・年収

盛岡市役所の採用試験について

盛岡市役所採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限

試験区分について

盛岡市役所の6月実施試験における職種区分は、大卒程度において、一般事務職、一般事務職（福祉職）、土木技術職、建築技術職、電機技術職、化学技術職があります。

受験資格・年齢制限について

一般事務職（大学卒程度）の場合、以下の方が受験できます。

• 22歳から29歳の人
• 21歳以下で大学を卒業したか実施年度の3月末までに卒業見込みの人

盛岡市採用試験情報

盛岡市役所採用試験の倍率・難易度・合格者推移

盛岡市役所採用試験の試験内容

盛岡市採用試験情報

盛岡市役所の採用試験の日程について

盛岡市採用試験情報

盛岡市役所採用試験の試験対策

試験勉強のコツは？

盛岡市役所の採用試験の第一次試験は、一般事務職（大卒程度）では、教養試験（120分 択一式 ）及び論文試験（90分 ）です。教養試験は苦手意識が強い数的推理を中心に早い時期から対策を立てる必要があります。また、文章理解（現代文・英文）は平均得点率が高くなるため、安定して得点を得られるようになった時期から、いかに短時間で正解を得られる学習に移行する事をおすすめします。また、論文試験では、与えられた課題を正しく把握し、また正しい日本語で論旨が一貫した読みやすい文章を作成する能力が必要です。基本的な論文作成の「型」を身に付け、またただ書くだけでなく、第三者に添削してもらうことで作成した答案の改善点を確認し、答案作成・添削を繰り返すことで精度をあげていくとよいでしょう。
面接試験では、きちんと事前に自分の考えやエピソードをまとめ、面接試験の実践練習をできる環境を準備しておくことが大切です。自分自身が、どのように見られているのか、第三者に客観的な評価をしてもらえる環境も必要となりますので、しっかりと対策を立てておきましょう。

試験勉強時間の目安

公務員試験合格に必要とされる試験勉強時間は、今までの学習量に大きく左右されますが、一般的には1,000〜1,200時間必要だとされています。大学3年生の春ごろから勉強をスタートさせる方が多いです。大学生活において、ゼミや部活動、社会活動、アルバイトなど学生ならではの様々な経験を積むことは、面接試験対策やエントリーシート作成時のエピソードに不可欠となります。そのため、大学3年生の秋ごろまでは、学習ペースは週20〜30時間ほどの受験生が一般的です。概ね、年明けから、面接試験対策も加わり、学習時間が週40時間を超える事も通常です。ただ、これらの学習スケジュールはあくまでも一般的なものです。公務員試験勉強を開始するまでの今までの学習状況や置かれている学習環境などを踏まえ、勉強スケジュールを個別に調整する必要があります。また、近年、大学3年生の間に留学する学生も増え、十分な学習時間を確保できない事もありえます。そのため、個別に合った勉強カリキュラム及びスケジュールを作成し、必要であれば、大学2年生から勉強を前倒しする必要があります。なにか不明点があれば、一人で悩まずに気軽に相談してきてください。

併願について

盛岡市役所の採用試験は、他の公務員試験と併願がしやすい試験となっています。国家公務員総合職試験、国家公務員一般職試験、及び、国家専門職試験の国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、裁判所事務官などとも併願が可能になります。岩手県と同じ地方上級試験A日程（6月第3週）の実施となっています。岩手県内の自治体を併願検討している方は十分注意しましょう。その他B日程（7月第2週）、C日程（9月第3週）、D日程（10月第3週）とは日程が重複しないため、受験が可能です。地方公務員の中には、A〜D日程以外に独自に日程を設ける自治体もありますので、スケジュールをしっかり調整して、数多くの併願先を検討することが公務員試験合格において大切です。また、民間企業と併願を考えている受験生は、準（みなし）公務員として、国立大学法人（7月第1週）など仕事内容や採用試験において、公務員と概ね同じ内容ですので、併願先として検討するのも良いでしょう。公務員試験合格は、学習面はもちろん、それ以外にも情報戦となりますので、是非一度、気軽に相談しに来てください。

まとめ

公務員試験は情報戦です。採用スケジュールは年度によって変化しますし、受験案内も丁寧に告示してくれません。受験案内の情報収集が公務員試験の第0次試験と言っても過言ではありません。また、姫路市役所を第一志望であっても、他の自治体や国家公務員などを併願するのが就職活動においては大切です。採用試験は既に働いている自治体の職員などが一緒に働きたいと思う人を採用します。したがって、筆記試験勉強のみに注力するのではなく、受験生の人柄を存分に発揮できるよう面接試験対策も早い段階から対策を立てていく必要があります。目指す自治体などや、受験生の置かれた環境がそれぞれに異なる事から、合格に効率的な戦略や日々の学習管理など相談してもらえる環境を確保することが大切になります。また、一緒に切磋琢磨できる仲間の存在が学習のモチベーション維持に大きく左右します。特に、仕事をしながら公務員試験にチャレンジされている方はモチベーション維持できる環境や方法を入手することも合否に大きく左右されます。