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2019年に実施された講演会

LECでは、合格後のビジョンを考える場として、著名な実務家の先生をお招きして、定期的に講演会を開催しております。

※講演者の方の肩書は講演会時点のものとなります。

資格取得が転機に!私の人生を変えた弁理士という資格
−英語力、交渉力、トレンド察知力を生かして−

日時 2019年3月23日(土)12:00〜13:30
開催場所 水道橋本校
講師  小林 奈央 講師

TMI総合法律事務所
弁理士 小林 奈央先生

東京外国語大学外国語学部東南アジア課程インドネシア語専攻卒業。
卒業後は新聞記者、通訳コーディネーターなど、様々な職業を経験。
出産後、特許事務所に外国事務として就職した際に、知的財産の面白さに魅了され、生涯の仕事にするべく弁理士を志す。

1年間の受験期間を経て2015年に弁理士資格を取得。翌年に現在のTMI総合法律事務所に入所。
現在は同事務所で、主に商標分野を担当するアソシエイトとして活躍中。

講演内容

大学で外国語を専攻していた私にとって、弁理士という職業は、当時、頭の片隅にもありませんでした。ですが、出産や育児を経験する中で採用された特許事務所での外国事務がきっかけで、私はこの職業を生涯の仕事にしようと心に決め、資格取得を目指しました。
理系や法律系出身者のための職業だと思っていた弁理士は、意外にも英語のできる文系弁理士の需要が多い世界でした。

世の中に次々と生まれる新しい製品やサービスに敏感であることが求められ、また実際にクライアントの商品を買ってみたり、サービスを受けてみたりと、様々な分野にアンテナを張って生活することが仕事にもつながり、充実した毎日を送っています。
子育て中というハンデは女性にとって様々なことを諦める原因になりがちですが、今回の私の話を通して、そのハンデを乗り越えた先の世界を感じ取っていただけたら嬉しく思います。

本物の「ヒーロー」を守りたい!私が弁理士を選んだ理由
−毎日の小さな発見を面白さに変える−

日時 2019年3月10日(日)13:30〜15:00
開催場所 渋谷駅前本校
講師 齊藤 良平 講師

西村あさひ法律事務所
弁理士(特定侵害訴訟代理業務付記)齊藤 良平 先生

中央大学法学部法律学科卒業。
学生時代は海外に興味があり、海外旅行だけでなく、JICAベトナムにおけるインターンシップや香港大学との環境法に関する合同セミナー等、積極的に海外にて活動。
大学在学中に弁理士資格を取得。

大学卒業後は、特許業務法人 志賀国際特許事務所に入所。
現在は弁理士会意匠委員会副委員長を務める等、西村あさひ法律事務所にて活躍中。

講演内容

弁理士はその固い名前のイメージとは違い、実はとてもクリエイティブな職業です。知的好奇心を刺激してくれる発明やデザインなどの知的創造物にいち早く触れることができ、また、それをどのように権利化していくかといった戦略を組み立てる、非常に面白い職業です。最近では知財関係のニュースも多く報道され、以前より身近な存在になってきています。
私は、そんな弁理士という職業に魅了され、大学法学部在学中に「弁護士」から「弁理士」への道に進みました。
そこに行き着くまでには、国内外での様々な出会いがありました。今回は私が弁理士を目指すきっかけとなった出会いや体験、このキャリアを選択するに至った心情、そして現在手がけているプロジェクトや、皆さんが気になるであろう収入に関してもお話してみたいと思います。

著作権の仕事がメイン!?−音楽業界で活躍する弁理士の仕事−

日時 2019年3月2日(土)18:00〜19:30
開催場所 新宿エルタワー本校
講師 城田 晴栄 講師

株式会社ループホール 代表取締役
弁理士 城田 晴栄先生

高知県出身 学習院大学経済学部経済学科卒業
大学卒業後、アーティスト「THE BOOM」(2014年解散)の所属事務所ファイブ・ディー株式会社に入社。
法務・権利管理担当として、作詞家、作曲家、アーティストの権利実務に携わる音楽出版社・プロダクション・レーベルの法務・契約実務に従事し、並行して、自社以外の音楽出版権の管理代行業務にも従事する。
著作権管理事業者である(株)ジャパン・ライツ・クリアランス立ち上げに際し、設立のための法務ワーキンググループに参加。制作現場においては、2004年、2005年と中国におけるコンサートをディレクターとして実施。

2008年株式会社ループホール設立代表取締役就任
現在、約40社の音楽出版管理代行及び約20社のエンタメ知財に関するコンサルティング顧問をおこなっている。
また、尚美ミュージックカレッジ専門学校の講師として知的財産に関する講義を行う傍ら、数少ない音楽著作権を得意とする弁理士として、企業・教育機関向けの知的財産に関するセミナーを随時おこなっている。

講演内容

弁理士というと、皆さんはどんな仕事を想像しますか?
特許明細を書いたり、意匠の図面を描いたり、商標出願したり・・・とまあ、ご存知の通り、弁理士ならではの仕事はたくさんあります。
でもね、それだけではないんですよ!
弁理士は知的財産権の守護神(ガーディアン)です。不正競争防止法や著作権だって、弁理士の仕事の範疇なのです。
では、それをメイン業務としている弁理士って本当にいるんでしょうか?
実はいるのです。
この講演では、まさに著作権が活きている音楽業界在住の講師が、ちょっとユニークな弁理士の仕事についてお話しいたします。

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