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2025年度合格
S・Aさんの合格体験記

合格者

過去問テキストの秀逸さ

S・Aさん

年齢 27歳
受験回数 2回
職業 会社員
出身校 九州大学大学院 理学府物理学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり:電気

弁理士を目指した理由・きっかけ

新卒でメーカーの知財部に入社したことがきっかけです。私の会社は先輩方含めほとんどの方が弁理士資格を持っており、弁理士資格の取得がスタートラインのような位置づけでした。弁理士資格を取得し諸先輩方と同じ土俵に上がりたかったこと、そして資格取得をすることで業務に対する自信にしたいと考えていました。

LECを選んだ理由

会社の先輩方の多くがLECを受講していたことが主な理由です。他社との価格比較や、合格実績から最終的にLECを選びました。
また、通信で受講する予定だったので、通信講義が受けやすそうかという点も考慮していました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースを受講しました。短答アドヴァンステキストを主に使用していましたが、条文が全て抜き出してあり必要な趣旨や用語の意義などもコンパクトに体系立ててまとまっていて、学習のしやすいテキストでした。条文もカッコ部分の読解は一人で行うには時間もかかりすぎるところがありますが、読みやすいようにスラッシュを入れるなどし可読性を上げた上で何度も読み込むことで、書き込みがない法文集も自然に読むことができました。
また、各条文ごとにA、B、Cが付されており、軽重をつけて重要な条文を優先して復習しやすくなっていて、講義についても重要度に基づいて解説がなされていたため、覚える内容を最低限に留めることで短期間での必要知識の定着ができました。

担当の宮口講師は、重要ポイントを語呂合わせでインプットする点がよいと感じました。短答式試験のレベルでは使わないゴロであっても、論文、口述では使うものが多く、宮口先生のゴロは特に頭に残りやすいので、短答直前に一時的に忘れたとしても、論文や口述の勉強時に復習するとゴロ含めてスムーズに覚え直すことができました。
また、短答講義の中で学習した内容に関連する過去の試験問題の年度の情報があり、該当箇所を参照することで短答講義をやりつつも論文の過去問を少しずつ進めることができたため、短答後の論文の過去問にもスムーズに進むことができたと感じています。

LECで受講した答練・模試について

論文公開模試/論文直前答練

本試験よりも求められる論点が明らかに多く、時間的にもタイトだったので、本番の試験を焦らずに解くことができました。また、解答内容が多くなってしまいがちな中で限られた解答スペースに収める練習を詰んだことで、令和7年度意匠のように解答スペースが足りなくなりがちな問題に対しても適切に対処できたと感じています。

LECで受講したスポット講座について

宮口聡の理想と現実答案
宮口聡の短答REVOLUTION

理想と現実は、模試や答練等の長い解答を見て、こんな解答を本番でかけるわけがないと自信を喪失していたところ、宮口先生の、短く書いても高得点がとれる、という言葉を聞き、受講をしました。簡潔な現実答案をベースに演習を進めていくうちに問題の型を身につけることができました。
短答レボリューションも、出題範囲が広い短答試験を網羅的に演習するために必須だったと感じています。特に模試などで間違えた問題の条文に絞って演習をすることで効率的な復習ができたと感じています。

LECの教材や学習システムについて

通信Webで受講ができるのがよいと思いました。通信Webだとわからないところを何度も聞き直したり、逆にわかりやすいところは倍速で再生を進めたりと、自身の理解度や得意不得意に合わせて柔軟に進めることができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

宮口先生の短答レボリューションのテキストを繰り返し実施したことがよかったと思います。インプットをどれほどやったとしても問題を解くことができなければなんの意味もないと思いますが、その点、短答レボリューションのテキストは条文ごとに問題がまとまっているので、各条文の問題としての聞かれ方、そしてその効率的な解答の導き方を演習することができました。
また、論文式試験まで含めると重要度が低い著作権法や不正競争防止法については短答レボリューションを用いてアウトプット→わからない部分のインプットをするという方法で、最低限の知識を最短でつけることができたと感じています。また、模試等初見の問題で間違った条文に絞ってテキストで演習することで、効率的な復習もできたと感じています。

論文式試験対策でやって良かったこと

宮口先生の理想と現実の講座は、やってよかったと感じています。LECや他社の模試、答練の模範解答は論点を網羅しすぎるあまり、本番では到底書くことができない量の記載がなされていることが多く、そのような模範解答を鵜呑みにしてしまい記載できない自分に落ち込むことが多かったのですが、本講座の現実答案では、本番でも記載できる程度の現実的な記載量でも論点をきっちり押さえることで合格点がとれるということがわかったのが私の合格に最も寄与したと思います。短答合格した時点で論文に必要な知識のインプットはほぼできていると考え、論文直前期は、ほぼ理想と現実の過去問の演習だけに取り組んできました。現実答案を繰り返し演習し、記載できるようにすることが、論文合格のための必要条件であり、それを効率的に達成できた点がよかったと思います。

口述試験対策でやって良かったこと

口述対策では、口述アドヴァンステキストで過去問演習をして問題形式に慣れつつLECや各会派の口述練習会に可能な限り参加し、緊張感の中で口頭で説明する練習をしました。口述アドヴァンステキストの問題を読み上げて録音し、本番と同じように問題文を耳で聞いて答えを思い浮かべる練習をやったこともよかったと思います。

学習時間を捻出するために工夫したこと

仕事をセーブしました。私の会社はフレックス制度を導入していましたので、試験直前期は仕事を早めに切り上げていました。また通勤をなるべく控え、在宅にしたり、通勤時も電車の中で学習をすることで学習時間をねん出していました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通信を受講していたことで、通学時間を抑えることができ、またモチベーションが低くなってしまうような時期でも通信ならとりあえず自宅から受けよう、という気持ちになれたので、通信を選択してよかったと思いました。

今、合格して思うこと

正直いうと、未だ合格した実感がありません。もともと完璧主義のような性格で問題を完璧に解けていないのに合格しているということに違和感があります。しかしこのような試験の性質を受け入れ、論文合格点である54%を取りに行く、という割り切りができれば、必要以上に細かいところに入り込まずできたのかなと思います。
これから受験される皆様もこのような試験の性質を意識して勉強に取り組まれるのがよいと思います。

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