
LECは講師が親身になってくれます
森本 隆司さん
| 年齢 | 47歳 |
|---|---|
| 受験回数 | 2回 |
| 職業 | 会社員 |
| 出身校 | 岡山大学大学院 自然科学研究科 |
| 受講講座 | 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 Lゼミ |
| 選択科目 | 免除あり |
弁理士を目指した理由・きっかけ
弁理士試験は非常に難しいと聞いていたため、知財部に所属していましたが、当初はあきらめていました。しかし、他社の知財部の方と話す機会があり、その方が弁理士を目指して勉強していると伺い、感化されて弁理士試験の学習を始めました。
LECを選んだ理由
通信講座の中には価格が非常に安いものもあり、正直、迷いましたが、講義料よりも短期間で合格したいという思いと、受験仲間と切磋琢磨できる環境が自分には必要だと考え、通学可能な講座を希望しました。自宅からでは通学で講義を受けられるのがLECだけだったため、LECを選びました。
LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について
1年合格ベーシックコースには弁理士試験に必要なカリキュラムが網羅されていると思います。ほかにオプション講座はありましたが、先生の教え方が上手かったのもあり、自分の場合は講義についていけていたので特段追加は不要でした。
また私はPCで学ぶより通学で学ぶ方が合っていたため、通学中心の本コースが適していました。導入は全体構造の説明から始まり、短答基礎力完成講座で難易度が上がり、論文基礎力完成講座で条文理解を深められる点が良かったです。
さらに、短答アドヴァンステキストにまで進むと短答合格レベルまで実力が上がった点が、非常に良かったです。さらに、短答アドヴァンステキストが非常に良本で、復習に適しており、短答アドヴァンステキストが短答試験一発合格に役立ったと実感してます。
渡辺先生の講義は非常に面白く、記憶にも残りやすかったところがとても良かったです。実際、短答試験本番中に講義で先生がおっしゃっていた事業風景が思い起こされ、短答の問題を解くことができました。
また、自分にとっては話すスピードがちょうど聞き取りやすく、短時間で効率よく講義を受けることができたと思っています。
渡辺先生の講義で一番良かったと思ったことは、丸暗記ではなく、理解して覚えることを中心とした講義であったことです。本試験では、問題は毎年聞き方が変わりますが、理解して覚えているので、応用して回答ができる力が付きました。
さらに講義では座学だけでなく、生徒同士で口述試験の練習も行いますので、生徒同士が仲良くなれる機会があります。このおかげで、早期に生徒同士のネットワークを作ることができるので、わからないことをお互いに質問し合うことができることは、講義の理解を深めるのに大変役立ちました。
LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について
江口裕之講師のLゼミを受講しました。過去問をベースにしつつLECオリジナルの変化球問題も出題され、毎週実力を試せる点が良かったです。毎回問題を解き、翌週に講師が添削して講評を行うサイクルは「千本ノック」のようで、実戦力が鍛えられました。
また、毎回、順位表が渡されますので、自分の実力レベルがどれぐらいにいるかわかるため、勉強へのモチベーションアップになります。
また、自分の回答のどこに点がついて、どこを落としたのかが明確にわかるように、答案例とともに自分が記載した論文回答のどこに点がついているかが細かく記載された点数表をもらえます。論文本試験では、江口先生に教わったことを書くだけですので、非常に論文試験を突破するには有効な手段だったと感じております。
江口先生は合格に直結する記載要領を明確に示してくださり、答案に何を書くべきかが分かりやすく整理されました。問題文を読んでから即座に答案を書き出せる「即出力」状態に導く指導が特に有効で、出題傾向に沿った解答の型や条文の使い方を繰り返し教えていただけます。質問への応答も迅速かつ的確で、添削では具体的な改善点を示していただけるため弱点の早期修正が可能でした。模試や答練での採点基準を踏まえた実践的なアドバイスや個別フィードバックにより、短期間で答案の質と自信が向上しました。
LECで受講した答練・模試について
論文公開模試/論文実戦答練/論文直前答練/論文上級答練/論文プレ模試(論文完成答練)/論文集中答練/論文合格答練/短答公開模試/短答プレ模試/短答実戦答練
短答模試は本番と同様の問題構成で実施され、理解不足の箇所をあぶり出すのに有効でした。やや本番より難しめの出題もあり、直前に解けない問題を見つけられた点が良かったです。論文プレ模試・論文模試はLECオリジナル問題が出題され、過去問やLゼミだけではカバーしきれない出題パターンを補えました。実際に本試験で実用新案が出題された際、LECの模試で出題されており、その経験が役立ちました。
LECの教材や学習システムについて
通学で受講しました。弁理士を目指す仲間の頑張る姿を見ることでモチベーションが維持でき、通学の価値を感じました。メールでは伝えにくい質問も、ホワイトボードを使って直接聞けるため、疑問をすぐに解消しやすかったです。自宅で勉強しているときに沸いた疑問もメールで質問でき、私の場合は概ね1日以内(早ければ即答)に回答をいただけたため、質問制度も非常に有用でした。
短答式試験対策でやって良かったこと
学習を始めて数か月は、講義で使用したテキストの復讐を中心に、条文の理解をするために条文の読み込みと、LECが出版している過去問をしました。条文が理解しにくいもの(例えば特29条の2)は何度も繰り返し読みました。また、国際系(特184条の4-20など)は、論文を解くことで理解を深めることができました。
9月以降の短答試験対策は、短答アドヴァンステキストが始まりましたので、これを何度も繰り返し読んで、深く理解をすることが非常に良かったので、おすすめいたします。
なお、学習をはじめた頃は、条文も理解できないのが多くありますし、過去問も全然進まず、焦りますが、短答アドヴァンステキストが始まると、条文の理解が一気に進み、過去問を解くスピードも上がりました。
論文式試験対策でやって良かったこと
論文対策では過去問とLゼミで使用した問題の反復が最も効果的でした。答案のフォーマットを徹底し、時間を計って本番形式で書く訓練を重ねました。添削で講師から具体的な改善点を受け取り、同じ問題を再度書き直すことで表現や論理の精度を高めました。Lゼミや模試で順位や得点内訳を確認し、弱点をリスト化して重点的に潰すことで得点力が安定したと思います。
またLゼミや模試では、講師自らが採点してくれるので、そこでのコメントは、自分の弱点や勘違いして理解していることを指摘していただけるので、点数が伸び悩むということはありませんでした。論文試験では、過去問と同じ問題は出ませんが、同じような論点はでますので、それを確実に点数とするために、過去問は重要だったと思います。
論文本試験では、過去問にない問題も多数出ましたが、とれるところをとったことが合格した要因だと思います。
口述試験対策でやって良かったこと
定番ですが、LECの過去問集(口述アドヴァンステキスト)をやっていました。また、勉強仲間とLINEでつないで、問題を出し合い、口述問題に慣れるようにしました。口述試験の合格率は非常に高いですが、過去問を見ると驚くかもしれませんが、全問正解することが難しいにも関わらず、全問正解が求められます。論文試験が終わって、ひと段落したら、合格発表前に勉強を始めることをお勧めします。
学習時間を捻出するために工夫したこと
仕事時間は削れなかったので、自分の趣味の時間を削りました。週末は釣りや登山をしていたので、それをやめたことで、土日の時間がとることができました。
また、晩酌をすると、夜の勉強に影響するので、大好きだったお酒も、禁酒をすることで平日の夜の時間を確保しました。これらの趣味や好きなことをやめることで、早く合格したいというモチベーションにもつながったような気もします。
なお、朝の早朝に勉強する人も多かったように思いますが、自分は寝る前に勉強するほうがはかどるので、朝はまったくやってません。
通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点
通学は、受験仲間と切磋琢磨できることや、周りの仲間が頑張っている姿を見て、勉強へのモチベーションを上げられる点が良かったです。自分の場合は、初年度の夏ごろ(勉強を始めて2か月後ぐらい)にモチベーションが下がってしまいましたが、仲間がどんな勉強をやっているか聞くことでモチベーションを復活させることができました。これも通学を選択していたから、できたことだと思います。
通学のマイナス点は、通学時間がかかることです。特に自分の場合は、往復3時間ほどかかったので、勉強時間がその分減っていると思います。また、電車の遅延とかも発生しますので、電車の中や駅で勉強する方法を考えておいた方がいいと思いました。
今、合格して思うこと
合格発表後は、しばらく祝賀会をはしごすることになります。様々な弁理士試験合格者と出会えるので、とても有意義な日々を送れます。
これから弁理士を目指す方は、途中であきらめたくなる場合もあるかもしれません。受験期間中に勉強ができない理由を色々思いつきます(仕事が忙しくなったり、家庭の事情、転職、転勤など)。なんとか時間を見つけて、隙間時間を有効活用し、ゴールまで頑張ってください。応援してます。



