隙のないテキストと講座で弁理士試験合格に向けて対策十分
M・Iさん
年齢 | 40歳 |
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受験回数 | 2回 |
職業 | 会社員 |
出身校 | 東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻 |
受講講座 | 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 Lゼミスペシャル |
選択科目 | 免除あり:大学院卒 |
弁理士を目指した理由・きっかけ
社会人になってからずっとエンジニアとして働いてきましたが、知的財産系の窓口業務も兼務するようになったことをきっかけに、知的財産を自分でも扱えるようになって、仕事の専門の範囲を広げていきたいと考えるようになったからです。
LECを選んだ理由
弁理士試験の受験を検討していたときに宮口先生の本を読み、LECを考え始めました。その後LECについて調べてみると圧倒的な実績があったのでLECに決めました。
LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について
知的財産権に関わる知識は一切勉強したことがなかったのですが、ゼロからでも分かるようにテキストが構成されており挫折をすることなく最後まで勉強できました。独特な言い回しなども徐々に慣れることができ、短答式試験や論文式試験の勉強に向けて基礎から勉強できてよかったです。通信をメインで受講していましたが、好きな時にいつでも受講でき、視聴速度も倍速にできることから時間を節約して効率的に受講てきた点もよかったです。
事前の知識はゼロでしたが、宮口先生のゴロ合わせが知識を増やすうえでかなり有効でした。一度ではなかなか頭に入らないことでも、講義中に繰り返されるゴロ合わせを聞いているうちに条文が浮かんでくるようになり気が付いたら知識として定着していました。最終的には口述試験の勉強にまで役に立ちました。宮口先生は講義のあとに時間の許す限り質問を受けてくれ、初歩的な質問をしてもきちんと納得するまで回答してくれたので理解が深まりました。
LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について
Lゼミスペシャルでは、論文式試験に向けて要点を簡潔に書くというところに特化してひたすら演習を繰り返し、合格する答案の書き方を身につけることができました。毎回現場で書く演習を行うことで緊張感をもって練習でき、関連した過去問を講義で取り上げてくれるため過去問に触れる機会も十分に確保されていました。判例や条文の趣旨などについてもレジュメが用意されきっちりと対策がされており、論文式試験のみならず口述試験の対策として非常に役に立ちました。
宮口先生、安西先生二人とも一貫した指導方針で授業をしてくれたため、ぶれることなく簡潔に論文の答案を書くというところに集中して受講することができました。安西先生の問題の時系列を記した板書は理解しやすくよかったです。意匠法の時系列のまとめは勉強時に最後までお世話になるほどものすごく理解しやすく助けになりました。
LECで受講した答練・摸試について
本番と同じ時間で行われるため時間配分や緊張感を体感できる点は良かったです。また短答の模試や答練は自分がどこが得意で、どこが不得意かを明らかにするのによかったです。
LECで受講したスポット講座について
宮口先生の講座を受講していましたが、一貫してゴロ合わせて知識を増やしながら勉強をできました。短答式試験の対策においては「短答REVOLUTION」が自分の弱点を洗い出すのに非常に有効でした。おかげで自分の弱いところを直前期に重点的に勉強することができました。論文式試験の対策においては「『理想と現実』答案 論文過去問」が良かったです。過去問について深く学べるものはこれ以外にはないと思いますし、これをきちんと活用できれば論文対策は十分ではないかと思うくらいでした。
LECの教材や学習システムについて
入門講座は通信で受講しました。動画の速度を調整できるため倍速で受講することで時間を節約することができました。またいつでも受講できるため隙間時間でも勉強でき、社会人にとってはありがたいシステムでした。
短答式試験対策でやって良かったこと
宮口先生の短答REVOLUTIONが自分の弱点を洗い出すのにものすごく有効でした。スプレッドシートにできたところ、できなかったところを記入していくとどこの条文に関する知識が弱いのか一目瞭然となり、どこを重点的に勉強すべきなのかを明確にすることができました。試験の直前では自分の弱いところを短いサイクルで勉強を繰り返すことで克服していきました。
論文式試験対策でやって良かったこと
Lゼミスペシャルでひたすら簡潔に答案を書くということを練習し、理想と現実答案で過去問をしっかり解けるようにしておくことが重要だと感じました。特に過去問は何度でも繰り返してやって、本当に答案がしっかりと書けるようになるまでやってよかったです。
口述試験対策でやって良かったこと
LECの口述アドヴァンステキストで過去にどんな問題がでたのか、傾向などを知ることができたので何度か目を通しておいてよかったです。また実際に聞かれたことを即座に口に出して答えるということはやってみると、頭ではわかっていても意外と難しいので友人や勉強会に参加して練習しておいてよかったです。
学習時間を捻出するために工夫したこと
仕事がリモート勤務を認めていたので、極力リモート勤務にして通勤時間を節約して勉強にあてました。
また通信で受講する場合には動画を倍速にするなどして時間を節約していました。
通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点
通信ではいつでもどこでも受講できるという点が、隙間時間を利用できるので非常によかったです。
一方で通学でも受講していた講座では、やはり現場の緊張感や雰囲気を感じられるがよかったのに加え、わからないことが疑問に思ったことをすぐに先生に質問できて解決できるという点は大きな利点でした。
今、合格して思うこと
合格が分かったときはうれしさを感じると同時に、弁理士試験の勉強にあたり先生や家族のたくさんの協力があり、それに応えられたという思いから同じくらい安堵感が大きかったです。
これから弁理士を目指す方には、なかなか大変な道だと思いますが勉強した分成果は必ず出るの焦らず地道に合格を目指して頑張っていって欲しいです。