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2023年度合格
日野原 侑さんの合格体験記

合格者

LECの講座にとにかく感謝です!

日野原 侑さん

年齢 37歳
受験回数 2回(別に試し受験を1回されています)
職業 会社員
出身校 東京工業大学理学部地球惑星科学科卒業
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括/短答・論文トータルサポートコース
選択科目 免除あり:応用情報技術者試験合格

弁理士を目指した理由・きっかけ

私は以前高校の教師として地方で勤務していたのですが、ワークライフバランス等に当時悩んでおり、転職を考えるようになりました。そんな折、兄が企業の知財部に所属したこともあり、その兄から弁理士を勧められたことが一番のきっかけです。

LECを選んだ理由

一番初めは、やはりその合格率の高さからLECの無料体験講座を受講しようと考えました。無料体験講座では、宮口先生の講義を聞き、そのテンポの良い説明と、教材の使用の仕方の工夫等に感銘を受けました。そしてこの先生についていけば間違いないと確信したため、LECの講座を受講することを決めました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

現在の特許事務所への転職の前の2017年頃に、初学者向けのコースとして、宮口先生ご担当の1年合格ベーシックコースを受講しました。当時は弁理士試験の科目に対する知識がほとんどありませんでしたが、概論から各論へと丁寧に解説するテキスト/授業により、現在の知識の、特に短答の知識の土台を作ることができたと思います。
本講座については、完全に消化することができず、勿体ないことをしてしまいましたが、残ったテキストで復習することで、基礎基本的な知識を身につけることができました。また、過去問題の演習の際にも、テキストを辞書的に活用することができたこともあり、講座の授業を受けるためだけでなく、長期的な学習にもテキストが役立ったと思います。

当時初学者であった私にとっては、いかに難しそうな特許等の知識をスムーズに習得させてもらえる授業を展開される先生であるかが重要でした。その点宮口先生は、一見無味乾燥な法律知識を、時に例を交えながらわかりやすく説明してくださったため、とてもスムーズに知識を習得することができたと思います。
また、宮口先生の授業で説明される語呂合わせは、何年か経過した後も記憶、印象に残るものが多く、そのおかげで長期的に知識を定着することができたと思います。合格年度に学習経験者向けの講座を受講しましたが、このときの宮口先生のご指導があったからこそ、この初学者向け講座で得た基礎が生きた学習をすることができたのだと思います。

LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について

宮口先生の短答・論文トータルサポートコースを受講しました。

まず、その中の短答講座である「短答エミネント講座」では、全法域を網羅的かつ効率的に学習することができ、それまで自分の知識に合った抜けや漏れを再確認することができました。また、各法律科目の一問一答集により、アウトプットの機会を確保することができました。前年度は過去問ベースでの学習をしたのですが、そのような学習ではどうしてもかゆいところに手が届かない学習になっていたため、この一問一答集が短答式試験突破には欠かせないと思いました。
また、論文講座である「論文シーケンス講座」では、一行問題対策、事例対策、答案構成、と論文式試験に必要な知識を、体系的かつ効率的に学習することができました。私は前年度まで論文の学習をほとんどしたことがなかったのですが、これらの講座を通して学習することにより、必要十分な実力を付けられたと思います。特に、一行問題対策では、暗記量の多い趣旨の学習を効率的に行うことができ、さらに口述試験の学習教材としても最適でした。

宮口先生は、常に歯切れ良く前向きに授業を展開してくれます。そのおかげで、毎週毎週の講義を飽きることなく学習し続けられ、その結果実力が付いてくるのだと思います。蛍光マーカーを使用した授業も、単にテキストに色を塗るのではなく、その塗り方にルールがあることから、特にテキストを使った復習を効率的に(右脳的に)することができます。また、重要な暗記事項については、インパクトの強い語呂合わせを教えてくださります。私自身暗記をすることは苦手な方だったのですが、これらの学習方法の実践により、無理なく楽しく重要事項を吸収することができました。
また、実際の本試験当日でのド忘れ防止にも役立ちました。さらに、宮口先生は、通常の学習では得ることができない、現場思考についても丁寧にご指導してくださります。本試験では、短答、論文、口述問わず、初見の問題が出題されることが多いですが、この現場思考が、土壇場の状況で非常に役に立ってくれると痛感しました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・摸試]短答実戦答練 短答公開模試 論文集中答練 論文実戦答練 論文直前答練 論文公開模試(前期・後期)
短答実戦答練
各法律科目ごとに1回3時間半の答練が行われるため、集中してその科目の抜けや漏れが確認できます。逆にその科目で高得点を取ることができると、非常に自信を得ることができます。最後2回の総合回では、それまでの学習を満遍なく振り返ることができ、実力とともに、要復習事項を確認することができました。
短答公開模試
本試験より難易度の高い問題で構成されているため、本試験直前にペースダウンをしてしまうような事態を避けることができました。また、初見の問題や忘れがちな知識も多く出題されることで、本試験で臆することなく解答に集中する準備が整いました。
論文集中答練
年内に行われた論文の答練であり、論文の学習の序盤で必要な知識を確認することができました。問題自体の難易度はそれほど高いものではありませんが、論文に必須の「型」の確認には最適であったと思います。また、実際に「手書き」をすることに慣れる場としても最適でした。
論文実戦答練
年明けから開始する論文の答練であり、本試験に近い難易度で数多くの問題をこなすことができました。それまで基幹講座で準備してきたことを発揮できる最適な機会であったと思います。また、受験者の数も年内までと比較して多く、より本番の点数を想定できる受講結果を受けられることがよかったです。
論文直前答練
短答式試験後の4週間で集中的に行うハードな答練でした。それまでの短答モードを一気に論文モードにすることができたのは、この答練を受講したからに他ならないと思います。問題のバリエーションも豊富であり、論文式試験に必要な知識を叩き込むに最適の講座であったと思います。
論文公開模試(前期・後期)
論文式試験1月前から4週間に渡って開催される模擬試験であり、問題の量及び質ともに本番を想定できるハードな模試でした。この4週間の集中的な模擬試験の受講により、本番を戦い抜く力が身についたと思います。また、受験者もそれまでの答練と比較して多く、本番を強く意識した結果を得ることができます。

LECで受講したスポット講座について

[受講講座]宮口聡の「理想と現実」答案論文過去問26年分
論文学習が進んでいない方、十分でない方にとって最適な講座であると思いました。試験に合格するために記載しなければならない必要十分な内容を学習することができ、ポイントを絞った論文の書き方を学べます。また、市販されているテキストでは手に入らない古い年度の問題も学習することができ、さらに法改正にも対応していることから、抑えるべき論点を網羅的に学習することができます。

LECの教材や学習システムについて

私は通学でなく通信で基幹講座を受講したのですが、特に「教えてチューター制度」に助けられました。通学ではないので先生に直接質問することはできませんでしたが、システムから質問をすることで迅速に対応していただき、疑問を解決することができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

一番効果的であったのが、「短答エミネント講座」における一問一答集での問題演習でした。この問題演習は、各科目5周勉強しました。この演習によって、メジャーな条文からマイナーな条文まで満遍なく学習することができましたし、手軽に持ち運べる大きさだったので、移動の際など、机に向かうことができないタイミングでも学習することができました。
また、この問題集は法律の条文番号も記載されているため、条文番号の暗記も自然と行うことができるとともに、準用規定も無理なく習得することができたと思います。短答式試験の直前期には、さらに、これまでやった答練や模試のやり直しを重点的に行いました。単に問題の正誤だけではなく、その問題の根拠条文まで何も見ないでアクセスできるかに重点を置いて学習していました。過去問の演習は、上記の学習をすることにより、1周目の学習でかなりの高得点を取ることができたため、2周目は特に間違えた問題のみ復習をするようにしました。

論文式試験対策でやって良かったこと

基本的に基幹講座である「論文シーケンス講座」と、過去問演習である「『理想と現実』答案論文過去問」とに集中して学習を行い、答練や模試の復習を行うだけで、それ以外の学習はこれといって行っていません。論文の学習は全文書きをすると非常に時間がかかってしまうため、基本的には答案構成ベースの学習をしました。全文書きの機会は、答練や模試を受験するときのみでしたが、その際には時間配分(答案構成と論文記載との時間配分)に最新の注意を払うとともに、文字の大きさや許容される綺麗さなどを自分なりに研究しました。
宮口先生からご指導いただいた、論文の骨格/型に沿った答案構成を行うだけで十分な論文学習になると思います。論文の中でも、特に暗記しなければならない趣旨や判例については、隙間時間を活用して学習するよう意識しました。宮口先生の語呂合わせは、趣旨や判例のキーワードが自然と身につくため、効率のよい暗記ができたと思います。

口述試験対策でやって良かったこと

口述試験には、短答や論文と比較して多くの時間を割くことができませんでしたが、特に趣旨の暗記には力を入れました。また、日頃から宮口先生に、まず簡潔な答え方をしてから試験官の反応次第でより詳しい答え方にするよう指導していただき、それが本試験に役立ったと思います。

学習時間を捻出するために工夫したこと

休日に多くの時間をチャージすることは非効率であると考えたため、平日に確実に3時間を確保するように意識しました。そのために、生活の中での切り替えを意識し、スマホを触らないなどの基本的なことを徹底しました。また、電車での移動中は、平日休日問わず学習をするようにしました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通信を選択して最も良かったのは、自分自身の学習ペースをコントロールしやすかった点です。通学方式でもWebフォロー制度はありますが、通学できなかったことでモチベーションが下がってしまう、というようなことが通信では起こらないため、コンスタントに学習を進めることができました。

今、合格して思うこと

合格後はホッとしたというのが率直な感想です。それとともに、自分の勉強を陰ながら支えてくれた家族にとても感謝しています。試験が終わり、勉強をするという時間がずいぶん減ってしまいましたが、また次の何かに挑戦したいという気持ちも湧いてきています。その次の挑戦が付記試験なのか、他の試験なのかはまだ決めていませんが、この1つの成功体験を糧に、今後も自己研鑽を重ねていきたいと思います。

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