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2021年度合格
市川 蓮太朗さんの合格体験記

合格者
一発合格

先生方に感謝

市川 蓮太朗さん

年齢 22歳
受験回数 1回
職業 学生
出身校 千葉大工学部 物質科学コース 在学中
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
その他学習経験者向け講座

弁理士を目指した理由・きっかけ

大学2年生の時、大学卒業後の進路をどうしようか考えていました。ちょうどその時に、偶然弁理士という資格を本屋で知りました。その後詳しく調べてみると理系出身の人が多いと知り、より興味を持ちました。そこで大学で学んできたことが活かせる可能性のある知財に関わりたいと思い弁理士を目指しました。

LECを選んだ理由

弁理士試験は独学では厳しいと思い弁理士講座の資料請求をすると、LECのスタッフの方からお電話をいただきました。LECへ足を運んだところ宮口先生の実際の講義映像が観れる「おためしWeb受講」をさせてもらい、講義が面白かったので宮口先生の講義を受講したいと思いLECを選びました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

宮口先生の「1年合格ベーシックコース」を通学で受講しました。新宿までは家から少し距離があったため通学か通信かで迷いましたが、長い間勉強するのでモチベーション維持が通信では難しいと思い、通学にしました。今思うと通学にして正解だったなと思います。その理由としては通学だと先生に直接質問できるため、わからないところを納得するまで先生に訊くことができるためです。また、他の受験生の方と知り合えるため刺激をもらうことができたり、試験についての情報などを教えあうことができたりするためです。自分はあまりこまめに特許庁のホームページなどを見ていなかったため、他の受験生の方に試験の情報が出たことを教えてもらい見逃さずにすんだということがありました。

宮口先生は、蛍光ペンを使って講義を行うため視覚的にイメージがつかみやすく、復習する際にもどういった意味のところかひと目でわかりました。また、宮口先生考案の語呂合わせや身近な例え話でテキストのないようなどをわかりやすく解説してもらえるため、とても理解しやすかったです。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

【短答アドヴァンステキスト】
弁理士試験に合格するために必要な知識が詰まっているテキストなので短答試験から口述試験まで重宝しました。短答試験では宮レジ中心で勉強を進めていましたが、もう少し知識が必要だなと思うところや宮レジだけでは理解できないところを調べるなど辞書的に使っていました。また、口述試験の勉強でも短答試験から時間が経っていることもあり、忘れていることもあったため、知識の再確認で使いました。受験期間中はずっとお世話になるテキストだと思います。
【宮レジ(短答基礎力完成講座)】
必要な知識が簡潔にまとめられており、知識の理解や確認にとても役立ちました。また、宮レジに載っていないことでも自分がわかっていなかったことを宮レジに書き込むことで、宮レジに自分に必要な知識を集約させて勉強しました。短答試験の時には宮レジを確認し最後の見直しをしました。
【体系別短答過去問題集】
その名の通り問題が体系別に並べられており、また解説が詳しく書かれていたため知識の定着にとても役立ちました。短答試験前には年度ごとに並び替えてわからない問題がなくなるまで繰り返しました。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

模試は1年合格ベーシックコースに含まれていたものを受講しました。短答公開模試は2回受けましたがどちらも合格点に届きませんでした。その時はとても落ち込みましたが、自分の弱い部分を確認できてよかったと考え、すぐに気持ちを切り替えるようにしていました。論文公開模試でもひどい点数を取ってしまいましたが、そこで自分に足りてない点を確認することができたのでよかったです。口述模試ではとても緊張したことをとても覚えています。しかし逆にその緊張感の中でちゃんと答えられたことが自信になりました。

短答式試験対策で気をつけたこと

短答試験の対策ではLECの体系別短答過去問題集に載っている問題はわからない問題がないようにするため、枝ごとA、B、Cとランク分けをしてできないところを繰り返し解くようにしました。具体的にはAは次からやらなくていいもの、Bは正解したがもう一度やるもの、Cは間違えたものというふうに分けていました。また、短答試験の少し前には体系別短答過去問題集を年度ごとに並び替えて、本番に近い形で問題を解くようにしました。短答試験は細かいところを問われるので、知識の漏れを埋めるためにわからなかったところは短答アドヴァンステキストで調べ、後々確認できるように必要なことを宮レジに書き込んでいました。

過去問を中心に勉強をしていましたが、勉強を進めるにつれ新作問題が出た時に弱いことに気がつきました。そこで宮口先生の「短答最後の悪あがき道場」を受講し、過去問にない問題を解くようにしました。過去問をやることはとても大事ですが、それと同時に過去問と全く同じ問題は出ないので新しい問題に当たることも大事なことだと思います。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文対策では型に当てはめて答案を解くことを特に意識して答案を書くようにしていました。短答試験までは短答試験対策を中心にしていたため、論文対策にはあまり時間をかけていませんでした。短答試験後に宮口先生に相談をしたところ宮口先生のゴールドWeb講座である「論文ヤマゴロ講座」を勧めていただいたので、型を身につけるために受講しました。ヤマゴロを最初にやり、書き方を身につけた後はこの書き方に従い、論文過去問の答案構成をするという流れで勉強を進めていきました。時間がなかったため全文書きはあまりせず答案構成だけにし、できなかった問題を繰り返し解いたり、多くの問題にあったたりするようにしていました。

また、論文対策としては安西先生の「論文レベルアップゼミ」を受講しました。この時は基本的な知識もあまりない時期だったので安西先生の答案を真似て、書くスタイルを統一させていくように意識していました。また、このゼミでいただいたスーパーリチャージド判例に載っていた判例は、出題されたらほぼ同じ言葉で書けるように心がけていました。

口述試験対策で気をつけたこと

論文試験に合格している可能性は低いと考えていたため、論文試験の合格発表までは口述試験の勉強を少ししつつ、論文の勉強を中心に勉強をしていました。それまで趣旨を覚えることを疎かにしていたため、論文の合格発表までは論文、口述両方で必要となる青本などの趣旨を覚えることに重きを置いていました。

論文合格発表後は、口述試験まで時間があまりなかったので「覚える必要があることは法文集に載っていないこと」と考え、優先的に覚えるようにしていました。口述試験では時間はロスしてしまいますが、法文集は参照できるため最悪調べればいいと割り切りました。また、口述試験は論文試験までとは異なり、出題者から答えがわからなくても助けをもらえるのでわからなくても思いついたことをとりあえず言ってみて誘導してもらうことを意識していました。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

自分は通学で受講をしていました。通学の受講のメリットとしてはわからないところがあるときに先生に直接質問できるため疑問を早く、的確に解消することができることや、他の受験生と繋がりが作れることだと思います。他の受験生と話をすることはモチベーション維持につながると思います。デメリットとしては家が遠いと行くのに時間がかかることや、交通費がかかるということだと思います。個人的にはそのようなデメリットがあっても通学にするメリットの方が大きいと思います。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

【論文サルベージファイナル(宮口先生)】
論文試験の直前の1週間に行われる宮口先生の講座です。午前に書いた分はその日の午後に先生が添削をして返却していただけます。自分の間違えたところをすぐに確認できるだけでなく、受講生の中での順位も発表されるため、緊張感を持って答案を書くことができます。1週間ほぼ毎日朝から夕方まで講義がありきつかったですが、足りていなかった全文書きができ、最後の仕上げをすることができました。最後の追い込みにとても良い講座だと思います。
【安西先生の184道場】
この道場で後回しにしてしまっていた184シリーズを理解することができました。また、この道場でもらったレジュメには短答試験の勉強から口述試験の勉強まで助けられました。
【論文ベルアップゼミ(安西先生)】
論文の答案の書き方を丁寧に教えてもらうことができました。答案構成もホワイトボードを使って進めてもらえるため、答案構成の仕方などちゃんとわかっていなかった自分には、とてもあっていました。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

あまり集中力が長く続く方ではないので図書館やカフェ、自宅など勉強する場所を変えながら勉強していました。また、夜に勉強するとだらけてしまうことが多かったので、夜は早めに寝て朝勉強するように心がけていました。

試験勉強と学校やバイトなどとの兼ね合いは、学校がない土日や講義が少ない日にバイトを入れるなどして、弁理士試験の勉強ができない日がないようにしました。また、いつまでに何をどれくらいやるか決め、それをやり切るために1日にやる必要があることをカレンダーに書き出していました。そしてやったことを1つずつ消していき、その日にやることが全て終わったら、その後は好きなことをやっていいということにしていました。

今、合格して思うこと

自分が一発合格できるとは思っていなかったので嬉しさと同時に正直驚いています。宮口先生や安西先生、お世話になった方々のおかげで合格することができました。ありがとうございました。また、今後は実務修習などがありますが、弁理士試験を突破したことを糧にそれらをやり遂げたいと思います。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

自分より弁理士試験に詳しい先生方の言うことを素直に受け入れることが合格への近道ではないかと思います。また、わからないことを放置せず、きちんと納得して理解することが大切だと思います。合格した後はやはり達成感があります。合格した後の自分を想像して頑張ってください。

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