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2021年度合格
G・Kさんの合格体験記

合格者
一発合格

短期合格には効率重視

G・Kさん

年齢 27歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命工学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
その他学習経験者向け講座

弁理士を目指した理由・きっかけ

時間がある若いうちに、社内でも社外でも通用するような専門性を何か身につけたいと思い、弁理士を目指しました。メーカーで研究開発職に携わっているため、知財に関する知識は仕事に活かせ、また今後のキャリア選択の幅も広がると思いました。

LECを選んだ理由

弁理士は難易度が高い資格なので、独学では厳しいと聞いていました。多少費用がかかってでも短期合格を目指すつもりだったので、短期合格の実績に優れているLECの講義を受講することにしました。LEC本校に説明を聞きに行った際に入門講座のテキストを見せていただきましたが、基礎的な内容からわかりやすく記載されていた点も安心材料でした。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

1年合格ベーシックコースの宮口クラスを受講しました。弁理士試験ではかなりの数の条文を理解する必要がありますが、短答基礎力完成講座では各法律の条文を1つずつ説明してもらえるため、基礎知識の習得に非常に良い講義でした。また、宮口クラスならではの語呂合わせは記憶に残りやすく、口述試験まで役に立つと思います。短答試験に関しては、短答基礎力完成講座と過去問を解いて条文の理解を深めれば、充分に合格可能だと思います。

論文の講義は論文基礎力完成講座では、論文の書き方のベースは学ぶことができました。また、ベーシックコースに付随する答練だけでは、様々なタイプの問題を経験するには足りないと感じ宮口先生のゴールドWeb講座「論文ヤマゴロ講座」でその部分を補強しました。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

短答アドヴァンステキストは各条文を解説するテキストで、短答から口述まで最も使用したと思います。問題を解いて理解が怪しいと思った条文に関しては、短答アドヴァンステキストを読めば大部分が解決しました。

また、論文で使用した論文ヤマゴロ講座のテキストは各法域でよく使用する論文の型、制度趣旨、重要判例がまとまっていて、論文対策に非常に良い教材だと思います。これ以外でもLECの教材は全体的に解説がしっかりしているので、いい教材ばかりだと思います。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

短答は模試を1回自宅受験しました。3.5時間通して試験を受けるのは体力と集中力がいるので一度は練習しておいたほうがいいと思います。論文は本格的な勉強を始めてから試験まで時間があまりなかったので、提出はせずに答案構成だけして模範解答と照らし合わせていました。答練も殆ど提出していませんでしたが、模試と同様、答案構成と模範解答の確認は全ての問題で行っていました。口述はLECの口述模試を受験しました。受験特典としていただいた想定問答集が、各法域15回分以上ずつ掲載されていて最後の勉強に役立ちました。

短答式試験対策で気をつけたこと

短答試験では上四法に加えて、条約、著作権法、不正競争防止法と覚えなければいけないことが多いので、全てを長期間、正確に覚え続けるのは無理だと諦めて、直前の詰め込みを想定した準備をしながら勉強しました。私の場合は過去問を中心に問題をひたすら解いて、分からなかった問題や条文レベルではない事項を四法対照ノートに一元化してまとめていました。そのおかげで試験前の復習の際には四法間で比較しながら、自分が過去に間違えた内容を効率的に復習できました。短答試験は過去問とその類似問題を間違えなければ合格点を取れるかと思います。

短期合格を目標としていたので試験に不要なことには時間と記憶のキャパシティを割かないよう、頻出条文以外の条文番号は±五条くらいの範囲で覚えておけばいいとわりきっていました(項レベルで条文番号を覚えていたのはごく一部です)。論文や口述では条文番号を聞かれますが法文集を見れますので、一部の重要条文以外は細かい番号まで覚えなくても何とかなりました。

論文式試験対策で気をつけたこと

私は論文基礎力完成講座の時期にはまだ制度趣旨や短答の知識が十分に身についていなかったため、講義だけ視聴して答練は殆ど提出していませんでした。そのため論文の練習は短答試験合格後から、主に論文合格答案講座と論文ヤマゴロ講座で行いました。短答知識はだいぶ身についていたので、論文では制度趣旨や判例概要を覚えて、簡潔に書けるようになることを意識しました。論文では重要判例の知識が必要になり、また様々なパターンの事例が出題されます。論文はベースの知識がないと何を書いていいのか分からないと思いますが、逆にいえば短答知識と制度趣旨、重要判例をきちんと身につければ短期間でも書けるようになると思います。

口述試験対策で気をつけたこと

論文試験が終わってから論文の合格発表まで3ヶ月程ありましたが、その期間は口述アドヴァンステキストを何周かしながら、翌年に向けた論文の勉強をしていました。論文の合格発表後にLECの口述模試を受けたところ、想定していたよりも条文に正確な回答を求められたため、模試以降のラスト1週間はより正確に答えられるよう意識して勉強しました。また、口述模試の受験特典としていただいた想定問答集は、試験に出題されそうな分野を広くピックアップしていたので最後の復習によかったです。口述試験は例年90%以上が合格するので勉強しなくてもいいと思う人もいるかもしれませんが、論文試験を終えて3ヶ月間勉強しないと人間あっという間に忘れるので、最低限の勉強は継続しておくべきだと思います。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

神奈川県で居住・勤務していて、仕事終わりや土日に毎週、片道1時間以上かけて都内へ通うのは厳しかったので、私は通信講座で1年合格ベーシックコースを受講しました。通信のメリットは講義の視聴速度を変えて受講できた点と、予定に合わせて受講ペースを調整できた点です。講義は基本的に1.8〜2倍速で視聴して、必要な部分を重点的に聞き直すようにしていました。その分、通学よりも短時間で知識を得られたのではないかと思います。デメリットは周りの受験生と比べたときの自分のレベル感が分からなかったことですが、いずれにせよ過去問や答練、模試の問題を繰り返しやって、解けない問題を減らしていくしかないと思って勉強していました。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

メインコース以外では、短答、論文、口述対策としてそれぞれ宮口先生の『短答REVOLUTION』『論文ヤマゴロ講座』『口述ゴロテク道場』を受講しました。その中でも論文ヤマゴロ講座には非常にお世話になり、短答試験終了から論文試験までのインプットの大部分はこの講座のテキストで済ませたと思います。各法域でよく使用する論文の型や、制度趣旨、判例や論点となる問題など、幅広く効率的に学習できました。短答REVOLUTIONでは過去問の枝ごとに条文別に並べかえたテキストが使用されます。条文ごと一気に学ぶほうが記憶に定着しやすくてよかったです。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

職場までの通勤で片道30分ほど電車に乗るので、その時間は短答の過去問を解いたりテキストを読む時間と決めていました。また、勉強は毎日の地道な積み重ねだと思うので、土日など予定がある日でも全く勉強をしない日はつくらないよう心がけていました。人によって適不適はあるとは思いますが、仕事で疲れた日でも休みながら勉強できるよう、布団で横になりながら勉強するのが個人的にはよかったです。

今、合格して思うこと

弁理士試験で必要な知識と実際に仕事で使う知識とでは少し異なると思うので、今後は仕事で実際に使う知識も深めていきたいと思います。仕事で滅多に使わないような知識は、いくら試験勉強で完璧に覚えても結局忘れていくと思うので、試験のときだけわりきって短期的に覚えて、合格後は仕事で使う部分を重点的にフォローするというのが良いのではないかと思いました。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

LECの講義を活用して勉強すれば、社内知財部や特許事務所勤務でない人でも短期合格を目指せますので頑張ってください。将来この資格を活用するかどうかは人それぞれですが、間違いなく仕事の選択肢の幅は広がる資格です。

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