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2019年度合格
千田谷 直樹さんの合格体験記

合格者
一発合格

一発合格を目指して駆け抜けた1年間

千田谷 直樹さん

年齢 36歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
その他学習経験者向け講座

弁理士を目指した理由・きっかけ

メーカの知的財産部で特許関連の業務を担当してきました。弁理士試験は新人のころから意識はしていたため、LECのホームページから資料請求をしたりしていましたが、なかなか踏ん切りがつかず、そのままでした。しかし、多くの弁理士や海外の特許弁護士の方々と仕事をしていくうちに、私自身も資格が欲しいと考えるようになり、LECの資格説明会に行き、弁理士を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

通信では継続できるか不安であったため、通学コースのあるLEC名古屋駅前本校の無料ガイダンスに行きました。高橋先生の合格逆算思考のお話が印象的で、先生の講義を受けたいと考え、LEC名古屋駅前本校に通学することにしました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

1年合格ベーシックコースを受講しました。高橋先生の講義は、各条文の趣旨を大切にした丁寧な講義でしたので、非常に分かりやすく、短答・論文に必要な知識をしっかりと身につけることができました。また、講義中、合格するためにしっかり勉強すべき事項とそうでない事項を分けて教えてくださったため、講義後に何に時間をかけて復習すべきかが明確になりました。

また、高橋先生の論文フォーマットゼミは、点数がしっかり付く論文の書き方を習得できた点で私にとって非常に重要な講義でした。私の論文対策はほぼ論文フォーマットゼミだけです。講座の1期と3期では定期的に点数公開性のテストがありますが、テストの準備を万全に行い、上位に入り続けることで、自然に論文試験で合格点を取ることができる力を身につけることができました。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

体系別短答過去問は弁理士試験の勉強を開始したときからずっと使用していました。詳細な解説が記載されているため、早くからこの解説に触れることで、短答試験では問題を解くためにどのような検討が必要とされているかの感覚を、早い段階からつかむことができました。私は常に体系別短答過去問をカバンに入れて持ち歩き、自宅に限らず喫茶店などでも繰り返し解きました。

短答アドヴァンステキストは、各条文の説明や条文の趣旨などの情報が体系的にまとめられており、さらに各条文に関連した過去問も掲載されているため、短答アドヴァンステキストを繰り返し復習することで効率良く知識のインプットをすることができました。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

論文フォーマットゼミ2期と併せて論文実戦答練を受講しました。午後の論文実戦答練で出題される範囲を午前の論文フォーマットゼミで予習し、その状態で受けることで、インプットした知識をすぐにアウトプットする訓練をすることができました。午前の論文フォーマットゼミでは基本的に午後の論文実戦答練で出題される問題そのものが取り扱われる訳ではないため、午前の論文フォーマットゼミの類問を午後の論文実戦答練で解くことができたという点でも良かったです。

短答式試験対策で気をつけたこと

高橋先生の助言に基づき、まずは体系別短答過去問を早く一周するようにしました。最初の一周はほぼマーカー塗りをしていたようなものでしたが、短答でどのような問題が出題されるのかを早い段階から大まかに把握することができました。上四法の一周目は5月から始めて1か月で完了しました。 二周目からはそれなりに解説を確認しながら解くことになりますが、時間をかけすぎないようにも気を付けました。二周目もまだ6月、7月の段階でしたので、講義は入門の段階であり、問題を解き切る力はまだなく、時間をかけて考えてもしょうがないと考えていたためです。それよりは早く二周目も済ませることで、繰り返し同じ問題に触れ、少しずつ解ける枝を増やすことに努めました。また、二周目からは、各枝の左に自分のその枝の理解に基づいてABCDのランクを記入しました。Aは〇×の答えも分かるし、その答えとなる理由も十分理解している、Bは〇×の答えしかわからない、理由はあまり理解していない、Cは〇×の答えすらわからない、Dは理解しようとするとあまりにも時間がかかり過ぎるため捨てる問題、といった具合です。そして、Aのうち、何周もして、この枝はさすがにいいやと思ったものには左のチェックボックスにチェックを入れて、次回からは問題も解説も見ないようにしました。

短答基礎力完成講座が始まり、短答アドヴァンステキストの予習・復習の時間が増えても、体系別短答過去問にはなるべく少しでも触れるようにしていました。最終的には短答本試験までに上四法は12周、下三法は9周しました。これだけやって落ちることはないだろうという自信にもなりましたし、体系別短答過去問は短答本試験までの一年間ずっとお世話になりました。

短答実戦答練と短答公開模試については、良くない点数を取って少し落ち込むこともありましたが、結果よりも復習を重視しました。復習では問題を繰り返し解き、体系別短答過去問と同様、枝ごとにランク付けをして、完璧に解けるようになった枝は以降の勉強対象から外していき、段々と範囲を絞っていくようにしました。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文対策は論文フォーマットゼミにつきます。論文フォーマットゼミの1期である10月から12月は、音声を繰り返し聞き、論文フォーマットのコンセプトを理解することと、点数公開性の全文書きテストに向けて準備することを中心に行いました。この時期は短答の勉強が重要ですが、普段は短答:論文=7:3ぐらいの割合で、テストがある週のみ5:5ぐらいの割合で勉強していました。テスト準備としては高橋先生の答案を再現できるようになるまで繰り返し音読しました。

2期の1月から3月は、論文フォーマットゼミのテストはない期間ですので、論文対策としては論文フォーマットゼミの講義と論文実戦答練自体に集中し、復習にはあまり時間をかけないようにしていました。この時期は短答:論文=9:1であったと思います。

3期の3月〜5月は、短答の直前期ですが、短答試験後1か月半ほどで論文試験がありますので、論文の勉強もおろそかにはできないと考えていました。そのため、3期の時期は論文フォーマットゼミのテスト準備だけは毎週しっかりやっていました。

短答試験後、論文試験までの1か月半は1期から3期までの論文フォーマットゼミのレジュメを繰り返し復習しました。論文フォーマットゼミを1期から3期まで頑張ったことにより、この時期には題意把握と大項目の抽出さえできれば、あとは自然にすらすら書ける自信がありました。そのため、この時期は問題文を見て頭の中で項目出しをし、その後解答を見て項目に漏れがないか確認することだけを繰り返し行いました。

口述試験対策で気をつけたこと

基本的には勉強仲間との練習会とその復習で口述対策を行いました。練習会では口述アドヴァンステキストと高橋先生の一問一答道場のレジュメを用いて問題の出し合いをしました。また、各会派の練習会にも積極的に参加しました。勉強仲間との練習会を定期的に行い、各会派の練習会をたくさんこなしたことで、本試験では自信を持って臨むことができました。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

個人的には通学コースを選択して正解だったと思いました。通学コースは毎週先生や勉強仲間に会うことになりますので、緊張感を持って勉強できるというのが最大のメリットと考えます。また、講義後にすぐに先生に質問することができますので、分からないところをそのままにせず、すぐに解決することができます。唯一通学時間がデメリットともなり得ますが、通学時間に講義音声を聞いたり、条文集を確認したりする良い時間に変えれば、デメリットではなく、メリットにもなり得ると考えていました。そのため、個人的には可能な限り通学コースをお勧めします。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

高橋先生の「論文直前!高橋寛明の重要判例対策道場」を2018年、2019年の2回受講しました。判例道場のレジュメは重要判例が分かりやすくまとめられており、さらに論文試験でそのまま活用できる高橋先生の各判例のコンパクトな要約が記載されています。2018年時はまだ勉強を始めたばかりでしたので、正直内容には付いていけない面がありましたが、先輩受験生が多くいらっしゃり、本試験直前の独特の緊張感を早い段階で知ることができました。2019年時の受講後はレジュメを何度も確認し、重要な判例の理解を深めることができました。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

仕事については早く出勤し、早く退勤することを心掛けていました。勉強時間としては、朝5時〜5時半ごろに起き、そこから1時間ほど勉強してから出勤し、退勤後に3時間〜4時間勉強していました。仕事では仕事に集中し、早く帰って勉強、というリズムを徹底したことにより、勉強時間の確保と仕事との両立をすることができました。勉強は平日は基本的に退勤後カフェをハシゴしながら行っていました。私は同じところにじっとしていることが苦手ですので、勉強場所を少し変えることで適度にリフレッシュしていました。

今、合格して思うこと

1年があっという間に過ぎましたのでLECの無料ガイダンスに行ったのがついこの間と感じます。一発合格できたのは高橋先生のおかげです。模試などで良い点数が取れなかったりと落ち込むこともありましたが、支えてくれた勉強仲間や周りの方々に感謝したいと思います。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

一発合格できたのは、高橋先生がやった方が良いと言ったことはしっかりやり、やらなくて良いと言ったことはやらないことを徹底したからだと考えています。模試などで悪い点数を取ったり不安を感じると色々なものに手を出したくなるものですが、そこをぐっと堪える精神力が必要と思います。先生を信じ、合格するために重要なことは何かを常に見失わず、謙虚に、合格に向けて頑張ってください。

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