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2014年度合格
吉原 達成さんの合格体験記

合格者
最年少合格

強い意志で掴んだ、忘れられない瞬間と最年少合格。

吉原 達成さん

年齢 21歳
受験回数 2回
職業 学生
出身校 東京理科大学 理学部 第一部応用物理学科
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2014年度弁理士試験の最終合格発表日(2014/11/11)時点のものです。

弁理士を目指した理由

私は物理が大好きだったため、理系の技術などに一生携われる分野として知的財産に興味を持ちました。そこでまず、知的財産管理技能検定3級の受験から始めました。知的財産管理技能検定3級の勉強の中で、知的財産の奥深さや、面白さを感じ、もっとこの分野で上を目指したいと思い、弁理士の勉強を始めることにしました。

弁理士試験の勉強をし、新聞や本などを読むことにより知的財産は技術だけでなく、経営、経済、国際観にも関連していてとても面白い分野であることにも気付き、それをモチベーションに勉強を続けました。

LECを選んだ理由

納冨先生のガイダンスに参加させていただき、是非、この先生の講義を受講させていただきたいと思いました。更にカリキュラムがとても充実しており、無理なく勉強を続けることができると思ったこともLECを選んだ理由の1つです。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

入門講座、論文基礎力完成講座、短答基礎力完成講座は段階的に勉強できる構成となっており、初学者でも十分ついていけるような内容となっていました。上記3つの講座を受けることで、主要四法を3周勉強することができ、自然に知識の定着を図ることができたと思います。また、納冨先生が定期的に開いてくださる相談会では勉強の仕方などで迷ったときにその都度起動修正をしてくださいました。

入門講座のテキストについても、丁寧な解説がされており、初学者にも十分に理解できるようになっていたため法律初心者の私でも取り組みやすかったです。また、1年目に短答試験に落ちた後も解らない部分がある場合には入門講座のテキストに戻ることで理解が深まることもありました。短答基礎力完成講座のテキストは、勉強のベースとして2年目もひたすら読込みました。このテキストは、短答的知識を得るためには最適のテキストであると思っています。
論文は、短答基礎力完成講座のテキストで得た知識をベースに納冨先生の「納冨レシピ」を中心に勉強を進めて行きました。この「納冨レシピ」は、非常に論文試験の対策になり2年目の勉強でもたく使用しました。
2年目には、学習経験者向けの論文体系別攻略コースというコースを受講しましたが、その論文講座では、論文の問題をいくつかの種類に分類し、その種類ごとに解き方を解説していくというスタイルをとっていました。そのため、初見の問題を解く際に「この問題はどの種類なのか」「では、どう考えて解くのか」と考える力がつき、答案構成などをする際に無駄が省け、とてもためになりました。

実際の講義の中で先生に時間を指定され、問題を一度答案構成する時間が与えられるため、各問題の時間配分もわかり、時間感覚が身につきました。また、講義後の時間を全て復習に充てられる点でも非常に良いと感じました。
テキストは、付属の問題数が多いため何度も復習をすることで論文試験の勉強に大変役立ちました。テキストが体系的に分けられているため、復習もしやすかったです。また、アプローチ編とコンプリート編に分けられていたことで段階を踏んだレベルアップが出来るようになっていました。コースに付属の模試は、受けた後も普段の講義の復習や、弱点部分の強化にも利用でき、解説もわかりやすかったです。

納冨先生は、「有限にして完成力を高める」という勉強法を奨めており、何をすべきで、何をすべきでないかを明確に示してくださいますので勉強が進めやすかったです。何を書けば点数になるのかもはっきりと解説してくださり、納冨先生を信じて勉強してきたからこそ最終合格出来たと思っています。

短答試験対策で気をつけたこと

1年目の結果を元に勉強方法の修正を行いました。

まずは勉強方法です。1年目は過去問をベースに勉強を進めていました。しかし、平成25年の短答試験はとにかくひどい点数で不合格でした。そこで2年目は勉強方法を変え、短答基礎力完成講座のテキストと条文の読込みを徹底的に行いました。短答試験だけではなく、論文試験、口述試験も見据え、主要四法では確実に点数が取れるように四法中心で勉強を行いました。

次にスケジュールです。1年目の短答基礎力完成講座で納冨先生が配布してくださったスケジュール表を基に自分でスケジュール表を作っていました。基本的に2ヵ月先までは詳細なスケジュールを立てるようにしていました。

最後は直前期の勉強法です。短答試験の直前期までは四法対照法文集に書き込みをすることで必要な知識を集約し、直前期に入ってからは条文集の読込みを口に出して行っていました。(四法は必ず毎日1周以上)条文を読む時は、読む、聴く、口に出す、を意識して勉強を進めて行きました。

さらに、直前期は納冨先生の直前道場の講義の音声を朝起きてから必ず聴くようにしていました。講義の音声は、朝だけでは全部聴き切れないため、2.5倍速で2日に分けて聴いていました。似た条文や紛らわしいものは表にしてまとめ、覚えやすくするように意識しました。これにより2年目の短答試験では明らかに問題文に対する反応力がついたことが自分でも認識できました。

論文試験対策で気をつけたこと

私は、受講していた講座での問題の復習を重点的に行いました。講義後(その日のうちに)に復習として答案構成、全文書きをして、出来が悪かった問題をメモ(以降も繰り返し全文書き)し、その後、定期的に答案構成を行って復習しました。答練後についても上記同様の復習を行いました。判例や趣旨は短答試験前までは模試に出たものだけに限定して暗記し、その他のものは短答試験後に暗記しました。趣旨の暗記については、自分で読んだものを録音し、朝起きてすぐ2.5倍速で毎日聞いていました。直前期である論文試験2週間前から全文書きなどはせず、趣旨、判例の暗記や知識の確認を入念に行いました。

2年目の論文の勉強の印象は、ひたすら問題を解いていたという感じです。答練などを除いた全文書きだけで100問以上解きました。短答試験の勉強をしっかりすることで、基本的な法律の知識も得られ、更に論文の答案を書くときに条文集を見ることが少なくなり時間の短縮にも繋がりました。本試験では、緊張感もあるため自宅で全文書きをしている時や模試の時に比べ時間がとても短いと感じました。今振り返ってみても、日々の勉強から時間を意識して勉強する事はとても大切だったと思っています。

通学講座のメリット・デメリット

メリットは、モチベーションが維持できることや、講師に質問がすぐに出来ること、受講中に眠くなりにくいことです。 デメリットは、通学が大変で、講義の時間に制限があることだと思います。

大学生活との両立の仕方

大学生活と弁理士試験の勉強を両立させるためには、「とにかく絶対に合格する」という強い意思を持って勉強することが大切でした。私は、2ヵ月先まで勉強の予定(内容と時間数)を立てていた為、その予定がずれることがない場合には遊びにも行っていました。学生であるため、社会人の方よりも時間はありますが、遊びの誘いも多いため、勉強を続けていくことは私にとってはかなりの覚悟が必要でした。

今、合格して思うこと

基本的に勉強は1人で行うものですが、勉強をする上で沢山の人に支えられることで勉強することが出来ているということを実感しました。ひたすら試験勉強に集中することができる環境にいた自分は、とても恵まれていたと思います。合格を報告する人がいること、合格を一緒に喜んでくれる人がいることを非常に幸せであると感じました。家族をはじめ、LECの先生方、友人、先輩、たくの方々に本当に感謝しています。

毎日欠かさず行っていた弁理士試験の勉強がもう終わってしまったのかと思うと少し寂しい気持ちもあります。ですが、今後益々注目される知的財産という分野において、この資格を持った私にはどのような事がさせていただけるのかをもっともっと模索し、勉強していきたいと思っています。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

弁理士試験の勉強はとても大変でしたが、思い返してみると、とても充実した2年半だったと思います。「2年目の短答試験の解答速報会で39点を超えた瞬間」、「論文試験の結果発表を見た瞬間」、「最終合格の結果発表を見た瞬間」、どれも忘れられない最高の思い出となりました。

また、2年目の短答試験は、21年の人生の中で最も楽しめた「あっ」という間の3時間半でもありました。勉強を始めることで人と違った生活になり辛いこともあります。ですが、人と違った未来に向けて「絶対合格する」という強い意志を持ち、コツコツ勉強することで必ず合格出来る試験だと思います。頑張ってください。

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