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2013年度合格
内海 一成さんの合格体験記

合格者
一発合格

1年間の集中で勝ち取った最終合格

内海 一成さん

年齢 39歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 京都大学大学院 工学研究科 電子物性工学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2013年度弁理士試験の最終合格発表日(2013/11/7)時点のものです。

弁理士を目指した理由

私は技術開発に携わってきました。その過程において、自らが開発に関わった技術を発明として保護すべく、特許出願の明細書を執筆することが増えてきました。
このとき、新規性・進歩性の考え方を知り、いかに発明を権利化し、かつ広い範囲をカバーする強い権利とできるかという視点を学んでいきました。その考え方をもっと深く知りたいと思いました。そこで、弁理士試験に向けて学習することを決意しました。

LECを選んだ理由

弁理士試験に向けた学習を決意したものの、自分の業務に関係するのは特許法のごく1部にすぎず、しかも意匠・商標に関しては全く知識を持ち合わせていませんでしたから、独学では時間がいくらあっても足りないと思いました。
そこで体系的に学ぶことを目的とし、2013年向け短答論文速習講座の説明会(横浜本校)に参加しました。説明会では、担当講師の山田大樹先生が合格までの道筋を明快に話してくださり、何をしなければならないか理解できました。
通学講座と合わせて佐藤先生のWeb講座の視聴もできるとのことでしたので、通信で予習+生講義で確認という効果を期待して受講を決意しました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

週3コマの講義はハードでした。しかし、スタートが遅れたことは自分の責任ですので、腹をくくって通学しました。通学のない日は、佐藤先生のWeb講義を視聴し予習しました。
Webでの視聴はその場での質問ができませんが、自由に戻れるので理解できるまで何度も見直しました。また、それでも理解できないときは、通学講座で山田先生に質問させていただきました。

11月までは入門講座テキストを使用した学習でした。入門テキストには、特実意商条著不の全体を理解するために最低限知っておくべき事項がコンパクトにまとめてあり、まずはそれらを吸収することに注力しました。これだけでは最終合格には足りないことは聞かされていましたが、結果としては焦らずに基礎を固めることに専念してよかったです。
12月から論文基礎力完成講座に移行しました。テキストには、論文を書くための基本事項から始まり論点ごとの定型表現や必要不可欠な項目のリストなどがまとめてありわかりやすかったです。この段階では通学受講と答練および入門講座の復習で手一杯となり、Web視聴の時間をとれなくなりました。

しかし山田先生の丁寧な解説を生講義で受けることができたので、当時の自分にとっては十分でした。とはいえ、満足に論文を書けないまま答練を終え、不安を抱えていたことは事実でした。論文について不安を抱えていましたが、2月には短答基礎力完成講座に移行しました。テキストには、条文ごとに詳細な解説がされており、これも生講義についていくので精一杯の状態が続きました。

ここで、膨大な情報全てを記憶することはあきらめ、原理原則から解答を導き出すことができるように考え方を改めました。 山田先生からは、今は伸びる時期なので短答試験までに20点はアップできる、特にG.W.の連休を活用すればいける、との励ましをいただきました。また、講座の仲間とも健闘を誓い合いました。

通学講座のメリット・デメリット

通学講座のメリットとしては、その場で質問できることだと思います。また講義終了後も質問の時間をとっていただけたのでありがたかったです。
Web講座のメリットは、理解できるまで繰り返し確認できたことです。私は普通の会社員ですので、日々仕事をしながらの学習でした。通勤電車の往復2時間を学習に費やしました。ここで大変役立ったのはタブレット端末で、条文集アプリ、青本および審査基準のpdfファイルをタブレットに入れて、いつでも参照できるようにしました。
家庭では、帰宅が遅くても最低1時間は学習するようにしました。ただ、全ての時間を勉強に費やすと精神バランスを崩すので、息抜きの時間も確保しました。時間の使い方にメリハリをつけたのがよかったと思います。

短答試験対策で気をつけたこと

3月まではテキスト中心の学習で手一杯で、短答過去問にほとんど当たっていませんでしたが、4月以降は短答過去問を集中して解いていきました。
LECの過去問集を利用しましたが、問題が論点ごとに整列されていたので、論点を1つずつつぶしていくには最適でした。過去問を解くにあたり、5枝のうち1つだけの正誤を問う問題であっても、全ての枝について正誤を判定することを心がけました。
4月末までに全科目について過去10年分の過去問に当たりましたが、正直なところ、この段階で本試験に間に合うのかどうか不安でした。4月末には自分の実力を確認するために短答公開模試を2回受けました。結果は全受験者の平均をやや上回るかどうか、というところでした。まだまだ短答合格には届きません。しかし1ヶ月前は平均以下だったことを考え、自分の伸びを実感できたことも確かでした。

論文試験対策で気をつけたこと

短答試験から論文試験までは6週間しかありません。新しいことに手を出す時間はなく、論文基礎力完成講座のテキストの復習に専念しました。
論文に関しては、慣れが必要であると考え、短答試験の翌週から日曜日ごとに論文公開模試を4週間受け続けました。そしてそれ以外の日は、テキストのブロック集の書き出しと暗記、論点ごとの項目リストの暗記に励みました。
公開模試では時間不足となることが多かったため、過去問やレジュメ記載の問題についてすばやく答案構成する練習を重ねました。また筆力アップのため、できる限り答案用紙に全文書きしていきました。

合格して思うこと

弁理士試験合格までは合格が目標でしたが、今となってはスタートラインにようやく立てたというのが実感です。
特許法の明細書関連の知識しかなかった状態から短期間で合格できたのは、山田大樹先生のご指導のおかげです。
またWeb講義を視聴させていただいた佐藤先生、口述特訓道場を受講させていただいた宮口先生、その他の先生、スタッフの方々にもお世話になりました。皆様ありがとうございました。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

集中して勉強すると思わぬ力が発揮されることがあります。LECの講座を有効活用して合格されることを祈っています

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