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2013年度合格
中落 臣諭さんの合格体験記

合格者
一発合格

一発合格の明細書

中落 臣諭さん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 薬剤師
出身校 千葉大学大学院 医学薬学府 総合薬品科学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2013年度弁理士試験の最終合格発表日(2013/11/7)時点のものです。

弁理士を目指した理由

大学の研究室の先輩が弁理士として活躍されており、それが弁理士という職業を知るきっかけになりました。最先端の技術に触れつつ、文章技術や論理的思考を駆使できる実力主義の世界で、自分も仕事がしたいと思い、弁理士に転向することを決意しました。

LECを選んだ理由

短期間で合格するには、予備校を利用することが必要であると考えました。LECは実績、規模、講座数のいずれにおいても優れた予備校であったので、LECを選ぶことに特に迷いはありませんでした。無料講義やガイダンスをいろいろ聞いてみて、楽しくもあり、熱心でわかりやすい講義をしてくれる宮口先生の講座を受講することにしました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

入門講座は一発合格できた大きな要因の1つになったと思います。試験勉強は2012年の6月頃から通信講座で始めたので、既に始まっていたカリキュラムに追いつくことが最初は大変でした。
しかしながら、宮口先生の講義は、試験勉強でありながらも、日々の楽しみのように聴くことができる内容であり、テキストも弁理士試験において最も重要な分野がコンパクトにまとめられたものであったので、講義の楽しさと新しい世界を知る楽しさの相乗効果で、勉強をどんどん進められたことが今でも印象に残っています。

通信講座のメリット・デメリット

通信講座のメリットは、自分のペースで勉強できることです。また、速度調整もできるため、1.5倍速で再生すれば3時間の講義も2時間で完了することができます。
一方、通信講座のデメリットは、質問ができないことや、1人で勉強をしなければならないことです。しかしながら、そういう環境であるからこそ、自分で考えて理解を深めたり、一心不乱に勉強を進めることができて、自分の成長につながった部分も多々あります。

仕事と勉強の両立の仕方

まずは、隙間時間を活用することです。そうすれば社会人でも、意外に多くの勉強時間を確保できます。隙間時間は暗記に向いているので、暗記用のメモなどを常に持ち歩いていました。まとまった時間が常にあるよりも、寧ろ集中して暗記ができたと思います。
そして、耳を遊ばせないようにすることです。耳が自由に使える時間は意外に多いので、ダウンロードした講義音声を常に聴くようにしていました。
さらに、青本、判例、審査基準の要点を自分で録音した音声データも作成して、何度も繰り返し聴いていました。そのような音声コンテンツを1.5倍速くらいで聴き回していれば、学習効率はかなり高くなります。

短答試験対策で気をつけたことト

短答試験は条文の知識を問う試験といえます。そこで条文の知識を網羅するために、主に3つのことに気をつけました。 1つ目は、条文の要点を抽出することです。どのような要件を具備したときに、どのような効果が発生するのか、条文の主語、述語、時期や手続の重要な文言を記憶して、条文の要点を把握するようにしました。試験で問われやすいポイントや受験生が間違えやすいポイントは、宮口先生が重点的に指導してくれたので、ピント合わせをしていくように、条文がクリアに読めるようになっていきました。また、それぞれの要点について、法域間の一致点や差異点を比較しながら、条文を体系的に理解するように努めました。

2つ目は、条文番号を記憶することです。知識を思い出しやすくするためには、頭の中に知識のネットワークを作ることが効果的です。そのネットワークの基盤となるのが、条文番号です。何条何項何号にどのようなことが規定されているのか、それがわかるようになると、頭の中に条文検索エンジンができたかのように、解答の速度や精度が格段に向上します。暗記には、全体構造編の宮口先生のレジュメに巻末付録として掲載されていた条文見出し集などが非常に役立ちました。

3つ目は、効率的に反復することです。LECの1年合格ベーシックコースでは、講義で使う短答テキストだけでなく、宮口先生のレジュメ、一問一答集、答練などがセットになっていて、これらを1通りこなすだけで、条文全体を様々な形で何回も復習できました。

それらを必死に消化していく内に、いつの間にか短答の合格ラインは超えていました。その後も間違えた問題と迷った問題だけを効率的に復習し、すべての情報を法域ごとのファイルに一元化して復習を繰り返した結果、どの年の過去問でも50点以上は取れる程度の実力がついていました。

論文試験対策で気をつけたこと

論文試験は条文の理解を問う試験といえます。選択科目は薬剤師免許で免除されましたが、弁理士試験の最大の難関はやはり論文試験であるといえます。これを突破するために、主に3つのことに気をつけました。

1つ目は、答案スタイルを確立することです。原則から例外への流れ、出題パターンに応じた項目列挙、コンパクトな当てはめなど、合格答案の型や答案作成の流れを身につけるまで、多種多様な事例問題を何度も解いて添削してもらいました。解答と添削の繰り返しの中で、書くべきことと削るべきことのバランスなども見えてきて、自分の答案スタイルが確立されていく実感と、堅実な答案を作成できる実力が得られました。

2つ目は、青本の要点を再現できるようにすることです。条文の趣旨などを逐条的に解説した青本の記載量は膨大であるため、青本の要点を抽出するために、口述アドヴァンステキストや青本に特化した講座を活用して、青本の中でも重要度の高い部分のみを記憶して再現できるように訓練しました。短答試験の合格には自信があったので、4月から5月中旬頃は主に青本の勉強をしていました。

3つ目は、判例を理解して使えるようにすることです。条文では解決できなかった事例を争った判例は数え上げればきりがなく、その内容も難解であるため、勉強しにくい分野の1つといえます。その問題を一気に解決してくれたのが、宮口先生のスーパーチャージド判例100でした。

この講座では、弁理士試験で問われ得る判例がコンパクトにまとめられていて、まさに判例の救世主的な講座といえる内容でした。判例対策はこの講座のみでほぼ十分だったので、本当に助かりました。

合格して思うこと

一発合格するためには、その決意が何よりも重要であると改めて思いました。その決意を貫けば、この時期までにこの程度の実力をつける、それを達成するためにはこのテキストをいつまでに終わらせる、というように必然的に到達目標が決まってきます。
すると、それに必要な勉強時間を捻出しようとしたり、必死に勉強を進めようとするので、すべての生活が一発合格のための生活にシフトしていき、知識量や理解度も飛躍的に向上していきます。その高揚感を維持したまま突き進めば、一発合格は十分に可能です。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

踏み出す1歩が早いほど、合格ラインに早く到達できます。まずは1歩を踏み出すことです。その1歩が新しい自分に出会えるきっかけになります。
そして、最後まで諦めず、楽しみながらゴールを目指してください。

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