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2013年度合格
H・Hさんの合格体験記

合格者
一発合格

一発合格を狙って

H・Hさん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 上智大学 法学部
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、学習経験者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2013年度弁理士試験の最終合格発表日(2013/11/7)時点のものです。

弁理士を目指した理由

私は弁理士試験を受験する前は契約法務の仕事に携わっていました。時折、知財のライセンス契約を扱うことがきかっけで知財の権利侵害について興味を持ちました。当時は比較的時間の余裕もあったため、知財の勉強を始め弁理士試験を受験することにしました。

LECを選んだ理由

2012年の7月に体験で納冨先生の水道橋本校の入門講座を受けました。初めて聞くことばかりで難しく感じましたが、初学者でも具体的なイメージができ、とても理解しやすかったため納冨先生の入門講座を申し込むことにしました。申し込みに当たり、他の予備校の講座も検討しましたが、納冨先生の授業内容だけなく、終わった講座をキャッチアップするためのサポート体制(7月から始めたため、すでに終わった講座をフォローする必要がありました)や、出席できなかった講義のWebフォローなど、勉強の環境が整っていることにも魅力を感じ、LECを選びました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

入門講座のカリキュラムは、最低限必要なものが全て揃っていたように思います。入門講座だけでは論文答練が足りないと思い学習経験者向けの講座を足しましたが、入門講座に含まれていた演習編についても問題がシンプルな分、完成度を高めることを意識して復習のツールとして使いました。

また納冨先生の講義では勉強だけでなく、勉強方法のアドバイスもたくさんいただくことができました。どの時期に何をやらなければならないのかという情報をいただけたので、その時々に応じた優先順位をつけてスケジュールを立てることができました。また、その順番に従うことで法体系の理解度も高まったように思います。

通学講座のメリット・デメリット

私は通学講座を選びましたが、通学講座の最大のメリットは講師の先生にすぐに質問ができる環境だと思います。実際、私は講義の内容だけでなく勉強方法、選択科目の選択も含め質問を通じてたくさんのアドバイスと励ましをいただきました。

また通学することで、勉強の習慣と意識がついたように思います。通学の場合、土曜日は他の予定を入れられない、平日は仕事を切り上げられないこともあるという不自由はありますが、私の場合はさほど大きなデメリットではありませんでした。

仕事と勉強の両立の仕方

私の場合、急遽仕事が入って残業となることも多く、1日にやるべき勉強はまとまった時間が確実にとれる朝に終わらせることがポイントでした。

また、なし崩し的に時間が過ぎないようスケジュールを立てること、立てたスケジュールがこなせなかったときのためのバックアップデーを設けておくこと、も大切だと思います。100%こなせなくても70%できればとりあえず次に進み、1通り終わったらもう1度やるというほうが、全体的な完成度を高める上では効率的なように思います。

また長い受験勉強の間には、モチベーションが下がるときもありました。30分でやる気を失う日もありましたが毎日続けるということが案外大切だと思います。スポーツと似て、試験勉強は1日サボると翌日取り掛かるのが一層億劫になりますし理解度が鈍くなるように思います。

短答試験対策で気をつけたこと

短答試験対策で気を付けたことは時期と勉強方法です。時期については3月までは短答と論文両方の勉強をし4月からは短答の勉強に専念しました。

勉強方法については、過去問を解くだけでは違う聞き方をされたときに対応できないと思い、過去問よりもむしろ条文の読み込みを中心に行いました。具体的にはすべての条文について、タイトルを見て何が書いてある条文か、その条文の要件、効果、趣旨は何かを1つずつ覚えこみました。

私の場合は要件をすべてリスト化できるまで書いて覚えました。また情報を四法対照法文集に集約し常に持ち歩くことで断片的な時間でも活用できるよう心がけました。

論文試験対策で気をつけたこと

論文試験対策で気を付けたことは手を広げすぎないことです。私の場合は6月に部署が異動になって急に忙しくなり、正直なところ短答試験が終わってから論文試験までの間は直前答練の受講とその復習のみしか行えませんでした。他方で、これしかできないと思ったので復習はしっかり取り組みました。

具体的には問題を解きなおすことに加え、関連する論点のレシピ、レジュメ、青本、審査のフロー、審査基準等には目を通しました。選択科目については、法学部出身ということもあり民法を受験しました。民法にした理由は、日常仕事で使っており1から学びなおす必要がないため、また司法試験向けの問題集等教材が充実していると判断したためでした。

実際に勉強を開始したのは論文試験が終わってからです。論文試験の帰りに問題集を1冊買い、問題集を解きながら関連する基本書を読み、並行して過去問を参考にある程度出易い分野を絞りながら3週間で準備をしました。

合格して思うこと

口述試験まで終えてみて思うことは、短答試験の勉強が全ての基礎になっているということです。
短答、論文、口述、それぞれの試験で聞き方は違いますが聞かれているのは1つ1つの条文の趣旨、内容、要件、効果なのではないかと思います。
私は、論文試験、口述試験の勉強がお世辞にも十分にできていたとは言い難い状態でしたが、それにもかかわらず合格できたのは、短答試験の際に1つ1つの条文を時間をかけて理解したことが力となったのかなと思います。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

弁理士としての仕事には携わっていませんが、試験に合格したことで自分の仕事の幅が広がる可能性を得ることができました。
また受験勉強を通じて効率的な時間使い方、モチベーションの保ち方など、人生教訓も学ぶことができ、チャレンジするだけでも得るものは必ずあるように思います。

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