2024年度合格
倉澤 陽良さんの合格体験記

私が合格・内定を獲得できた理由

数的処理の攻略

教養区分の1次試験を突破するためにおそらく最も重要だったのが数的処理でした。LECのWeb受講を活用して問題のタイプごとに粗方の対処法を把握しておいたことで、多くの問題にほぼ悩むことなく解答でき、大幅な時間短縮になりました。図表やモデルを自分でうまく設定することさえできれば、あとは情報処理を行うだけだったので、受講内容が本番でとても活きる形になりました。おそらく基礎能力試験は基準点ギリギリでの合格だったので、LECで対策していてよかったです。

LECを選んだ理由

担任相談制度で情報を得られる

私がLECを選んだ理由としては、自分の好きな時間帯に好きな場所で受講できるオンディマンド形式であったことや、LECの早稲田本校が早稲田駅と大学から近く便が良かったこともありますが、一番肝要だったのは担任相談制度です。大学受験と違って国家公務員試験は情報を自力で得るのが難しく、特に2年生で受験する人は周りに少なかったので、担任の講師の方に相談できるのはとても心強かったです。何度か面談を重ね、スケジュールや試験の形式などの情報を得られたのは大きかったです。

私の勉強方法のポイント

自分の専門分野を深掘り

教養区分で行われる企画立案試験、政策討議試験、総合論文試験は、受験者の社会や政策に関する知識よりも、むしろ与えられた課題を分析して考察する能力や論理的整合性のとれた発言をする能力を評価された気がしました。そのため、付け焼き刃的な暗記をするのではなく、自分の関心のある分野や大学で専攻している分野について、実現されている政策や現在の課題を予め考えるような対策が有効でした。私は経済学科なので、政府の市場介入が経済にどう影響を与えるかまとめておきました。

私が公務員を目指した理由

日本を強く豊かな国に

私が国家公務員になりたいと考えるようになったのは中学1年生のころだったと思います。当時は明治維新の時代に奔走した偉人たちが好きで、自分も彼らが必死で守ろうとした日本を良くするような職に就きたいと漠然と考えていました。日本に根付く文化や考え方、歴史が好きで、この国に暮らす人の笑顔をひとつでも増やしたいというのが国家公務員の総合職として働きたいと思った理由です。それに加えて、国際社会という大きな輪の中に暮らす地球市民の1人として、もっと生きやすい世界にしたいと考えています。

私の面接試験エピソード

人間関係について

人物試験は受験者が事前に用意した面接カードに沿って進められます。私の場合はサークルやその他のコミュニティでどのような役割で集団に関わってきたかについて深掘りされました。私は団体でリーダー的ポジションになることが多かったので、どうしたら団体に所属する一人ひとりが快適な環境になるかを考えてきたこと、そしてそれが国家公務員の総合職として多くの人の働く環境を設計する仕事をする上で役に立つはずだということを述べ、かなり受けがよかったです。

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