
不安を取り除いてくれたLECの講座と合格サポート制度
O・M さん
| 年齢 | 50歳 |
|---|---|
| 大学 | 早稲田大学(法学部)卒業 |
| 法科大学院 | 広島大学法科大学院 未修 |
| 予備試験合格時 | 無職 |
| LEC受講歴 | 入門コース、論文直前パック |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
私が法曹を目指すようになったきっかけは、専門職に就きたいと考えていた中で、社会生活上、法が果たす役割の大きさを実感したことにあります。身近なトラブルや社会問題に触れる中で、法的知識の有無によって救われる人とそうでない人がいる現実を知り、専門家として人の人生に深く関わる仕事に魅力を感じました。また、事実を丁寧に分析し、論理的に結論を導く法的思考にも強く惹かれました。法を通じて公正な解決を実現する法曹という職業に強い憧れと使命感を抱き、本格的に目指す決意を固めました。
LECを選んだ理由
LECを選んだ理由は、司法試験・予備試験対策における長年の実績と、体系的に構成されたカリキュラムに魅力を感じたからです。基礎から応用、さらに実務基礎まで一貫して学習できる環境は、社会人として限られた時間の中で合格を目指す上で大きな安心材料となりました。また、田中先生や各講師の方の分かりやすい講義や教材の質に定評があり、独学では把握しにくい試験の水準や学習の優先順位が明確になる点にも魅力を感じました。効率的かつ戦略的に学習を進めるため、LECを選択しました。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
社会人として受験勉強を進める中で、時間の確保とその使い方は最大の課題でした。平日は仕事前後の時間や休日を活用し、講義視聴や復習、演習に取り組んでいました。しかし、前年度において、これまで一度も落としたことのなかった択一試験で初めて不合格となり、大きな焦りを感じました。さらに、仕事もテレワークが廃止されるなど就労環境が変化したこともあり、仕事を続けたままでは、十分な演習量と理解を確保できないと判断しました。そこで、熟慮の末、択一試験前に仕事を辞め、受験勉強に専念する決断をしました。退職後は択一対策に重点を置きつつも、論文試験を見据えた学習を六月の直前期まで継続し、全体のバランスを意識した時間配分を徹底しました。この判断と時間管理が、最終的な合格につながったと考えています。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
受験勉強を通じて最も大きな失敗だと感じているのは、前年度の予備試験で、安定して通過していた択一試験に初めて不合格となったことです。この結果により、論文にかける時間を確保しつつ、択一も安定してとれるように対策が必要と痛感し、時間管理を修正しなければと考えました。また、今まで、仕事を口実に漫然と理解が不十分なまま学習を進めていた部分や、演習量の不足を痛感しました。一方で成功したと考えているのは、その失敗を冷静に分析し、学習戦略・時間管理を修正できたことです。択一対策を強化する必要性を認識しつつも、短期的な不安に左右されることなく、論文対策を六月の直前期まで継続しました。論文を意識した学習を続けたことで、知識の整理や思考力が深まり、最終的な合格につながったと感じています。
LECに通ってここが良かった
LECに通って特に良かったと感じている点は、膨大な試験範囲の中で学習の指針が常に明確であったことです。講義や教材を通じて、重要論点や学習の優先順位が示されており、迷うことなく学習を進めることができました。また、実務基礎を含めた答案指導が充実しており、自分では気付きにくい弱点や思考の癖を修正できた点も大きなメリットでした。社会人受験という制約のある状況でも、効率的に合格水準へ到達できたのは、LECの体系的な指導のおかげだと感じています。さらに、特に良かったと感じている点は、このように講座や教材の質の高さに加え、受講生一人一人の状況に応じた手厚いサポート体制が整っていることです。入門講座受講生は、合格サポート体制を利用することができ、本制度で提供される論文模試や口述模試等は、典型問題を基本とした原則から考えさせる良問ぞろいで、実際に本番の論文試験や口述試験でも出題され、大きなアドバンテージになりました。特に印象に残っているのは、口述試験対策の過程で、やむを得ない事情により口述模試を受験できなかった際の対応です。私は1月3日にぎっくり腰を患い、歩行が困難で寝たきりの状況になったため、当日の口述模試を受けることができませんでしたが、LECの御担当者様に相談したところ、口述模試に出題された問題をメールで送付して下さいました。この御対応により、本来受験できなかったはずの模試問題を用いて、本番を想定した復習とシミュレーションを行うことができました。また、その際に、同じくLEC入門講座生で口述上位合格者のブログを紹介して下さり、どういう対策が有効か知ることできました。そして、超直前期に行われたLEC出身の合格者・田中講師による口述試験再現にZOOMで参加することができ、口述試験の実際の合格者の受け答えをリアルタイムで拝見することができたため、結果として、口述試験本番でも落ち着いて質問に対応することができました。こうした柔軟かつ親身なサポートを受けることができた点は、LECならではの強みであり、サポートプログラムの充実が合格を支えてくれたと強く実感しています。この場をお借りして心から感謝を申し上げます。
LECの講座の良かった点
法律実務基礎講座(講義編 現:入門編)
田中先生による法律実務基礎講座(講義編)は、確実A評価を取りたい重要性の高い実務基礎科目について、その考え方を体系的に理解するために非常に有益な講座でした。要件事実、事実認定、証拠評価といった実務特有の思考方法は、他の科目の論文学習とは性質が異なり、独学では理解が難しい部分も多いと感じていました。本講座では、具体的な事例を用いながら、どの事実に着目し、どのような順序で検討すべきかを丁寧に解説していただけたため、実務基礎科目に対する理解が大きく深まりました。また、起案の際にどの程度まで書くべきかという実践的な視点も示されており、試験で求められる水準を把握する上でも大いに役立ちました。実務基礎科目への苦手意識を克服し、学習の方向性を明確にしてくれた講座でした。何よりも法律実務基礎講座(講義編)は、論文対策にとどまらず、口述試験対策においても非常に大きな効果を発揮した講座でした。特に効果的だったと印象に残っているのは、本講座に付属して配布された口述過去問集です。これは、口述試験の過去問について質問と正解が完全な形で掲載された教材です。一般的な口述対策教材では、主査と受験生とのやり取りが中心で、最終的にどのような質問が行われたのか、正解が何なのかが分かりにくいと感じていました。しかし、本教材では、実際に問われた質問とそれに対する正解が明確に示されており、口述試験で求められる知識と表現を効率的に確認することができました。主査とのやり取りを追う形式ではなく、質問と回答が整理された構成であったため、短期間で効率的に繰り返し学習することが可能であり、私は本教材を七回以上回すことができました。その結果、口述試験に対する不安が大きく軽減され、自信を持って本番に臨むことができました。本講座は、口述試験合格の決め手になったと感じています。また、刑法の定義集も付属していたため、口述直前に短期間で定義を確認することができました。刑事の口述では、構成要件をそのまま問われるため、直前に何度も確認できたのは非常に有効だったと感じております。
法律実務基礎講座(演習編 現:過去問編)
法律実務基礎講座(演習編)は、講義編で得た知識を実際の答案作成につなげるために欠かせない講座でした。自ら答案を作成し、添削を受け、模範解答や詳細な解説と比較することで、事実の拾い方や評価の仕方、論述の過不足を客観的に確認することができました。特に、事実の整理や当てはめの精度について、自分では気付きにくい思考の癖を修正できた点が大きな収穫でした。解説では、結論に至るまでの思考過程が丁寧に説明されており、単なる暗記ではなく、再現性のある実力を養うことができたと感じています。実務基礎科目を安定して得点できるようにするための実践的な訓練の場として、非常に有意義な講座でした。
入門講座
司法試験入門講座は、法律学習の基礎を固める上で大きな役割を果たしました。各科目について、条文構造や制度趣旨を丁寧に解説しており、単なる知識の暗記にとどまらず、理解を重視した学習が可能でした。初学者にも分かりやすい内容でありながら、予備試験・司法試験で頻出となる重要論点が的確に整理されており、その後の応用的な学習の土台となりました。また、講義の中で示される学習の優先順位や、今後どのように学習を発展させていくべきかという指針や簡潔なテキストは、いまだに参照しており、長期にわたる受験勉強を進める上で大きな助けとなりました。基礎力の重要性を再認識させてくれた講座です。
今後の抱負
予備試験合格は一つの通過点に過ぎないと考えています。今後は司法試験に向けて、これまで身につけてきた基礎力と実務的思考をさらに磨き、CBT制度に変わってもLECの対策講座を利用して対応し、より完成度の高い答案を安定して書けるよう努力していきたいと思います。また、法曹として求められる責任感や倫理観を常に意識し、社会に貢献できる法曹となることを目標に、引き続き研鑽を積んでいきます。




