
LECの良かったところは「講義」と「手厚さ」です!
S・M さん
年齢 | 40歳 |
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大学 | 名古屋大学(経済学部)卒業 |
予備試験合格時 | その他 |
LEC受講歴 | 2年合格コース、予備論文直前パック、短答論文フルコース |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
第2子を妊娠したタイミングで、子供のころ性犯罪にあったことがフラッシュバックしてしまい、自分の子供はもちろんのこと、子供や女性を守れる法曹になろうと思い立ちました。また、以前は司法書士をしていたため、法律には興味があり、いつかは司法試験に挑戦したいと思っていました。また、専業主婦であり、子供が寝ている時間なら勉強時間が取れると思い、勉強するなら今だと思い、勉強を始めることを決意しました。
LECを選んだ理由
以前LECで司法書士講座を受講して司法書士に合格できたため、LECなら信頼できると思い、LECを選びました。また、無料体験で受講した田中先生の講義が大変わかりやすく、この先生の講義が受けたいと思い、LECでの受講を決意しました。また、田中ゼミ出身者の合格率が高いとパンフレットに書いてあったため、ゼミを受けたいと思ったもの理由です。また、受講の際、相談に乗ってくださったスタッフの方が親切だったのも決め手です。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
毎朝4時に起きて子供が起きるまで勉強しました。ただ、明け方子供が起きることがあるので、上手くいかない日もたくさんありました。朝型のため、夜は子供と一緒に9時頃に寝ていますが、このスタイルが私には合っていたと思います。日中は子供が昼寝をするとチャンスと思い、そのタイミングで勉強しました。子供を犠牲にしたくないという思いがあり、子供が起きている時間には、子供と一緒に児童館に行ったり買い物に行ったりして、勉強はしないようにしていました。去年、下の子が幼稚園に入園し、上の子が小学生になったため、ようやく日中勉強時間が取れるようになりました。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
「失敗した」ことは、隙間時間に勉強しなかったことです。例えば、子供がテレビを見ている時間に勉強できたのではないかと思っています。子供が起きている間は勉強しないと決めていましたが、テレビを見ている間にチェックシートを見るとかすれば良かったと思います。そのような隙間時間に携帯電話をダラダラと見てしまったため、時間を無駄にしたと後悔しています。また、私は2022年に短答が合格したにもかかわらず、翌年短答で落ちてしまったため、短答対策もしっかりやらなければならなかったと後悔しました。「成功した」ことは、朝の時間に効率よく勉強できたことです。夜に勉強しようと思ったこともありましたが、夜はどうしても疲れていて集中力が落ちるため、朝方に切り替えて良かったです。また、2024年は短答対策もしっかりやったため予備試験合格に繋がったと思っています。
LECに通ってここが良かった
子供が小さいため講座はウェブで受講していましたが、ゼミだけは通学で受講していました。ゆえに、田中先生に直接お会いすることができ、ゼミの後先生に質問できたことが有難かったです。また、田中先生のオフィスアワーが毎月あったのも良かったです。私の都合上主に電話で対応していただきましたが、勉強方法などの相談もでき、論文も見てもらえたため、毎月のやる気に繋がりました。 また、LECはチューターへの質問制度が充実していて、質問すると早く回答してくださり、丁寧に教えていただけました。 また、私は2022年合格目標だったため、LECの受講が終了して時間が経っていますが、それにもかかわらず、田中先生にご相談できる機会をくださったり、口述対策の機会を設けてくださったり、手厚くフォローしてくださるのが有難かったです。
LECの講座の良かった点
入門講座
入門講座では、法律の基礎から田中先生がわかりやすく教えてくださり、楽しく法律の勉強をすることができました。田中先生は板書を書いてくれるので、復習がしやすかったです。元々法律の知識は少しあったものの、昔勉強していた時から法改正があったことから知識を刷新できるか心配だったのですが、そんなことは全く感じず新鮮に知識を入れることができました。論文基礎力養成答練も、同じく田中先生だったので、とにかくわかりやすく、まだ勉強中の早い段階から論文を書く練習ができて、添削してもらえたことが良かったです。通学クラスだったため、田中先生の添削がついていたことも良かったです。
合格答案作成講座
やはり板書を書いてわかりやすく教えてくださった点だと思います。たくさんの典型的な問題に慣れることができて、答案構成の書き方、何が答案においてポイントになるのかを学べました。問題の数が多いのも魅力的だと思います。民法では、田中先生の作成した論文の答案例をいただけたため、実際に文書化するとこういう感じだということを学べました。また、予備試験の過去問も初年度から講義で扱ってもらえるのも有難く、過去問に慣れることもできました。入門講座でも配布されたチェックシートは口述試験まで重宝しました。司法試験対策でも使い続けます。
ハイレベル論文答練
実際の予備試験の形式に慣れることができて良かったです。添削がついていて合格者の方ができていること、できていないことを指摘してくださるのが有難かったです。、また、解説冊子の解説も丁寧で、わかりやすかったです。2024年の論文公開模試では、会場受験を選択しましたが、本番のように人がいる場で緊張感をもって論文を書く練習ができました。また、場所も色々あり、帰省中に実家近くの会場で受験できたことが良かったです。 自分の順位がわかることも良かったですし、参考答案として他の受験生が作成した答案を各科目1通ずつアップされるため、勉強の刺激になりました。 ロースクール直前答練をオプションで受けられたことも、論文対策になって良かったです。
短答合格講座
全年度の司法試験、予備試験の過去問を解説してもらえるため、効率よく過去問を学習できました。自分でやっていては全部学習するのに時間がかかると思うのですが、田中先生がさくさく解説してくださるので、あっという間にたくさん の問題を勉強できました。小テストがついていたため、自分のつまづきやすい点に気付くことができたのも良かったです。短答は論文とは違って細かい知識が必要になったりしますが、そういったところは田中先生が板書でわかりやすく教えてくださりました。
矢島のスピードチェック講座
主要7科目について重要論点を高速で解説してくださり、あっという間に復習ができました。 なぜこのような論証になるのかという理由も解説があり、テキストを見ただけで講義を思い出せるのが良かったです。 テキストはとてもわかりやすく、コンパクトにまとまっているため、復習がしやすかったです。最新の重要判例が載っていることも良かったです。
今後の抱負
この流れで2025年の司法試験に合格して、司法修習生を経てできたら検察官になりたいです。年齢的に若くないですが、若くないからこそ法曹として社会の役に立てることがあると思います。専業主婦歴が長くなってしまいましたが、早く社会復帰して、法曹として活躍できる日を夢見ています。子供たちにも頑張って働く母の姿を見せたいなと思っています。そのためには、今は司法試験に向けて勉強をしっかり頑張りたいです。