
LECの良かったところは、分かりやすさ!
K・Y さん
年齢 | 23歳 |
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大学 | 青山学院大学(法学部)卒業 |
法科大学院 | 慶応義塾大学法科大学院 既修 |
予備試験合格時 | 法科大学院既修2年 |
LEC受講歴 | 予備1年合格コース、短答論文フルコース |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
法曹を目指したきっかけ
私は、小学生の頃の課外活動で最高裁判所の庁舎見学をしました。その際に、自分もこんな場所で働いてみたいと感じたことが法曹を意識したきっかけでした。そこから、法曹を主人公としたドラマや映画などを見る中で法曹の仕事に魅力を感じ、その目標はより具体的なものになりました。勉強を始めた当初は何度も挫折しそうになりましたが、法曹になりたいという強い思いや応援してくれる周囲の存在が自分を鼓舞してくれたと思います。
LECを選んだ理由
私は、友人の紹介がきっかけでLECのことを知りました。実際に予備校を選ぶ際は、YouTubeに公開されている体験講座を試聴したり、各予備校に資料請求をした上でテキスト等を読んでみて、自分に一番合うところをじっくり検討しました。その中で、田中先生の体験講座の分かりやすさに感動し、LECで勉強すれば最終合格を勝ち取ることできると感じられたことが選んだ決め手です。また、他の予備校と比較すると少人数のイメージがあり、一人一人にしっかりと向き合っていただける印象が強かったのも選んだ理由の一つです。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
私は、まずは学校での勉強をしっかりと行うことを重視していたため、LECの講座はその合間の時間で受講していました。その影響で、本来のスケジュールに遅れをとることも多かったです。しかし、学生には長期休みがあり、その期間で十分に遅れを取り返すことができます。私は、土日や長期休みに試験勉強に専念することで学業と両立させていました。LECでは、講義の録画が翌日には配信されるため、多少スケジュールに遅れをとっても不安はありませんでした。
受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」
受験勉強を通じて「失敗した」と思うことは、選択科目の勉強に着手する時期が遅かったことです。私は、短答式試験終了後に選択科目の勉強を始めましたが、約1ヶ月半の間に選択科目の理解を十分にすることはできませんでした。自分のように選択科目にはあまり手が回っていない受験生も多いと思うので、選択科目で上振れを狙うという受験戦略も考えられると思いました。受験勉強を通して「成功した」と思うことは、色々な教材に手を広げすぎなかったことです。他の予備校と比較すると、LECは教材が少し薄いという印象を持たれがちですが、受験に必要な事項は網羅的に記載されているため心配は不要です。私は、色々な教材に手を広げすぎるとどれも中途半端になってしまうと感じたため、LECの教材を完璧にすることを意識して勉強に取り組みました。
LECに通ってここが良かった
LECの魅力は、とにかく分かりやすさにあると思います。説明を聞いて何を言っているかがわからないということはほとんどなく、理解していない点があるのに次の説明が始まることもないため、論点の繋がりを正確に理解できたと感じています。また、短答・論文・口述に合格すると、それぞれの段階で模試や講座を無償で提供していただけるため、受講生に対するサポートはかなり手厚かったです。その度にLECを選んで良かったと強く思いました。
LECの講座の良かった点
入門講座
入門講座は全て科目を田中先生が担当しており、話の流れに一貫性があるため非常に理解しやすかったです。講座の録画は翌日から配信されるため、私は一度入門講座を受講してから、数日後に再度音声だけを倍速で聴くことで理解の定着を図っていました。入門講座のテキストは初学者でも分かりやすいように作成されている上、田中先生の説明も非常に丁寧だったため、理解に困ることはありませんでした。自分を予備試験合格へと導いてくれたのは、田中先生の入門講座があったからだと断言できます。
合格答案作成講座
私が事例形式の問題を解くのは合格答案作成講座が初めてでした。そのため、事例をどのような思考で読んでいくべきなのか、答案構成はどの程度具体的にすべきなのか等は全く分からない状態でしたが、講義を通してそれが理解できるようになりました。合格答案作成講座で扱う問題の難易度は幅広いため、今でも収録されている問題には目を通す機会があります。また、限られた時間の中で多くの問題の答案構成をし、長い時間文字を書くことに慣れることで、その後論文を書くことにも活きると思いました。
矢島先生のスピードチェック講座
矢島先生のスピードチェック講座は、必要最小限の時間で必要事項を網羅的に確認することができる講座です。全ての範囲に目は通しますが、その年の論文式試験で出題が予想される範囲を特に重点的に学習できる点が非常に良かったです。また、コンパクトなテキストには過去の出題趣旨や論証等を含めた重要事項が記載されており、私はスピードチェック講座のテキストを試験会場に持っていき、これを直前まで見ていました。
短答合格講座
短答合格講座では、過去問をひたすら解きました。当初、過去問は自分1人でも解くことができるから講座は受講しなくてもいいかなと軽く考えていました。しかし、過去問集に記載されている解説を読んでも理解できない問題があったため、講座を聞き論点を正確に理解する方が適切であると思い結局全て受講しました。短答式試験では初見の問題も度々出題されるため、暗記することとともに理解することが非常に重要です。講座では、理解することに重点を置いた解説をしていただけたため、私はそれによって初見の問題にも対応できるようになったと思います。
今後の抱負
司法試験本試験まで残り5ヶ月しか残されていませんので、合格に向けて全力を尽くしたいと思います。LECは、予備試験合格者に対して司法試験対策講座を提供してくださるため、これを活用して本試験合格を目指します。