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2020年度合格
T・Mさんの合格体験記

合格者

過去問分析こそが、最も効果的な司法試験攻略法

T・M さん

年齢 46歳
大学 九州大学(法学部)卒業
法科大学院 西南学院大学法科大学院 既修
受験資格 法科大学院修了
LEC受講歴
  • 矢島の速修インプット講座、矢島の論文完成講座

※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。

法曹を目指したきっかけ

私は、大学卒業後、公務員として働いており、充実した日々を送っておりました。しかし、いつしか、与えられた役割を無難にこなすという公務員の特質や、組織に守られ、いわばぬるま湯の中でこのまま人生を終えていいのかという点に疑問を持つようになりました。また、私自身の性格として、一匹狼的なところがあり、組織で動くことの息苦しさを感じていました。そんな折、法科大学院制度がスタートしました。当時は、幅広く社会人からも学生を募集しておりましたが、学費や公務員を退職することなどのリスクもあり、相当悩みました。しかし、結局、死ぬときにいい人生だったと思いたいとの結論に至り、弁護士として独立開業し、さらなる充実した日々を送るべく、司法試験を目指しました。

LECを選んだ理由

私が受験する年度から、民法が改正法で出題されることが決まっており、改正法対策をしなければなりませんでした。そこで、ある程度基礎的なところから、論文に必要十分なスキルを付けることが可能な講座を探していたところ、矢島先生の速修インプット講座があることを知りました。お試しで受講したところ、テキストはコンパクトであるにもかかわらず、基礎的な定義・趣旨から、応用的な出題趣旨、採点実感のコメントまで記載があり、まさに、私が求めているものでした。また、講義もとてもわかりやすかったので、この講座を購入することにしました。結局、教材や講義の質でLECを選んだといえます。

仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)

法科大学院では、司法試験の科目以外にも、一般教養などの単位も取得しなければならず、また課題も出され、定期試験もあり、司法試験の勉強だけをしているというわけにはいきませんでした。本試験までの使える時間数は限られているため、いかにして時間を有効活用するかが、私にとって重要でした。私は、法科大学院の課題などで疲れると、そのまま勉強しないことなどがあったため、友人と論文過去問の勉強会を組み、強制的に答案を書く機会を創出することにしました。これをすることによって、友達との約束である以上、勉強せざるを得ず、また、友達の監視がある以上、ダレることもなく、答案作成を着実にこなしていくことができました。

受験勉強を通じて「失敗したこと」「成功したこと」

受験勉強を通して「失敗した」と思うことは、規範や論点のインプットを過度に重視しすぎて、アウトプットを始めた時期が遅かったという点です。どんなにインプットを正確にしても、本試験で問題を解けなければ意味がありません。逆に、インプットをある程度端折ったとしても、本試験で問題を解ければそれでいいと思います。また、アウトプットをすることは、しっかりと自分の頭で考えなければならないため、知識の精度が上がるという側面もあります。早い段階で、短答、論文の過去問を可能な限り繰り返し解くべきだったと後悔しています。逆に、「成功した」と思うことは、遅いながらも、過去問分析を徹底してやったということです。司法試験の問題には、点数が付されている事実がちりばめられており、この事実を法律論と組み合わせて答案に記載することが重要だと合格者から聞きました。そこで、過去問分析こそが、司法試験の勉強で最も効果的ではないかと考え、これを実践し、実力がついたように思います。その際、矢島の論文完成講座がとても役に立ちました。

LECの講座の良かった点

その他

矢島の速修インプット講座

矢島の速修インプット講座の良かった点は、①コンパクトなテキスト、②豊富な出題趣旨・採点実感の引用、③読み手の読みやすさを意識している点です。まず、テキストには必要十分な情報が載っており、サイズもコンパクトで持ち運びやすく、バイブルとして常に手元においておくのに便利でした。また、出題趣旨や採点実感が適宜引用されており、論点主義に陥ることなく、点数がとれる答案のイメージができました。さらに、重要部分には下線が引いてあり、線が引いてある部分だけを斜め読みすれば、理解できる構成になっていたため、試験直前などの総復習にとても威力を発揮しました。

矢島の論文完成講座

矢島の論文完成講座の良かった点は、矢島先生が明確にやるべきことを示してくださった点です。まず、年明けは1日2通書けば、大体受かると矢島先生がおっしゃったので、私は、これを実践することにしました。また、過去問の分析の仕方として、①完全答案を作って法的思考力を磨き、②その後、同じ過去問を時間を短めに設定するなどして繰り返し解くという、直前期にやるべきことを明確にしてくださいました。私はこれを愚直に実践し、実力がついたと実感しています。加えて、この講座は、近年の出題傾向を徹底して分析しており、近年の傾向に合わせて、過去問を改問してあるのもとても助かりました。

今後の抱負

私が司法試験に合格できたのは、様々なご縁によって、沢山の支えてくれる人に恵まれたからでした。司法試験に合格してみて、とても自分一人では合格できなかったなと素直に思います。指導してくださった先生、一緒に勉強してくれた仲間、支えてくれた家族、良質な講座を提供してくれたLEC、どれが欠けても、私の合格はなかったことでしょう。支えてくれた人達には、感謝の気持ちしかありません。このような経験から、今後は、人と人との繋がりやご縁を大切に仕事をしていきたいと思います。

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