
本試験の過去問と似ていると感じました!
M・Y さん
年齢 | 25歳 |
---|---|
略歴 | 千葉県市川市出身 2014年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業 2016年 早稲田大学法科大学院卒業 2016年 司法試験合格 |
受講歴 | 全国公開模試、短答パーフェクト答練 |
法曹を目指したきっかけ
私は大学入学後、国際的な挑戦をするために上海の企業で二か月間インターンシップをしました。そこで、お会いした弁護士の方から、中国ではまだ法整備が整っていなく毎日のように法律が改正されているが、その変更を日本人が知らないことが多く、そのせいで日本企業は不利な立場に置かれることがしばしばあるということをお聞きしました。私は、そのような状況をなくすべく法曹を目指しました。
合格までの道のり
私は、司法試験に合格するために必要なのは盤石な基礎知識と、可能な限り多くの演習だと思っています。
法科大学院を修了し、基礎知識を確認するためのペースメーカーとして、他の予備校よりも圧倒的に費用対効果が高く、解説も丁寧だと評判だったLECの短答対策講座を受講しました。この講座を受講したおかげで、直前期にどの科目が苦手で、どの科目が得意だったかがわかり、集中して勉強すべき教科が判明しました。同時に、受験者全体の丁寧な総評により、他の司法試験受験者と比較した自分の立ち位置を把握できたため、気持的にかなり焦り、短答の勉強はかなり集中してできたことを記憶しています。LECの短答対策講座は、盤石な基礎知識の確認に適していると思います。
さらに、最直前期には全国公開模試を受講したことで、当日の試験の予行演習をすることができました。この模試により論文を数時間書いた後の疲労感や、次の日のための復習に割ける時間をしっかり把握することができ、非常に助かりました。私は、大手予備校の模試を3つとも受験しましたが、LECの模試が最も低価格で、また、個人的な感想ではありますが最も現場思考の問題が多く、本試験の過去問と似ていると感じました。そのため、LECの模試の問題・解答は本試験の前日まで何度も何度も見直し解いていました。このように、LECの模試は、低価格で質の高いものを受講できるため、可能な限り多くの演習をすることにつながると思います。
以上のように、盤石な基礎知識の習得と、可能な限り多くの演習を経て、私は無事に司法試験に合格しました。合格した瞬間は自然と涙が溢れました。同時に、合格までにお世話になった方々に恩返しをしたいという気持ちが強く生まれ、すぐに合格の報告をしたことを覚えています。自分が思っていたよりもずっと多くの方々にご連絡を差し上げることができたことから、改めて多くの方々に支えられていたのだと強く実感しました。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
私は、模試をたくさん受験して本当によかったと感じています。司法試験は想像以上に体力的な消耗が激しい試験であったため、模試により体を慣らすことが出来たからです。
また、ロースクールの教授、予備校の講師、優秀な先輩・友人に積極的に質問をしに行ったことも、自分の中での疑問を少しずつ解消することにつながったため、良かったと思います。
逆に、インプットをやや軽視していたため、司法試験直前に慌てて暗記をする羽目になったので、日頃からのインプットもアウトプットと同じぐらい重要であったと感じました。
最後に、ストレスを抱えないようにするため、健康・食事・睡眠には最大限の注意を払っていました。この点は、可能であればご家族のサポ―トを受けるべきだと思います。
今後の抱負
グローバル社会といわれる現代でも、日系の海外進出企業は数千社程度に過ぎず、日本企業にはまだまだ海外進出の余地があるといえます。また、日本を支えるのは100万社を超えるベンチャー・中小企業だと考えています。
そこで、私は少しでも日本・世界の発展に貢献できるよう、日系企業の海外進出支援と、ベンチャー・中小企業支援を専門とする弁護士を目指します。
LECに通ってココが良かった!
司法試験直前期の時間と余裕がない時期に、私は、全国公開模試を受講しました。
直前期の不安な心境での受験だったため、精神的に厳しいものでしたが、柔軟な空調管理や、受験者全体のストレス低減のための教室での私語の徹底した禁止など、LECのスタッフさんの対応がかなり素晴らしく安心して受験できました。
模試の内容自体も、上記のように本試験に似ているものと感じ、直前期に苦手箇所を発見できたため、大変役立ちました。
また、模試には平成27年度の重要判例の解説講義もセットでついてきたため、時間がない中でピンポイントで大切な個所のみをわかりやすく解説して頂くことができ、とても有意義・有効に時間を使えました。