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2016年度合格
山本 光治さんの合格体験記

合格者

LECに通っていなければ今の私はありません!

山本 光治 さん

年齢 52歳
略歴 2016年 中央大学法科大学院既修者コース合格
2016年 早稲田大学法科大学院既修者コース合格(半額免除)
2016年 東京大学法科大学院既修者コース合格
LEC受講歴 入門講座、論文基礎力養成答練、論文力完成講座(演習編)、個別大学院対策講座、ロースクール直前答練他

法曹を目指したきっかけ

1.法曹を目指した理由

残念ながら、職務上ラインを外れたため、仕事に一応関連し、一生涯働くことが可能な弁護士を目指すことを、家族とも相談の上2015年10月末に決めました。亡くなった父が様々な資格を取得して、昼とは別に副業として夜もビル設備を管理していたので、資格の重要性を痛感していたこともあります。

2.法曹知識ゼロからのスタートにあたって

知り合いの同年代の弁護士が中央大学時代にLECに通っていた話を聞いていたため、また、独学では何から手を付けていいかわからないため、迷わずLEC渋谷駅前本校を訪問しました。実は、受講してからいわゆる予備校が他にもいくつかあることを知りました。

合格までの道のり

運よく渋谷駅前本校に10月開講6か月間の入門講座がありました。しかも、2人の先生の授業を受けるという、本当に恵まれた講座でした。

なんとかなるだろうと気楽に始めましたが、始めて見て、①記憶力が決定的に衰えていること、②受験まで10か月しかない、ということに愕然としました。そこで、ロー受験はしょせん過程であり、受かればどこでもよいこととして、勝負は3年後と割り切って、様々なことを省きました。

まず、論証等を記憶することは捨てました。代わりに、大学受験の経験から、毎日長時間勉強できる習慣づけることだけを心がけました。座っていれば何か覚えます。その点、入門講座は、週4日、夜22時までの授業でしたので、本当にペースづくりに役立ちました。また、講座では、法律の根底に流れる理念のようなものを感得することに集中しました。

次に、適性試験ですが平均点を超えられませんでした。どこのローに行くにせよ、足切りはクリアしないといけないので、やむなく2か月ほど、適性試験に専念しました。おかげで、229点とりましたが、時間を浪費してしまいました。

その結果、残りは2か月しかありません。そこで、また省きました。まず、知識量が足りていないので、書くことを捨てました。論文基礎力養成答練も読むだけでした。論文力完成講座は受験後やっています。つまり、中央大学法科大学院既修者コースの受験が生まれて初めて書いた答案ということになります。

次に、論点を網羅するには時間がないので、知らない問題が出たらあきらめることにしました。各法数十問にしぼり、書き方や論点をインプットしました。商法は総会、取締役会、株主の権限のみとしました。

結局、やっていない問題がいくつか出ましたが、年の功と入門講座のうろ覚えで乗り切れたようです。そして、直前2週間は、LECの論証集を中心に徹底的に暗記しました。今はきれいに忘れていますが、繰り返すことで定着させていくつもりです。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

失敗はすぐに修正した方が良いですね。悩むのが一番の無駄で、やってみることだと信じています。 うまくいったと思うのは、社会人として、毎日規則正しい生活を送っていることが第一です。

また、息抜きとして、勉強終了後、百選や論証集を眺めながら、居酒屋で毎日一杯やっています。覚える気は全然ありません。気にすることがストレスになりますから。就寝前の整理体操として、緊張を明日に残さないのが目的です。

また、常に目標はあくまで3年後だということを意識しています。今は、勉強だけに集中せず、定期的にジムに通って体力作りに励んでいます。毎日毎日を充実して過ごすことが結果につながると信じています。

今後の抱負

会社を休職して大学院に入学するつもりですので、法曹資格を得たら復職するつもりです。

勉強当初から、圧倒的な必要知識量に押しつぶされそうになりますが、毎年一定数合格者がおられわけですから、私も不可能ではないと達観しています。むしろ、こんな日本最高の知的ゲームに参加できるチャンスに感謝しています。しっかり準備して若い方々と机を並べることを楽しみにしています。

LECに通ってここが良かった!

大げさではなく、LECに通っていなければ今の私はありませんでした。学生であれば、同じ志を持つ者同士で切磋琢磨するんでしょうが、社会人の私には何からどのように手を付ければいいのか全く想像もできませんでした。法曹を目指すと決めた瞬間に、迷わず、LECを訪問して本当によかったです。

そして、セブンサミットを中心とする教材は、すべて簡潔に網羅されていて、じっくり思考力を養うには不向きかもしれませんが、ともかく促成栽培する必要がありましたので、私の目的に完全に合致していました。

ただ、全般的に古いようで、たとえば、刑法の因果関係については、相当因果関係を充実させるよりは危険の現実化を詳述してほしかったですね(笑)。私が学生だった30年前には聞いた覚えがありませんので、なおさらです。

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