H・T さん(60歳)
初学者に敷居が低く、始めやすく続けやすい
| 受験回数 | 1回 |
|---|---|
| 主な受講講座 | 2019年合格目標 パーフェクトコース |
| 受講形態 | 通信DVD |
| 学習開始時期 | 2019年5月 |
行政書士を目指した理由・きっかけ
前職を早期退職し、はじめは心理職を目指そうとして心理の大学院の受験資格を取るために放送大学で単位などもとったのですが、心理職の制度が変わってしまい大学3年から始めないといけないようになってしまったようなので方針を変えました。法律には興味があったので法律系の資格にチャレンジしたいと思うようになりました。いろいろ考えてみたものの、法律は全くの初学者であるということと、合格率・合格後のことを考えると行政書士の資格しかないなと思いました。
LECを選んだ理由
正直に言ってあまり深い理由はありません。大手の予備校の名前の中で名前の語感とホームページの印象が最も自分のフィーリングにあっていたからです。はじめは司法書士を受験しようとして、司法書士の講師がとても自信たっぷりに見え力強く感じたので、いったん司法書士の講座を申し込みました。でも前述のように行政書士に目標を変更したので司法書士講座を解約したのですが、もうこのままLECで行政書士講座を受講することにしました。
合格への道のり
講義を受け始めて憲法については、読書の範囲ですが、明治憲法と戦後の憲法を比較したり美濃部達吉の著作に当たったり何となく興味を持っていたこともあって、多少取り掛かりやすくはあったかもしれないのですが、そのあと民法、行政法へと進むと使用される法律用語からしてなじみのないことばかり。先取特権、物上代位、詐害行為取消権なんじゃこりゃみたいな感じでした。しかし、横溝講師の講義を繰り返し視聴するうちに少しずつわかってくる……でもインプットで手一杯で模試も受けられない。そのような感じで受験しました。
LEC行政書士講座カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用法
わかりやすいテキストとわかりやすい講義、視覚的資料で学習した後で肢別で復習して、過去問に当たる。そのサイクルが良かったと感じます。肢別では比較的答えられたのに過去問では全くに近いくらい答えられない。当初ショックは大きかったですが、取りあえず受験することにしようとした以上は続ければ変わっていくんだと根拠もなく思い込んで学習を続けました。あと科目別答練が全く答えられなかったのですが、解説講義がついていたのがとてもよかったと感じました。
講師のここが良かった
横溝講師のソフトで的確な語り口、講義内容が良かったです。背景にとても深い法律的知識があるように感じられる内容で、抵抗感なくスムーズに伝わってきました。講師オリジナルのパワーポイントもカラフルでとても見やすくてよかったですし、適度に緊張感を解きほぐすテクニックも非常にお見事でした。さらに、原則の色、例外の色と実際に見本を見せてアンダーラインをひかせていく手法もテキストにしっかり足跡を残せて初学者にはありがたかったです。
LECのサポート制度で良かった点
科目別答練はいつも自分にとってはなかなか難しかったのですが、しっかり解説講義がついていてフォローができる仕組みになっているのがとても良いと感じました。また、Myページの中でどれくらいの人が同じ時間帯に学習しているのかなどが分かるのが励みになるのではないでしょうか。また民法、行政法などは繰り返し視聴したのですが、通算視聴時間が表示されているのも結果は出てなくても何はともあれ自分はこれだけはやってきたんだ、せっかくだから前へ進もうという気持ちにさせてくれました。
これから行政書士を目指す方への応援メッセージ
YouTubeの動画などでも予備校か独学かということを言っていたりするのですが、やはり練りに練られたカリキュラム、専門性の高い講師の講義が予備校のメリットだと思います。自分はインプットで精いっぱいで、最初に模試を会場受験で選んでしまい受けることができなかったのですが、しっかりした模試も用意されています。初学者にとっては予備校のメリットは大きいと思います。わからないところがあっても、またそれが多くても、繰り返せば少しずつでもわかってくると信じて学習を進めましょう。
