
赤木先生はとても熱心で、質問に丁寧に答えてくださいます。
Y・Y さん
年齢 | 27歳 |
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略歴 | 大阪府出身 2011年 同志社大学法学部卒業 2014年 大阪市立大学法学研究科法曹養成専攻(未修)卒業 2016年 司法試験合格 |
受講歴 | 論文過去問ゼミ(赤木クラス) |
法曹を目指したきっかけ
私は、祖父と父が司法書士である関係で、小学生の頃から自然と法律系の仕事を考えるようになりました。しかし、法曹は自分に向いていないのではないか、あんなにたくさんの本を読む力はないのではないか、などと思い悩み、大学生の頃は司法試験の勉強をほぼしませんでした。そんな中、弁護士の方に仕事や受験時のお話を聞く機会がありました。弁護士ができる仕事の幅は広く、とても魅力的な仕事であることを改めて知りました。また、友達に相談した結果、自分の力を試してみようと思い、法科大学院・司法試験を目指しました。
合格までの道のり
1.法科大学院から初めての受験まで
法科大学院に入学してすぐの成績は下位30%という低いもので、とてもショックを受けました。その後、成績の良かった友人の話を聞いて良いなと思うところを自分でも取り入れたり、教授に積極的にアドバイスを求めたりしました。それ以降は上位50%以内の成績は維持し、学費の半額免除を受けた学期もありました。しかし、司法試験対策という面では準備不足のまま、初めての受験を迎えました。
2.2回目の受験まで
1回目の成績は3800番台と振るわず、自分にはやはり法曹には向いていなかったのかと落ち込みました。再現答案を合格者数名に見ていただいたところ、とても厳しいコメントを頂いた方もいる一方で「あなたは合格まであと一歩のところにいる」と言ってくださる方もいました。そこで2回目の受験を決め、先輩に過去問の添削をしてもらったり、2回目を目指す友人とゼミを組んだりして勉強しました。
3.3回目の受験まで
2回目の成績は2000番台でした。本当にあともう少しだと思い、3回目の受験を決断しました。そこでその年に合格した友人にアドバイスを求めると、赤木先生の過去問ゼミをおすすめしてくれました。司法試験の受験回数を重ねると同じ状況の友人が減り、モチベーションの維持が難しくなり、司法試験の過去問を解く気力も下がります。そこで、赤木先生に見てもらうというミッションを設けることで過去問を解き続けるきっかけになると思い、受講を決めました。先生のコメントに新しい発見をしたり、励まされたりしながら、勉強をすすめることができました。
4.合格がわかったとき
中之島(大阪)の掲示板を一人で直接見に行きました。自分の番号を発見したときはすぐには喜べず、実は違う受験地の番号を見ているのではないか等と不安になりましたが、本当に合格だとわかった時はほっとしました。お世話になった人達に報告するのが大変で、でも嬉しくもありました。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
1回目に失敗した理由は、試験を意識した勉強があまりできていなかったこと、精神的な面など、色々考えられます。司法試験受験生として知っておくべきことをわかっていなかったなぁと後から気づく部分も多々ありました。2回目に向けては、それらの反省点を潰していく作業をしました。
その作業は間違っていなかったと思うのですが、2回目では一歩及びませんでした。3回目はこのままでいいのか悩み、赤木先生のゼミを取り入れました。これは成功でした。新しく赤木先生の目線・ノウハウを取り入れたことは、合格への大きな足がかりになったと思います。
今後の抱負
祖父と父の仕事の関係から、一般民事の様々な仕事をするオールラウンダーな弁護士を意識してこの世界に飛び込みました。不合格を複数回経たというしんどさは、自分に芯の強さとやさしさを与えてくれたと思っています。この強さとやさしさで、人の痛みに寄り添い、ともに立ち向かえる弁護士になりたいと考えています。
LECに通ってココが良かった!
赤木先生はとても熱心で、質問に丁寧に答えてくださいます。親しみやすく、質問をしやすい雰囲気があります。講義終了後は質問の列ができ、教室の閉まる時間まで質問につきあってくださった時もありました。講義自体は緊張感がありつつもやわらかい口調で、内容が不思議と頭にすーっと入ってきます。
また、先生は長年過去問ゼミを続けられており、過去問についてとても深く分析されています。先生は旧試験合格者だから新試験のことを知らないのでは…と心配することは全くないと思います。他方、先生は初見の状態で問題を読んだときのとっかかりを大事にされているように思います。先生から受けたノウハウは、その年その年の問題のみに対応するものだけではなく、あらゆる問題に対応できる思考方法です。新たな問題を解くとき、あの時赤木先生がおっしゃっていたなぁと思い出すことがあります。司法試験は未知の問題が出るので、このノウハウはとても重要で、有効なものであると実感しました。