
LECのインプット講座は、入門から合格まで、あらゆる場面において役立つ!
S・H さん
略歴 | 兵庫県出身。 社会人時代に、法律知識の必要性を感じ、学習を開始。 2014年私立大学法科大学院入学、2016年9月司法試験合格。 |
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受講歴 | 入門講座、予備試験全国短答ファイナル模試、予備試験口述模試 他 |
法曹を目指したきっかけ
私は、社会人として勤務していたときに法律知識の必要性を実感したことと、私自身がもともと法学部を卒業していて、同級生に裁判官や弁護士がたくさんいたことから、すぐに合格できるだろうと思い、学習を開始しました。
学部時代にある程度法律を学習していたとはいえ、受験勉強から遠ざかっていたため、LECで知識のインプットをやり直すことにしました。他校は、コマ数が非常に多く、基礎知識を身につけるのに時間がかかるのですが、LECの場合は、非常に薄いテキストで、少ないコマ数の講座があったので、迷わずLECを選択しました。
合格までの道のり
1.予備校の中からLECを選んだ理由
LECのインプット講座は、コマ数が非常に少なかったため、短期間でひととおりの知識をインプットすることができました。そのため、早くから過去問に着手することができ、初回の予備試験短答式試験に間に合わせることができました。
また、LECの『完全整理択一六法』は、他校の書籍に比べて薄くて使いやすく、試験場へ持ち運ぶのに最適でした。予備試験のときはもちろんのことですが、論文式試験と短答式試験の両方がほぼ同時に行われる司法試験では特に重要で、薄いインプットテキストと、完全整理択一六法は大きく役立ちました。
2.勉強の進め方
法科大学院の学習が勉強の中心で、大部分を占めていました。ただ、法科大学院はイチから手取り足取り教えてくれるわけではなく、ある程度の知識が前提となっているので、LECで身につけた基本的知識は、法科大学院の学習に大いに役立ちました。
3.学習の息抜きや、休暇の活用法
法科大学院生は、休暇を活用することがとても重要です。ひとそれぞれ、得意不得意、苦手分野を抱えていると思いますが、それを克服するのが長期休暇です。また、日頃は法科大学院の課題が多く、与えられていることをこなしているだけでは、法科大学院内での位置づけを逆転することはできませんが、長期休暇は自由なので、長期休暇を有効活用し、苦手分野、苦手科目を克服することで、大逆転をすることができるようになります。
4.試験本番への心構え、準備など
実際に試験を受けてみて、体力的に非常に厳しかったり、恥ずかしい間違いに気づいたりすることもあります。しかし、皆さん同じです。また間違いに気付いたとしても、問題が難しいのは皆さん同じで、あとに引きずらないことが大切です。試験が終わる最後の最後まで、自分で勝手に結果を判断したり、あきらめたりしないという心構えが大切だと思いました。
5.合格を目指すにあたり助かった事
司法試験は、なかなかひとりで合格できるものではありません。家族の理解、助け、法科大学院の先輩からのアドバイスに助けられてなんとかここまでたどり着いたという感じです。
6.合格が分かったの際の心境
合格発表は、インターネットで確認しました。とは言っても、番号しか表示されないので本当に自分の番号かどうか、半信半疑でした。本当に平成28年のものを見ているのかどうか、自分の試験地のものを見ているのかどうか、何度も何度も確認しました。
周囲からおめでとうと言われてだんだんと実感が増してきたというような感じです。
受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと
好きな科目は得意科目になると思います。実際に、選択科目については私は好きな科目を選択しました。好きな科目であれば、いくら勉強しても苦痛になりません。自発的にいくらでも勉強するので、気がついたら誰よりも勉強していて、得意科目になっているという感じです。
今後の抱負
今までは司法試験合格のために頑張ってきましたが、これは通過点に過ぎません。今まで数多くの皆様のご協力があってここまで来れたので、感謝するとともに、今まで以上にこれからもがんばっていきたいと思います。
LECに通ってココが良かった!
LECのインプット講座は、法科大学院の授業や期末試験に役立ちました。法科大学院の授業は、基本的なことはすべて修得したことを前提として行われます。そのときに、自分自身に基礎知識にアナがないかどうか、まんべんなく基礎を確認するのにとても最適でした。また、最後の最後、司法試験を受ける直前になっても、基礎知識にアナがないことが必要なので、直前の基礎知識の確認にも最適でした。LECのインプット講座は、入門から合格まで、あらゆる場面において役立つと思いました。