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2023年度合格
T・Tさんの合格体験記

合格者
一発合格

諦めないで一発合格!

T・Tさん

年齢 38歳
受験回数 1回
職業 現在は主婦
出身校 東京大学大学院・総合文化研究科・広域科学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり:博士

弁理士を目指した理由・きっかけ

私が弁理士を目指したきっかけは、毎日、朝から夜遅くまで現場に行かなくてはならない研究職のままでは、妊娠・子育てをすることがとても難しいと痛感したことです。弁理士は、テレワークなどで場所を変えても仕事ができるので、研究職と比較して子育てと両立しやすく、かつ、これまでの経験を活かすことができるのではと考え、弁理士を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

LECでの受講の決め手となったのは、弁理士試験の合格実績です。特に、一発合格者の5人に4人がLEC受講生ということが決め手となりました。年齢的にも若くはないため、早く合格して、早く実務の力を身につける必要があると考えたからです。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースは、まず、カリキュラムに沿って学習を進めていけば問題ないという安心感があり、自分であれこれと勉強方法やスケジュールを模索しなくてもよかった点が助かりました。もし、このコースを受講していなければ、どのような範囲まで学習すれば良いのかわからず、少なからず合格まで遠回りしていたと思います。
入門テキストでは、弁理士の試験範囲を大まかに把握することができ、短答試験や論文試験の勉強にスムーズに移行することができました。
論文基礎力完成講座では、弁理士試験で課される論文の問題はどのようなもので、どのような形式で書くことが求められるのかといった点を、短答試験前の早い時期に体感できました。これが、一発合格の鍵であったと思います。
短答基礎力完成講座のテキストは、過去問も掲載されています。よって、講義の復習をすることで、自然と過去問を解くことができて良かったです。

私は通信で受講していたのですが、宮口先生の講義は、独特の語り口調や語呂合わせなどで、聞いていて眠くなるということがなく、非常に助かりました。また、入門テキストの講義の段階から、条文の趣旨などの語呂合わせを教えてくださっていたおかげで、論文試験や口述試験にも立ち向かうことができました。
また、勉強時間が確保できていないとストレスがたまっていくタイプでしたが、音声を聞いている時間も勉強時間にカウントすることで、精神的な安定を保つことができました。宮口先生は記憶に残る講義を展開して下さるため、講義の音声を繰り返し聞いているだけでも、どんどん知識が定着していったように思います。振り返ってみれば、基本的に歩いている時は宮口先生の講義を聞いていた一年でした。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・摸試]論文公開模試 論文直前答練 論文合格答練 短答公開模試
短答実戦答練
【短答実戦答練、短答公開模試の良かった点】
私は通信で受講していたのですが、家庭の事情等の関係で、短答試験を受ける年の1月の段階で、まだ短答基礎力完成講座の受講を終了していませんでした。答練は、まず科目ごと行われるため、その答練の日程までに、各科目の講義の受講を終了させることを目標にスケジュールを組みました。よって、短答実戦答練や模試は、勉強のペースメーカーとして非常に役立ちました。
【論文合格答練、論文直前答練、論文公開模試の良かった点】
論文合格答練は、本番と比較して難易度は低いのですが、初学者にとって、基本的な書き方を身につけるにはちょうど良い難易度だと思いました。一方、短答試験後に受けた論文直前答練や模試は、本番同様に難易度が高くなっており、知らない判例なども出題されたので、危機感を感じることができました。

LECで受講したスポット講座について

[受講講座]宮口聡の論文ヤマゴロ講座 宮口聡の「短答メジャー分野」最後の総復習道場
宮口聡の口述ゴロテク道場
宮口先生の「短答メジャー分野」最後の総復習道場を受講しました。この講座を受講したそもそもの動機は、土日祝日で強制的に家庭の外で勉強できる理由を作るためでした。しかし、この講座を通学形式で受講したことは、それ以上の恩恵を与えてくれました。
というのも、通信で宮口先生のベーシックコースを受講していた私にとって、講義を生で聞くだけで感動を覚えるほどだったからです。また、講座の申し込みにLEC新宿本校を訪れた際に、受付の方が、ちょうど通りかかった宮口先生に声をかけてくださり、宮口先生から直接「短答試験突破しましょうね!」と激励の言葉を頂けたことが、短答試験を突破できた鍵と言っても過言ではありません。その言葉のおかげでモチベーションが飛躍的に上がり、追い込むことができました。本当に感謝しています。
LEC校舎に2時間以内で行ける距離にお住まいの方は、現場に行ってみることを強くお勧めします。

LECの教材や学習システムについて

通信Webで受講できたおかげで、通学が難しい状況下でも勉強することができ、合格することができました。特に、地方にお住まいの方や、仕事や家庭の状況、健康上の問題など様々な問題を抱えている方にお勧めします。

講義の音声をダウンロードできたことがとても良かったです。体調が悪い時でも、音声を聞き流すことができ、日々の勉強を継続することができました。

スマートフォンを使用して、OnlineStudySP内の短答試験の問題を解ける点が良かったです。これを使用することで、入浴中も勉強することができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

短答試験対策において、上四法は過去問をやり込んだことが一番良かったと思います。根拠条文まで答えられた問題をA、条文番号はわからないが自信を持って答えられた問題をB、自信がなくあやふやな問題をCとして解いていき、3周目以降はBとCの問題のみ解くという方法で過去問をやり込みました。
私は、過去問に取り組むのが遅くなり、3月頃から本格的に始めました。それでも、直前期に追い込んだことで、5月の本番では60点満点中51点をとることができたので、勉強スケジュール通りに進んでいなくても、直前まで諦めずに勉強を続けることをお勧めします。
下三法は、上四法ほど過去問をやり込む時間がなかったこともあり、過去問は2周しただけでした。
その代わり、「著作権法」は、直前期に短答アドヴァンステキストを最初から最後まで通して2回読みました。頭の中で著作者の権利、出版権及び著作隣接権に関する事項が整理できてよかったです。
また、「不正競争防止法」は、宮口先生のレジュメが非常にわかりやすくまとまっているので、直前期はこれを読み込むだけでよかったです。
そして、「条約」で足切りとなることが一番怖かったので、「条約」はLECの過去問題集に掲載されている出題頻度の表を参考に、出題頻度が高い条文(A及びB)をチェックしました。「条約」は、過去問ばかり繰り返しても、違う角度から問われたら答えられないと感じ、直前期は法文集を素読することに力を注ぎました。結果的に、条約は満点を取ることができたので良かったと思います。

論文式試験対策でやって良かったこと

1年合格ベーシックコースに含まれている論文基礎力完成講座の講義及び答練を、後回しにせずきちんとこなしておいて良かったと思います。通信で受講していると、自分の裁量で答練などを後回しにできたりもしてしまいますが、もし、短答試験前にこれらの講義と答練をしっかりとこなしていなかったら、一発合格はできていなかったと思います。
なお、1年合格ベーシックコースにおいて、本来なら、論文基礎力完成講座と短答基礎力完成講座は年内に並行して行われているのですが、私は、勉強時間を確保できなかった都合上、年内は論文基礎力完成講座のみを受講しました。年明け以降は短答試験対策に全力を注ぎたいと考えていたためです。
短答試験後は、体調不良により、あまり追い込むことはできず、勉強ができないことに歯痒さを感じていました。そんな私でも合格できたのは、短答試験後に受講した宮口先生の論文ヤマゴロ講座のおかげだと思います。論文基礎力完成講座では学べていなかった判例や趣旨、論文の書き方を学ぶことができました。これを受講していなかったら、おそらく一発合格はなかったのではないかと思います。また、本試験の商標法において趣旨を問われましたが、見事にテキストから的中していました。

口述試験対策でやって良かったこと

これから試験にチャレンジしようとする方には、口述試験対策を論文試験後からしっかり始めることをお勧めします。私は、重度の妊娠悪祖のため、残念ながら論文試験後から3ヶ月間は何もできませんでした。また、論文試験は落ちたのではないかとも考えていました。しかし、論文は合格していました。論文試験は短答試験とは異なり、合否を自分では判別できないので、落ちたと思っても、口述試験対策をするべきだと思いました。
論文試験の合格発表後も、体調不良のため、口述試験を受験しに行くことができるかで悩んでいました。しかし、悩んでいても仕方がないので、当日行けることを想定して、口述アドヴァンステキストに取り組みました。3ヶ月間勉強していなかったこともあり、記憶がするすると抜けており、非常に焦ることになりました。最後は旦那さんに試験官役になってもらい、練習をしました。短答試験や論文試験のように文字を読んで回答することと、口頭で聞かれたことに対して口頭で回答することは大きく違うので、試験官役として協力してくれた旦那さんには本当に感謝しています。

学習時間を捻出するために工夫したこと

学習時間を捻出するために、移動中・入浴中・料理中・掃除中などの時間は全て、学習を同時にしていました。
具体的には、歩いている時や料理中は講義の音声をひたすら聞き流していました。
入浴中は、LECのマイページから短答試験の問題を解いたり、特許庁のホームページから条文を読んだりしていました。また、ドライヤーで髪の毛を乾かしている間は、LECのテキストや法文集を読んでいました。そして、掃除中は、片手に法文集を持ちながら掃除をしていました。
旦那さんからは、二宮金次郎みたいだねと言われたこともありましたが、学習時間を捻出するためにはとてもお勧めです。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通信での受講を選択して良かった点は、自分の裁量でスケジュールを組んで柔軟に学習をすることができたことです。通信ならば、3時間の講義も分割して聴講することができるので、まとまった時間が確保できない場合でも大丈夫でした。
しかし、モチベーションの維持という点では、通学の方が良かったかもしれません。もし、通える距離にお住まいの方は、通年の講座以外の単発の講座でも良いので、通学してみることをお勧めします。普段画面越しで見ている先生に実際にお会いすると、とてもモチベーションが上がると思います。また、自分以外に多くの受験生がいることも実感することができました。

今、合格して思うこと

合格して本当に嬉しかったです。勉強時間をなかなかとれずに歯痒い思いもしましが、ほとんどの人が何かしらの困難な状況を抱えており、勉強時間を捻出することに苦労されていると思います。ですので、これから弁理士を目指す方は、どうか最後まで諦めずに駆け抜けてください。勉強ができない理由を考えるのは容易いですが、そんなことを考えるよりも、そのような状況でどうしたら合格できるかを考え、行動することが大切なように思います。
これから、実務修習を終えて無事に弁理士となったら、日本の産業界を知的財産の観点から発展させていくことに貢献したいと思います。今はそのスタートラインに立たせていただいただけなので、これからも日々勉強してスキルアップしていきたいと考えています。

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