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2023年度合格
S・Kさんの合格体験記

合格者

充実の論文対策で、通信で2回目受験で合格!

S・Kさん

年齢 28歳
受験回数 2回
職業 会社員
出身校 東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
受講講座 論文シーケンスコース
選択科目 免除あり:修士

弁理士を目指した理由・きっかけ

元々メーカーの研究開発に従事していましたが、特許調査をする機会を与えられ、特許に触れる内に段々と知財に興味を持ちました。色々な最新の技術に触れることができ、研究成果を社会に還元できる弁理士という職業は、様々な分野の研究に対し好奇心がある自分に合っていると感じ、魅力を感じたので目指したいと思うようになりました。

LECを選んだ理由

やはりLECを受講している合格者の方は多く、合格実績を考えるとLECが良いと思い選びました。
また、論文対策では答練や模試で添削の機会が豊富なため、自分の出来なかったところを把握しやすく、答案をブラッシュアップできるという意味でも特に良いと思いました。

LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について

論文シーケンスコースを受講しました。
2022年8月〜2023年1月くらいまで、講座が定期的に配信されるので、とりあえずそれをこなすことでペースメーカー的に勉強できるという安心感はありました。
事例問題対策編や答案構成編では、レベルの高い問題にたくさん触れることが出来たので、経験値を積めたという点で良かったと思います。
また、答練もついてくるので、学習のペースメーカー的に使ったり、他の受験生との位置を相対的に比較できたので、成績が悪い時は危機感をもって勉強出来たりしたのも良かったかと思います。ただ、答練は採点者によって点の付き方がまちまちなので、点数が悪くても必要以上に気にしないようにはしていました。
また、答練は過去問で見覚えのない論点も出てきたりするので、過去問学習の補強としてもとても有用だったと思います。

宮口先生の解説は語呂合わせを含め分かりやすく、面白く頭に入りやすかったです。長年の指導経験がおありなので、安心して聞くことが出来ました。話し方にユーモアが溢れており、講義もあまり飽きずに楽しんで聞くことが出来ていたと思います。特に語呂合わせは独特でしたが、一度覚えるとなかなか忘れず、趣旨や判例など覚えるときに大変重宝しました。また、時には厳しい言葉で受験生を叱咤激励されるので、気が引き締まってその点も良かったかと思います。
また、宮口先生はテキストにたくさんの色で色分けをするので、かなり色塗り作業が大変ですが、色塗りの仕方は統一されていたので、テキストを復習する際視覚的にわかりやすかったかと思います。

LECで受講した答練について

[受講答練・摸試]論文公開模試 論文実戦答練 論文直前答練 論文完成答練 論文集中答練 論文合格答練 短答公開模試
短答や論文の公開模試は比較的受ける人数が多く、自分の相対的な実力を把握できるという点で良かったと思います。
短答の答練は取っていませんでしたが、論文の答練は、過去問でカバーしきれない論点が出たりして知識の穴を埋めるのに役立ったと思います。

LECで受講したスポット講座について

[受講講座]宮口聡の理想と現実答案 宮口聡の論文サルベージゼミ
宮口先生の論文サルベージファイナルは、直前の1週間で集中的に問題演習と解説をやる感じでしたが、そこで自分の知識不足を手厳しく指摘され、かなり危機感を持ち、試験まで必死で頑張りました。
残念ながら1年目は商標で足切りに遭い不合格でしたが、特実、意匠が合格点を取れたのはこの講座の影響も大きいと思います。
論文最後の悪あがき道場はテキストが良くまとまっていて、直前期のチェックに良かったと思います。次の年も直前期に時々ざっと見返していました。
理想と現実答案は、テキストが素晴らしく、理想答案と現実答案を比較することで、どこを最低限書くべきか把握することが出来ました。ただ、時間がなく講義は聞いていません。
テキストだけでも十分有用だと思います。

LECの教材や学習システムについて

教材は、特に理想と現実答案、論文シーケンスの一行問題対策編を愛用していました。過去問演習は前者、趣旨などの確認には後者をよく使っていました。
OnlineStudySPは答練の答案をスキャンして送れる点は楽で良かったかと思います。

短答式試験対策でやって良かったこと

短答試験まではLECは模試でしか利用していませんでしたが、模試は過去問で見覚えのない論点も出たりするので、知識の補強には良いと思います。
試験直前に見返していた論点が本番でも出たような覚えがあります。
また、過去問はLECの市販品を使っていましたが、解説がわかりやすく、まずは一通り解き、分からなかった枝(根拠を持って正誤を判断できなかった枝)があるページには付箋をつけ、付箋を付けたところを中心に解けるようになるまで繰り返しました。
過去問を何周もやることで力が大分ついたと思います。最初は時間がかかりましたが、解くのを繰り返すうちにだんだん1周回すのが速くなっていったと思います。
また、過去問の解説と四法対照の法文集を照らし合わせながら、解説はどの法文のどの部分を根拠にしているのかということも確認していたと思います。

論文式試験対策でやって良かったこと

過去問については、宮口先生の理想と現実答案を使い、過去25年分くらいを何回も答案構成しました。1周、2週やるくらいではなかなか定着せず、繰り返しやるたびに新しい発見があったりしたので、過去問をひたすら繰り返してやるというのはとても良かったと思います。また、20年分くらいの過去問の全文書き(答えを写す)を1周やりました。これはどの位効果があったかは良くわかりませんが、書いて覚えるというのもある程度はやった方が良いかと思いました。
答練については、解き終わった直後に模範解答を見て、どの辺が書けなかったか把握しました。
また、全然題意把握できてなく見当違いのことを書いていた時は、なぜそんな勘違いをしたか問題も見ながら確認しました。また、出来が悪かった回については後で答案構成だけやったりしました。
また、書けなかった趣旨や判例は、何も見なくてもある程度書けるまで読んで覚えたり、時々書き出したりしていたと思います。

口述試験対策でやって良かったこと

口述試験は、主に口述アドヴァンステキストを中心に勉強していました。家族に問題を出してもらって、口に出して解答を言ったりしたのは良かったと思います。テキストを読んで答えを頭の中で考えるのと、実際に口で答えるのは難しさが違うので、声に出すアウトプットはおすすめです。

学習時間を捻出するために工夫したこと

ありきたりですが、通勤のバスや電車で、通信の講義を聞いたりテキストを見たりしていました。
後は、根本的なものとして転職して在宅勤務が多い部署(知財部)に行ったことで、大分楽に勉強時間を取ることができました。なので、特段工夫しなくても時間は十分とれたのは恵まれていたと思います。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

LECの校舎まで通うのに時間がかかり、仕事終わりに通うのは大変だと思い通信を選択しました。通信は講義の視聴スピードを上げることが出来るので、よく1.5倍速位で聞いていました。その点は通学より効率よかったかもしれません。
ただ、通学の方がモチベーションが維持できるという方もいると思うので、自分に合ったスタイルを選択されるのが良いかと思います。

今、合格して思うこと

合格発表後はなかなか実感がわきませんでしたが、今までの苦労が全て報われたような感じがし、率直に本当に嬉しい気持ちでした。家族にも心配や負担を多分にかけたりしてしまったので、これから弁理士を取ってよかったと周りの人に思ってもらえるように仕事に励みたいと思います。

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