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2023年度合格
中田 憲吾さんの合格体験記

合格者
一発合格

宮口先生を信じて一発合格!

中田 憲吾さん

年齢 32歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 東京工業大学大学院 理工学研究科 電子物理工学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり:応用情報技術者

弁理士を目指した理由・きっかけ

仕事で研究職をしており、日ごろ特許出願をする機会があるのですが、明細書の書き方や権利化の際の注意点などを全く把握しておらず、弁理士の先生に丸投げ状態でした。発明者自身ももっと学ぶべきことがあるのではないかと日々感じていた中、コロナ禍で多少時間があったこともあり、知的財産にまつわる法律を体系的に学ぶべく弁理士の資格に挑戦することにしました。

LECを選んだ理由

一発合格者を多く輩出しているという実績に惹かれ、興味本位で宮口先生のガイダンスに参加しました。そして、先生の大きな声でインパクトのある話し方や「決断力」という言葉に惹かれ、LECの講座を受講することに決めました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースでは、入門講座で知的財産権の基礎から教えていただけるため、法律の知識が全くなかった私でも置いて行かれることなく毎週の講義に付いていくことができ良かったです。入門講座、論文基礎力完成講座(論基礎)、短答基礎力完成講座(短基礎)を通した3回転学習法により、重要なポイントに繰り返し触れることができ、知識を定着させやすかったです。講義だけでなく、答練の機会もスケジュールに組み込まれており、アウトプットを通して自分の知識の定着度を把握することができました。そして、早期に講座を申し込むことで、特典として先取りWeb受講ができ、本格的に入門講座が始まる前に講義の内容を体験できた点も良かったです。

宮口先生は終始大きな声で話されるので説明が聞き取りやすく、講義中も時折、受講生を指して問題を解かせるので講義中に眠くなる暇がなく良かったです。また、宮口先生は専門的な法律用語も例え話を交えてかみ砕いて説明してくださるので、初学者にも大変わかりやすいだけでなく、講義を通して出た質問にも親切に対応してくださるので、受講をスムーズに進めることができ良かったです。

そして、宮口先生の「ゴロを使った暗記術(ゴロテク)」は、無味乾燥している法律用語が覚えやすくなるだけでなく、試験本番でも瞬時に回答を引き出すことができ、短答試験から論文試験、口述試験に至るまで大変お世話になりました。さらに、宮口先生が作成されたレジュメ(宮レジ)や板書は試験で頻出の論点を、ポイントを押さえてまとめてくれているので、復習の際に大変役に立ちました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・摸試]論文公開模試 論文直前答練 短答公開模試
短答実戦答練
【短答実戦答練・短答公開模試】
1月から4月にかけて毎週末、答練を繰り返し行うことで、3.5時間を通しで60問を解き切るために必要な集中力を身につけることができました。また、答練と模試を通して過去問で出題されたことがない論点や条文の問題にも触れることができ、試験本番で自分の知らない問題が出た際も焦らず対応できました。
【論文直前答練・論文公開模試】
実際に自分の手で回答を書き、採点者の添削を受けることで、論文試験で重要となるテーマの知識を正しくアウトプットできているかを客観的に把握することができて良かったです。また、母集団の中での自分の実力の立ち位置を把握できただけでなく、優秀答案と自分の答案を見比べることで、採点者に好まれる上手な論文の書き方や押さえるべきポイントを知ることができ良かったです。

LECで受講したスポット講座について

[受講講座]口聡の理想と現実答案 宮口聡の短答サルベージゼミ
宮口聡の知財判例ボルテージ130道場 宮口聡の青本等趣旨対策&R3改正本ダイジェスト道場
【宮口聡の短答サルベージゼミ】
宮口先生が選出した重要かつ難易度がやや高い短答の問題を毎週末、受験生が集まりゼミ形式で解くため、年明けから短答試験の直前期まで高いモチベーションを維持することができ、ペースメーカーに最適でした。また、短答実戦答練や公開模試の問題を解いた際に出た質問にも宮口先生が親切に対応してくださり、疑問点を残さず試験本番を迎えることができました。そして、同時期に行われる論文合格答練の採点も宮口先生が行ってくださったため、論文の型を維持しつつ短答の勉強を進めることができ、短答試験後に論文試験の勉強をスムーズに始められました。
【宮口聡の理想と現実答案】
論文試験の26年分の問題の解答解説を扱っており、私にとって論文試験の突破に無くてはならない講座でした。解答解説では、試験本番で書くべき必須の事項を押さえた「現実の答案」と学習経験者向けの論点も押さえた「理想の答案」が用意されており、初学者のうちは「現実の答案」を使って、論文試験によく出る回答のパターン(論文の型)を身につけることができました。また、勉強がある程度進んだ後は、「理想の答案」や問題に関連する青本や判例についての詳しい解説を読み込むことで知識を補充することができ、インプット教材としても活用することができました。
【宮口聡の知財判例ボルテージ130道場】
特許法から商標法までの上四法に関する判例だけでなく、著作権法や不正競争防止法に関する判例も含めた重要な判例を初学者のうちに網羅的に学習することができました。特に、テキストでは判例ごとに訴訟で論点となったポイントや論文試験の回答で書くべきキーワードがまとめられており、論文試験の直前期の勉強に大変役に立ちました。
【宮口聡の青本等趣旨対策&R3改正本ダイジェスト道場】
青本や審査基準は文章量が多く、全てに目を通すことはとても難しいですが、その中から重要となるポイントを宮口先生が抽出して一冊にまとめてくれているため、要点を押さえて効率的に勉強することができました。特に、趣旨問題で答えるべきキーワードが条文ごとにまとめられているため、論文試験や口述試験の勉強に役に立ちました。また、条文が設けられた背景を知ることで、条文の内容を表面的な理解にとどめずに深く理解することができ、短答試験の問題を解く際にも役に立ちました。

LECの教材や学習システムについて

欠席Webフォロー制度を利用することで、仕事の都合で講義に出席できなかったときでも、後から自分の都合の良い時間に講義を聞くことができ、毎週の講義に遅れず付いていくことができました。復習の際にも自分の理解度に応じて再生速度を調整することで、効率的に講義の復習をすることができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

短答試験では細かな知識が幅広く問われるため、長い期間をかけて勉強しました。
①スキマ時間を使って短基礎の講義を繰り返し(3回以上)聞き直し、知識の漏れがないようにしていました。特に、苦手だった条約の分野に関しては試験本番までに講義を6回聞き直しました。
②また、演習不足にならないように、早い段階から過去問に取り組むようにしていました。具体的には、入門講座のうちから並行して講義の内容に関連する短答の問題を毎日2〜3題(10〜15枝)解き続けることで、上四法の10年分の過去問を、短基礎の講義が始まるまでに1周、年内のうち(12月末まで)に2周しました。これにより、短基礎の講義を聞いた際に解説やゴロテクが活きる場面をイメージでき、記憶に残りやすかったと思っています。年明けからは短答実戦答練が始まりますが、問題(枝)ごとに過去問で見たことがある論点か未出題の論点かを切り分けることができ、自分の知識の定着度に応じた復習ができました。
③そして、問題を解いたら関連する条文に繰り返し立ち返るようにし、条文の文言(主語や末尾が「できる」なのか「しなければならない」なのかなど)を都度確認するようにしていました。

論文式試験対策でやって良かったこと

宮口先生の教えに倣い、論文の型を早めに身につけるべく、過去問解説講座である『宮口聡の理想と現実答案』が配信され次第、受講を開始しました。初めのうちは答案の書き方が全くわからなかったため、論基礎の講義中に先生が挙げた関連する過去問について現実の答案を全文書きし、回答の流れや頻出のキーワードに慣れるようにしていました。そして、論基礎の答練で実際に自分の手で回答を書き、宮口先生に採点してもらうことで論文の型を確認していました。 勉強の進め方としては平成20年から令和4年までの15年分について、12月末までに1周目として現実の答案を可能な限り全文書きし、2周目は年明けから始まる論文合格答練と並行して答案構成のみをし、3, 4周目は短答試験後から論文試験本番までに答案構成のみをしていました。

口述試験対策でやって良かったこと

口述アドヴァンステキストを使って過去問の傾向をつかむようにしつつ、問題に関連する条文の趣旨を青本を使って確認するようにしていました。論文試験の合格発表後は口述模試や会派が主催する練習会に積極的に参加し、口述試験の形式に慣れるようにしていました。

学習時間を捻出するために工夫したこと

試験本番の直前期の追い込みを少しでも減らせるように早い段階から継続して勉強し学習時間を確保するようにしました。具体的には、机の上での勉強時間を年内のうちは平日2〜3時間、休日6時間、年明けからは平日3〜5時間、休日8時間を可能な限り確保するようにし、講義の復習や問題演習に取り組んでいました。仕事が繁忙期で残業時間の多い時期は、まとまった勉強時間の確保が難しかったため、移動時間のようなスキマ時間を使って講義を聞き直したり、仕事の昼休み中に勉強したりするなどして勉強習慣を維持するように心がけました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通学での受講を選択しました。平日の講義を受ける際は仕事が終わった後であったため疲れているときもありましたが、宮口先生に直接会って講義を聞いたり、質問したりすることで元気をもらっていた気がします。また、自分と同じく通学で勉強している周りの受講生を見ることで、自分ももっとがんばろうと刺激をもらい、モチベーションの維持につながりました。自分の性格上、家ではついダラダラしてしまうため、私の場合は移動に多少時間がかかってでも、通学での受講を選択して良かったと思っています。

今、合格して思うこと

勉強を開始して合格まで約1年半ありましたが、講師の宮口先生、チューターの安西先生を信じてやり切ることができて良かったです。勉強を開始した当初は、法律を全く知らない自分が本当に合格できるのかすごく不安でしたが、LECの教材や先生を信じて勉強を進め、無事合格できたことにホッとしています。

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