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2023年度合格
E・Kさんの合格体験記

合格者

初学者でも2回受験で合格!LECフル活用!

E・Kさん

年齢 35歳
受験回数 2回
職業 会社員
出身校 慶應義塾大学法学部政治学科
受講講座 短答コンプリートコース インプット+アウトプット一括 Lゼミ
選択科目 受験した:民法

弁理士を目指した理由・きっかけ

知財とは無関係な職務経歴でしたが、本屋にふらっと入り、弁理士に関する本をたまたま手に取りました。そのとき、弁理士という仕事が、自身の目指したい姿ややりたいことに合致しているように感じ、まずは知的財産管理技能検定3級の勉強を始めました。知的財産管理技能検定3級の合格後にLECでの無料説明会を通じて初学者でも学習可能なコースがあると知り、弁理士資格の取得を目指しました。

LECを選んだ理由

インターネットで検索したときに、LECの弁理士試験合格率が高かったことが最初の決め手でした。
また、LECでの無料説明会を通じて、初学者でも学習可能なコースがあることや、通信学習でも手厚いサポートがあることを知りました。さらに私は秋からの学習スタートだったため、翌年の短答試験の合格を目指せる初学者向け秋開始の学習講座があることが最大の決め手でした。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

短答コンプリートコース 佐藤卓也講師

佐藤先生の短答コンプリートコースを受講しました。 短答コンプリートコースは入門編、基礎編、応用編に学習段階が分かれています。初学者の私にとって、まず、入門編で各法域の概要を理解するというステップを踏むことができました。入門編の知識により、基礎編で、なぜ各条文が規定されているか、を大枠から捉えることができました。
応用編では短答試験レベルの細かい知識に関する講義となるため、難しい講義内容でしたが、入門編・基礎編で各条文の意義を理解してから取り組んだことで、落とし込みを容易にすることが出来たと思います。
配布されるテキストには各条文の関連過去問の記載があり、実際にどのように問題となるかを知ることができます。各条文の要点を確認することができ、短答試験までに繰り返しテキスト上の問題を解きました。

佐藤先生の講義は条文の考え方を法的に捉え、解説してくれるため、何回も聞くこくことで理解を深めることができます。逆に先生の解説がわからない=条文について理解していないことになります。佐藤先生の解説内容を理解するため、講義開始から短答試験までは講義内容が音声化されたものを通勤などの移動時間にひたすら聞き、条文の理解に努めました。

私は通信で講座を受けていたため、講義内容や過去問等で分からないことがあったときは、渋谷校のチューター制度を利用し、担当の広瀬先生に実際に疑問点を聞きに行きました。広瀬先生は初学者の私にも根気強く疑問点について丁寧に解説してくださり、広瀬先生の解説のおかげで理解を深めることができました。短答試験の突破は広瀬先生のおかげだと実感しています。

LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について

Lゼミ 馬場信幸講師

短答試験に合格した年は、論文試験が不合格だったため、論文試験の対策のため、Lゼミの馬場クラスを受講しました。 論文試験前は、論文の書き方についても分からない状態であったところを、Lゼミにて馬場先生に本試験で合格点が取れるほど力を伸ばしてくれました。
馬場先生のLゼミの良いところは、まず、約8ヶ月を通して、問題の難易度を少しずつ上げて最後に本試験突破までの実力を身につけることができるよう、カリキュラムがしっかり組まれていることです。受講したての頃は、問題の読み方や、論文の書き方など、基礎的なところを身につけるための問題が用意されており、問題内容に苦しむ、というより、まずは土台作りを行うことができます。月が経つにつれて、実際に問題のレベルが上がり、論点について検討できるレベルにまで引き上げてくれます。
また、馬場先生が作成した自習カリキュラムがあり、毎週自習の際に、カリキュラムをこなす、という目的があったことが勉強を維持できた理由だと思います。さらにLゼミが通学のため、毎週勉強しなければいけない時間があることが、勉強習慣の維持につながりました。
さらにLゼミの3時間講義後に、過去問を50分以内に解き、書いた回答を小グループに分かれてみんなで回し読みする、という自主ゼミ制度があり、この自主ゼミ制度が馬場先生のLゼミを受講して良かった最大のポイントです。まず、論文を実際の試験よりも短い時間で書くこと、また短い時間で周りの受験生がどの項目を記載しているかを知ることで、自ずと論文の書く力が上がります。また過去問の解き方・論点について議論する場があることで、条文について楽しみながら理解を深めることができました。
自主ゼミのメンバーがとても勉強熱心で、やる気に満ち溢れる方々ばかりで、長丁場の勉強のモチベーションを維持することができましたし、みんなと合格したい、と気持ちを奮い立たせてくれました。この自主ゼミを通して貴重な受験生仲間ができたことは、私にとって合格への最大の要素だったと思います。

馬場先生は毎回「処方箋」という分析シートを一人一人に配布してくれるため、他受験生と比較して、自分の実力を知ることができることが良かったです。毎回の講義で、馬場先生が書くべき項目を点数化したリストをくださり、また実際に時間内に書いた答案を馬場先生に提出します。この「処方箋」ではクラス全体の中で自分が何位くらいか、また何が足りないかを馬場先生が毎回記載してくれます。「処方箋」のおかげでやる気と自分が足りない点を意識して自習をすることができ、勉強のペースを守る上で役立ちました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・摸試]論文公開模試 論文直前答練 短答公開模試 短答実戦答練
短答試験と論文試験の実戦答練及び模試は一通り受講しました。
短答試験の問題は実際の試験と同じレベルもしくはより難しい問題であり、合格点を取ることがほとんどできませんでした。おかげで直前期でも勉強のギアを上げることができました。
論文試験の実戦答練及び模試では、実際に回答に赤点をつけて、コメントを記載して講評されるため、自分の回答について客観的に見た場合、どのような評価になるかを知ることができました。短答試験合格後の1年目の論文答練の偏差値はいつもDでしたが、2年目の論文答練の偏差値はAもしくはBを維持することができたため、自分の実力が上がっていることを知ることができました。また全体順位を知ることもできたため、より多くの受験生の中で、自分が何位くらいかを知ることができました。

LECで受講したスポット講座について

[受講講座]宮口聡の論文サルベージゼミ 馬場信幸のステップアップゼミ 各種道場・その他
・馬場先生の夏ゼミ
1年目の論文試験後に馬場先生の夏ゼミを受講し、論文の書き方などの論文試験対策の基礎中の基礎を教わりました。勉強が疎かになる論文試験後の期間に夏ゼミを受講することで、勉強習慣の維持ができました。
・宮口先生の論文サルベージゼミ
宮口先生の論文サルベージゼミでは、Lゼミでは取り上げられない、難易度の高い論点について取り上げられることが多く、論文試験の解き方について何段階もレベルアップさせてくれた講座でした。また、宮口先生が講義で実際に書いた回答及び持ち込みの過去問の回答について、採点してくれるため、加点となる項目と減点となる項目が明確に理解することができました。宮口先生の採点により、直前期でも自分の悪い癖に気づくことができ、直すことができました。
・宮口先生の論文悪あがき道場・口述悪あがき道場
宮口先生の悪あがき道場では直前期で実際に問題の論点となりそうな判例や論点を一つのテキストにまとめてくれるため、直前期の対策としてはとても有意義でした。知らない判例や論点をほぼなくすことができるのではないか、と思うほど充実したテキスト及び講義内容でした。

LECの教材や学習システムについて

短答試験の時は、音声ダウンロード及びWebフォロー制度をフル活用し、短答試験受験までは佐藤先生の音声とテキストに触れる毎日でした。このように講義の時間以外にも勉強できるシステム作りがあるのが、LECの魅力だと思います。また、渋谷校のチューター制度を毎回のように利用させて頂き、担当の広瀬先生に実際に聞きにいくことで疑問点が解消できたため、こうした手厚いサポートがあるLECを利用して良かったです。
また各講義のテキストが充実しており、どのテキストもヨレヨレになっても最後まで使用し、大事な参考書となっていました。

短答式試験対策でやって良かったこと

短答試験のための勉強時間は約1300時間ほどでした。短答試験までは基本在宅勤務であったため、平日は業務時間以外の時間を勉強時間にあてることができ、平日1日4〜5時間、土日1日7〜8時間程、週40時間を目標に勉強しました。
秋からの勉強開始だったため、短答試験まで時間がなく、佐藤先生の短答コンプリートコースの受講と並行してLECの過去問参考書を繰り返し解きました。過去問は5回ほど繰り返し解き、併せて佐藤先生のテキストを3回ほど繰り返し解きました。
短答試験では条文の文言について正確に覚えることが求められるため、全ての条文をノートに書き出し、過去問で間違えた時にどこの文言で間違えたかをノートに記載していました。ノートに記録することで、自分が繰り返し間違える点を知ることができ、知識が定着していない箇所については徹底的に潰していくようにしていました。また、条文が体に身につくよう、佐藤先生の講座を家事や移動時間にひたすら聴いていました。
とにかく過去問を繰り返し解き、苦手条文を作らないことが大切だと思います。

論文式試験対策でやって良かったこと

論文試験のための勉強時間は約1000時間ほどでした。出社勤務に戻ったこともあり、直前期でない時は平日1日2〜3時間、土日1日5〜6時間程、週25時間を目標に勉強しました。直前期は平日1日3〜4時間、土日1日7〜8時間程、週35時間を目標に勉強しました。
論文式試験のための勉強は、Lゼミで馬場先生が作成してくださる自習カリキュラムをもとに、過去問および馬場先生が作成してくださる「これ問」をひたすら解く、を繰り返しました。平成14年〜令和4年までの過去問を4回ほど繰り返し解きました。
またLゼミや他講義の問題の復習を行うことで、過去問以外の問題にも触れ、幅広い論点や判例の習得を心がけました。
論文試験では、他の受験生が記載できる論点や判例を確実に書く、が大切だと思うので、他の受験生との比較の機会を多く作ることが大事だと思います。

口述試験対策でやって良かったこと

口述試験のための勉強時間は約200時間ほどでした。論文試験〜論文試験合格発表時までは平日1日1時間、土日1日2時間程、週10時間を目標に勉強しました。論文試験合格発表後は平日1日3〜4時間、土日1日7〜8時間程、週35時間を目標に勉強しました。
Lゼミメンバーで、論文試験合格発表時までは週に2〜3回、オンラインで、口述アドヴァンステキストを元に問題を出しあいました。論文試験合格発表時までに口述アドヴァンステキストの内容を大まかに答えられるようになったことが良かったと思います。
論文試験合格発表後は、Lゼミメンバーで毎日朝6時と夜21時にオンラインで、口述アドヴァンステキストや他テキストを元に問題を出し合い、口頭で受け答えができるよう、慣れるまで練習をしたのが良かったと思います。

学習時間を捻出するために工夫したこと

私は朝型のため、早起きして仕事前に1〜2時間勉強し、終業後に1〜2時間勉強がスタンダードでした。また、準備等や移動時間に講義内容を音声で聞くことで、ながら勉強を進めていました。
また自宅で勉強できないため、自習室を借りて、勉強する環境を作っていました。逆に自宅はリラックス空間として、メリハリをつけるようにしていました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

短答試験では通信での受講だったため、疑問点についてすぐに質問できず、質問を溜め込んでしまったことが反省点でした。ただ、通信での受講のとき、Webフォローで講座を繰り返し聞くことができるため、理解できなかったところについて繰り返し視聴することができて良かったです。また通信受講の場合、移動時間が削減されるため、時間がない短答試験の受験時は通信で良かったと思います。
論文試験の勉強の時は、Lゼミで通学したため、毎週のように同じ受験生と触れ合う機会があることが勉強のモチベーションにつながりました。また、実際に先生にお会いすることで、先生が自分の性格等も理解しながら採点してくれるという利点があったように思います。

今、合格して思うこと

まずは合格まで導いてくれた馬場先生、宮口先生、佐藤先生、広瀬先生に感謝の気持ちを伝えたいです。知財とは関係のない初学者であった私が2年で合格できたのは、先生方のご指導のおかげと思います。また受験生仲間や、応援してくれた家族や友人に、支えてくれたことにありがとう、と伝えたいです。
また、弁理士試験に挑戦しようと思った些細なきっかけで、そんな些細なきっかけを機に約2年勉強を続けた自分も褒めてあげたいと思います。弁理士試験は簡単な試験ではなく、特に初学者の私にとっては、最初は知り合いも一人もいなく、孤独な戦いでしたが、LECを通じてたくさんの出会いもあり、こうして合格することができました。合格したことによる達成感もありますが、それよりも、次のステップに向けてのワクワクの方が今は大きいです。
弁理士試験突破のためにはたくさんの努力が必要であり、その努力が苦にならない環境を作ることがまず大切だと思います。これから弁理士を目指す方も努力が実るのか、不安になったりすることがあるかと思いますが、継続すれば合格できると思います。応援しています、頑張ってください!

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