S・T さん(30代)一発合格
兼業受験生の合格戦略
| 主な受講講座 | 新15ヵ月合格コース<春生> |
|---|---|
| 最終学歴 | 北海道大学 法学部 |
| 保有資格 | 宅建士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私は不動産業界で働いており、日頃から司法書士の先生方にお世話になることが多くあります。登記業務をお願いするだけでなく、相続や法律に関する質問、相談も行うことがあり、幅広い知識を持つ司法書士の先生方に尊敬の念を抱いています。司法書士試験への挑戦を決意したのは、単なる資格取得だけでなく、法律知識を深く学びたいという思いからでした。
LECを選んだ理由
勉強を始めるにあたり、LECだけでなく様々な予備校や講師の無料公開講座をYouTubeで視聴し、比較検討を行いました。その中で最も分かりやすく、信頼できると感じた森山先生の講座を受講することに決めました。また、LECの通学コースは対面での講義だけでなく、収録動画の受講やZoomによるリアルタイム講義など様々な受講方法が用意されており、仕事と勉強を両立するのに非常に適していると判断しました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
<講義の内容について>森山先生の講義は、複雑で難解な法律の理論体系や重要な判例について、理由や制度趣旨などから論理的かつ体系的に説明してくださるため、受講中に「わからない!」「理解できない!」と感じるとこはほとんどありませんでした。さらに、抽象的で理解しにくい概念については、日常生活に即した「例え話」や記憶に残りやすい「寸劇」、覚えにくい事項を効率的に暗記するための「語呂合わせ」などの工夫を凝らした方法を用いて、「シンプルで覚えやすい形」を丁寧に提示してくださるおかげで、一度学んだ内容が何ヵ月も記憶から抜け落ちることがなく、しっかりと定着させることができました。<アウトプットカリキュラムについて>アウトプットカリキュラムは各科目の講義が終了した後の「全科目択一式到達度チェックテスト」や「記述解法ベースアップ講座」といった基礎的な演習から始まり、その後「精撰答練[ファイナル編]」「模試」という本試験と同等のレベルの問題へと段階的かつ計画的に進んでいく構成になっていました。この段階を追って難易度が上がっていく体系的な組み立てにより、自分自身の学習の進捗状況や理解度、弱点などを明確に把握することができたことが、学習計画の調整や重点的に取り組むべき分野の特定において非常に役立ちました。
講座の教材についての感想や良かった点
ブレークスルーテキストは網羅度が非常に高く、いわば辞書のような存在です。全内容を覚えるのは現実的ではないため、森山先生が講義で指示(マーカー)された部分のみを学習しました。マーカー部分は全体の6〜7割程度で、実際に記憶できる量でした。また、模擬試験や答練で出題された内容でも、森山先生がマークしていない部分は割愛してよいという判断基準となったため、より絞った効率的な学習ができました。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
普段の日常的な学習では、過去問題集にじっくりと取り組む時間が確保できなかったため、問題演習は主に答練を通じて行うことにしていました。問題を解く際には、復習する時に回答中の思考プロセスや判断の流れを思い出せるよう、問題文の余白や該当箇所にメモを書き込むようにし、後で解説を読んで自分の判断や考え方が正しかったかどうかを検証するという方法で活用していました。LECの答練の解説は非常に詳細かつ丁寧で、テキストに戻って確認する必要がないほど内容が充実しており、効率的な学習を進める上で大変助かりました。一般的に答練は自分の現在地を把握し弱点を洗い出すために使う方がほとんどだと思いますが、私の場合はインプットの教材としても非常に役立ちました。実際の本試験においても、答練で学んだ問題や解説で得た知識が数多く出題されることとなり、答練を中心とした学習方法が非常に効果的だったと強く実感しています。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模擬試験は直前期に数多く実施されており、試行錯誤を重ねる場として活用しました。特に、午後の3時間をどう配分するかを検証していました。解く順番、時間配分、全肢検討か軸肢検討かなど、さまざまなパターンを試しながら高得点を目指す方法を模索する良い機会となりました。また、択一式、不動産登記法記述、商業登記法記述それぞれの難易度バランスが各模試ごとに毎回異なる構成になっていたため、本番の試験においてどのような難易度の組み合わせや構成パターンが出題されたとしても、柔軟に対応できる実践的な力が自然と身についたのではないかと感じています。 記述式問題の添削においては、時として厳しく的確な指摘やコメントをいただくこともありましたが、その一方で良い点については丁寧に褒めていただけることもあり、そうした肯定的な評価を受けることが大きな励みとなりました。
直前期の学習として取り組んだ事
平日は「ケータイ司法書士」を繰り返し確認することに集中しました。休日には答練や模試とその復習を中心に学習を進めました。不動産登記法の択一問題に関しては、10年分の過去問を何度も解きました。その他の科目では、模試答練の解説冊子の特典である「ここで差がつく関連知識」、答練の特典冊子「マスト過去問」、そして「直前講座の予想問題(森山先生と根本先生の直前講座)」に取り組みました。
過去問題集の活用方法
過去問題集は3月までに全科目7〜10年分を2周しました。時間が限られていたため、「どのような知識がどのような形で問われるか」を確認する目的と割り切って取り組みました。多くの受験生と比べるとかなり少ない量だと思いますが、他の方法でインプットとアウトプットができれば十分対応できます。ただし、不動産登記法は出題形式が特殊なので、過去10年分を繰り返し何度も解くことを強くお勧めします。
基準点突破のために役立ったこと
「ケータイ司法書士」を何度も繰り返し読み込んで確認することが、基準点を確実に突破するために役立ちました。学習が進んで知識量が増えてくると、類似した概念や似通った制度を混同してしまったり、関連する周辺知識が曖昧になってしまったりして、以前は解けていた問題が解けなくなってしまうということもよくあります。むやみに学習範囲を広げることなく、まずは基礎知識をしっかりと固めることが大切だと強く感じています。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
休みの日は家だと集中力が散漫になったり、孤独感から精神的に疲れることもあるので、自宅近くにあるLECの自習室に足を運んで勉強していました。静かな環境に加え、窓からの自然光も適度に入るため、学習効率が格段に上がりました。また、何より自分と同じように資格取得を目指して真剣に努力している方々が周りにいることで大きな励みとなり、モチベーション維持につながりました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
私は通学コースでしたが、9割はZoomで講義を受講していました。通学生と同じ時間で受講できるため進捗が遅れる心配がなく、さらに通学時間も節約できるので一石二鳥でした。ただ、モチベーションが低下しているときには渋谷駅前本校に足を運び、他の受講生の様子を見て士気を高めることもありました。通学とZoomを組み合わせたハイブリッド受講が私にはデメリット無く最適だったと思います。
森山講師のここが良かった!
森山先生は、どんなに難解で複雑な内容でも理解できるよう、同じ内容を繰り返し丁寧に解説してくださいます。最初の説明で完全に理解できなくても、様々な視点や切り口から何度も説明を重ねてくださるため、講義が終わる頃には必ず納得して理解できました。また、「ケータイ司法書士」は講義で学んだ内容を効率的かつ体系的に記憶できる形で整理されています。「わかりやすく論理的な講義」と「ケータイ司法書士による効率的な復習」この二つの組み合わせが、私の合格への道を確実に導いてくれたと実感しています。また、講義やホームルームでは、受験生の不安な気持ちに寄り添いながら「みんな難しいと感じていますよ」「ここまで頑張ってきた自分を褒めてあげてください」といった温かい励ましの言葉を常にかけてくださるため、モチベーションを維持しながら本試験まで集中して学習に取り組むことができました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
私は資格の勉強を仕事より優先させることなく、どちらも全力で取り組むと決めていました。仕事中は仕事に集中し、「勉強したい」という気持ちを高めて、自宅での時間や休日に思う存分勉強しました。残業がある日は帰宅後に集中力が低下するため、早朝学習の習慣もつけました。朝は頭が冴えているので学習効率が高く、さらに準備運動が終わった状態で出社できるため、仕事のパフォーマンスも向上したように感じます。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士試験は確かに孤独で過酷な試験です。しかし、辛いことばかりではありません。知らなかったことを知る喜び、理解できたときの達成感、点数が上がったときの嬉しさなど、学習過程には多くの「小さな楽しみ」があります。勉強を始めた日のワクワク感を、ぜひ忘れないでください。心から応援しています。




