令和5年度の司法書士試験合格者の年齢、男女比(性別)、受験者数、出身学部などを公開しています。令和5年度の本試験でも様々な方が、司法書士試験に合格されています。
年齢
令和5年度合格者は、30代から40代が約6割を占めており、平均年齢は41.14歳でした。大学を卒業後、社会に出てから受験をする方が多いのが特徴です。
- ※法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について(資料)」より
男女比
司法書士の仕事は、高い専門性が認められているため、性別に関係なく活躍することができます。令和5年度司法書士試験合格者の29.9%が女性であり、女性にも大変人気のある資格です。司法書士の仕事は何枚もの書類を管理し、数字や表現に気を配らないとならないため、細かさや丁寧さを発揮することができるといえます。また、独立開業ができ、自分で仕事量の調節ができるため、育児と仕事の両立ができることなどが女性に人気の理由です。
※法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について(資料)」より
合格者数の推移
合格者は最大947名まで増加しましたが、ここ数年は出願者数の減少に比例して合格者数も落ち着きを見せています。しかし、合格者の割合は毎年一定しています。
※法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について(資料)」より
令和5年度司法書士試験
出願者数 | 16,133人 |
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受験者数 | 13,372人 |
合格者人数 | 695人 |
合格率 | 4.31% |
合格者平均年齢 | 41.14歳 |
最低年齢 | 19歳 1名 |
最高年齢 | 82歳 1名 |
- ※1:合格者数を受験者数で除した場合の割合です。
- ※法務省「令和5年度司法書士試験の最終結果について(資料)」より
- ※年齢は法務省発表「生年別合格者数」より。令和5年11月10日現在の推定年齢から算出。(最低・最高年齢は法務省発表より)
受験回数
- 約4割が3回以内で合格
- 近年の傾向としては、3回までに合格する方が、4割を占めています。データの詳細を見ると、司法書士受験講座を受講した方から独学で合格されている方など様々です。
- ※「2018年口述模擬試験アンケート」より
- ※小数点第2位以下四捨五入。
有効回答数:206名。
出身学部
- 他学部でもハンデなし!!多彩な出身学部!
- 合格者のほぼ半数の方が法学部以外の学部出身者です。これは、勉強を始めるまで法律に縁のない方でも十分合格することができる可能性が有るということを表しています。司法書士試験で出題される試験科目は、たとえ法学部出身であってもそれまでに触れたことのないような手続法が多く含まれます。したがって、法学部出身者、法学部以外出身者共にスタートラインはほぼ同じです。司法書士試験の受験資格には、学歴・性別・年齢等の制限が一切ありませんので、幅広い学歴の方が受験することができ、かつ、合格を勝ち取ることが可能です。
- ※「2019年口述模擬試験アンケート」より
- ※「法学部」には、法科大学院出身者も含みます。
- ※「法学部以外」には、大学未進学者・出身学部不明者を含みます。
- ※小数点第2位以下四捨五入。有効回答数:185名。