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2017年度合格
S・Aさんの合格体験記

合格者
一発合格

講師と自分を信じて常に前進

S・Aさん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 慶應義塾大学 文学部
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース

弁理士を目指した理由・きっかけ

従来から知的財産の分野に興味があったため、弁理士試験の勉強開始前に知的財産管理技能検定2級を受験していましたが、より深く知的財産に関する知識を身につけ、将来的に知的財産に関わる仕事に就きたいと考え、弁理士試験を受験することに決めました。

LECを選んだ理由

受験経験者の知り合いがいなかったため、インターネットで検索して合格実績を多く出しているLECからパンフレットを請求し、講義の充実度と合格実績を確認した後、すぐに校舎に出向いて相談をしました。

私は通信での受講しかできなかったため、通学に比べて不利なのかということが心配でしたが、スタッフの方がとても親身に話を聞いて説明してくださったこと、殆どの講義が通信対応またはWEBフォローの対象となっていることが決め手となり、LECでなら通信でも最後まで頑張れるとその場で申込みをしました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

納冨先生の1年合格ベーシックコースを通信講座で受講しました。

コースの決定に際しては、WEB上で各講師の講義を試聴しました。どの先生の講義も魅力的で迷いましたが、中でも納冨先生の明快な解説が強く印象に残り、納冨先生の講義に申し込むことを決めました。その印象は最後まで変わることがなく、分かりやすく、ポイントをしっかり押さえた講義で効率的に勉強を進めることができました。複雑な条文の読み方や判例の射程といった受験生が間違えやすい事項については初期から繰り返し解説してくださるので、間違った情報をインプットすることなくはじめからきちんと理解できたことも有意義でした。

1年合格ベーシックコースは、入門講座・短答基礎力完成講座・論文基礎力完成講座から構成されていますが、どれも欠かすことのできない充実した講座でした。入門講座で基礎を固めておくことでその後の勉強がスムーズに進められたと感じます。また、条文毎の知識を得る短答基礎力完成講座と、テーマ毎にその趣旨や主要判例等を押さえる論文基礎力完成講座は、それらの内容が頭の中でリンクしてぐんと全体的な理解度が深まりました。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

短答基礎力完成講座で使用する短答アドヴァンステキストは、短答試験だけでなく論文試験まで重宝しました。勉強を進めるうちにふと条文の解釈等が分からなくなることもあったので、辞書のように使っていました。

また、体形別短答過去問はとても使いやすかったです。過去10年間でどのテーマがどれだけ問われているかが一目瞭然ですし、端的な解説も良かったです。

口述試験前には、口述アドヴァンステキストを繰り返し読みました。本試験と同様、口語体で書かれているので、練習相手がいなくても本試験のシミュレーションをすることができました。

短答式試験対策で気をつけたこと

通信講座での受講だったこともあり、つい視聴に遅れをとってしまい、短答基礎力完成講座の受講状況が本来のスケジュールに追いついたのは講義も中盤を過ぎてからでした。第1回を初めて視聴したときは、講義のレベルの高さに愕然としました。しかし、追いつけるんだろうかと悩んでいる時間が勿体ないと思い、ここで必死に勉強したことは良かったと思います。

勉強方法としては、納冨先生が講義の中でおっしゃっていた「条文から離れないこと」を意識していました。先生が講義の中で指示してくださる事項を四法対照に書き込んでそれを読み込んでいたため、短答試験本番のときには聞かれている条文について自分がマーク・書き込みをしていた様子が頭に浮かぶようになっていました。
また、過去問については、納冨先生が講義で指示してくださるものに加え、自分が一度でも間違えてしまった問題については、隙間時間に繰り返し解くようにしていました。そのため、問題によって1・2回しか解かなかったものもあれば、5回・6回と解いたものもありますが、取捨選択し、軽重をつけることで効率的にインプットすることができたと思います。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文基礎力完成講座の演習では、型を身につけるために三段論法を実践することに重きを置きました。設問の内容は基礎的な事項ですが、型を意識して書くという練習ができたことはとても有意義でした。

短答試験の自己採点後は、論文直前答練及び論文公開模試を受けました。判例や審査基準の知識が足りず、点数が伸びずに不安と焦りが押し寄せました。しかし、本番で間違えなければ大丈夫だと自分に言い聞かせ、点数やランクよりもどのように添削されているかに重点を置いて見直しをしました。解説冊子や答練の解説講義も充実しているため、本試験までの限られた時間を有効に使うことができたと思います。

また、私は選択科目として民法を受験しました。年が明けるまでにLECの民法対策講座を一通り聞きましたが、その後は短答試験後まで手をつけることはできていませんでした。そのため、短答試験後に講義を聞き直しました。テキストをはじめから読み込むよりも、講義を聞き直した方が効率的に重要なポイントを拾えるのではないかと思ったからです。講義についてじっくり復習をする時間はなかったため、分からないことがあれば、その場で講義の再生を一時停止し、テキストやインターネットを使って調べてから続きを視聴するようにしていました。今思うと、短答試験後から論文試験までは、焦りのせいか集中力がとても高まっていたように感じます。

口述試験対策で気をつけたこと

論文試験後に口述対策講座1stフェーズを申込みましたが、論文試験の結果に自信が持てなかったため、本格的に取り組んだのは論文合格発表後です。口述対策講座のテキストは分厚いのですが、義村先生がポイントとなるキーワードを読み上げてくださるので、まずは文章そのまま暗記するのではなくキーワードを押さえるようにしました。

また、口述乱取り講座で、本試験の会場を下見することができたこと、苦手な法領域について繰り返し練習できたことはとても有意義でした。自分の回答の正否のみならず、答え方等についてもアドバイスをいただき、本番に活かすことができたと思います。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

通信講座では他の受験生の様子が分からず常に焦りがありました。先生に直接質問をすることもできず、ゼミに所属もしていないため、通学の受験生と本試験で肩を並べられるのかと心配になることもしばしばでした。

しかし、講義の内容自体は通信でも十分に理解できるものだったため、校舎まで足を運ばずとも受講できることは、通学に費やすはずの時間も机に向かえるという点でメリットだと思います。また、他の受験生の様子が分からないことで却って油断することなく勉強することになるという点も、メリットとなり得ると思います。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

私は土日よりも平日の方が静かな環境で勉強できる時間が確保できたため、できるだけ暗記関連は平日に行い、土日は過去問や答練といった実践に取り組むようにしていました。暗記は集中して行う必要がありますが、本試験は周囲に他の受験生たちがいる状況なので、どのような環境でも問題を解ける練習をしておきたいと思ったからです。

また、スケジュール管理に関して講義の中でご指導があったことですが、講座の開講中は「ここがまだ完璧でないから」といってそのテーマにとらわれ、復習のスケジュールがずれていくことがないようにすることが大切だと思います。どうしても後半の条文番号や法領域になると勉強量が減りがちですので、それを少しでも防ぐためにも、まずはどんどん進んだ方が良いと思いました。

講義が落ち着くと、自習時間が確保できるようになりますので、苦手なテーマはその期間に勉強量を増やせると思います。

今、合格して思うこと

心底ほっとしています。本試験での緊張やプレッシャーは相当なものだったので、本試験が始まった5月から11月までは心からリラックスできた時間はなかったように思います。

一方、勉強自体は楽しんで行うことができました。素晴らしい講義を提供してくださった納冨先生やサポートしてくださったスタッフの皆さまに心から感謝しています。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

受験勉強中は不安から周囲の情報に敏感になり、あれもこれも手を出したくなるときもあると思います。しかし、LECの先生方は豊富なご経験から今取り組むべきことを明らかにしてくださるので、周囲の情報に必要以上に気をとられずに、付いていくと決めた先生の方針に従うのが良いと思います。

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