難関国家試験の1つに数えられる行政書士の難易度とは、一体どの程度のものなのでしょうか。資格試験の難易度を測る1つの指標として行政書士の「合格率」が挙げられますが、[2011年度]行政書士の合格率は「8.05%」でした。
ただし、これだけでは行政書士の難易度が判ったとはいえないでしょう。LECでは過去の行政書士合格率や受験者数の推移、他資格試験の受験データに、近年の試験傾向を交え、行政書士の難易度について詳しくご案内します。
データで見る!行政書士の難易度
行政書士の合格率は年度ごとに差がありますが、平成18年に新試験制度になってから、概ね5%〜9%で推移しています。
行政書士試験の特徴として、絶対評価の試験であり、合格者の「定員」を設けていないため、問題の難易度がそのまま合格率に反映されます。
したがって、合格率はあくまで指標として、所定合格ラインのクリアを目指して学習する事が大切になります。

| 年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 平成23年度 | 83,543人 | 66,297人 | 5,337人 | 8.05% |
| 平成22年度 | 88,651人 | 70,580人 | 4,662人 | 6.60% |
| 平成21年度 | 83,819人 | 67,348人 | 6,095人 | 9.05% |
| 平成20年度 | 79,590人 | 63,907人 | 4,133人 | 6.47% |
| 平成19年度 | 81,710人 | 65,157人 | 5,631人 | 8.64% |
| 平成18年度 | 88,163人 | 70,713人 | 3,385人 | 4.79% |
| 平成17年度 | 89,276人 | 74,762人 | 1,961人 | 2.62% |
試験傾向から探る!行政書士の難易度
以前の行政書士試験は、純粋に法律の知識を問うような出題が大半を占めており、市販の基本書や問題集の購入等、独学での合格も近年ほど困難を極めるものではありませんでした。
しかし、2006年度からの新試験制度への移行に伴い、法的思考型(理解型)問題への質的変化も現れ、確実に難易度は上昇傾向にあります。
知識的な部分では決して難解なことが問われているわけではありませんが、出題の方法によっては難易度が大幅に上がってしまう問題も多々あり、法理論に対する本質的な理解を深めていくことや、それを基にした出題に対応する力が求められるようになりました。
単純な「勉強量」だけではなく、前述したような「勉強の質」を高めていくことが、合格に向けて大きなアドバンテージになる事は間違いないでしょう。
他資格との比較で考える!行政書士の難易度
[2011年度]行政書士の合格率は、8.05%でした。試験制度や受験者数に違いがあるものの、社会保険労務士で7.2%、日商簿記1級で13.0%となっています。このように、同年度の他資格受験データと比較しても、行政書士試験の難易度が決して簡単なものではない事が見て取れると思います。
その為、短期間で合格を目指すには、効率的且つ効果的な勉強を行う必要があるのです。
| 年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 行政書士 | 平成23年度 | 83,543人 | 66,297人 | 5,337人 | 8.05% |
| 社会保険労務士 | 平成23年度 | 67,662人 | 53,392人 | 3,855人 | 7.20% |
| 日商簿記1級 | 平成23年度11月 | 19,078人 | 14,731人 | 1,919人 | 13.00% |


























