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2015年度合格
新宮 亮佑さんの合格体験記

合格者

ポイントは「解答の内容が明確か」「解答に至るプロセスに納得感があるか」

新宮 亮佑 さん

受講講座 2015年合格目標:2次合格レギュラーコース
2015年:口述試験個別カウンセリング
受講形態 通信/通学

1. 受験の動機

〜経営や業務に関する幅広い知識を習得し、ITと経営の橋渡しを目指す〜

私はERPパッケージの導入コンサルタントとして活動しています。「生産計画/管理」「在庫/購買管理」が専門領域ですが、実際に仕事をしていると「情報システム」はもちろん「財務/管理会計」「販売/物流管理」に関わるお客様とも一緒に課題検討を行う局面があります。各分野を長年ご担当されているお客様には及ばないとしても、ある程度の会話が成立するレベルの基礎知識がなければなりません。

無論、取り扱うERPパッケージに関してはアドバイスを差し上げることが可能ですが、「それだけに頼っていては駄目だ」という危機感を感じていたため、「情報処理技術者」「ITコーディネータ」「中小企業診断士」の学習を通じて知識の拡充を図りました。特に「中小企業診断士」の学習内容は、普段の仕事では得にくい知識に触れることができたので非常に新鮮でした。

2.LECを選んだ理由

受験校選びのポイント

〜「狭すぎず、深すぎず、時流に乗る」〜

1次試験はマークシート方式であるため「解答候補を2つまで絞り込めれば御の字」と割り切ることも必要です。受験科目も多く、学習内容も幅広い試験に対して、費やせる時間には限界があります。
また、「経営法務」や「中小企業経営・中小企業政策」など年度ごとに正解が変化していく科目も特徴的です。

各資格学校とも学習内容に工夫を凝らしていることと思いますが、本試験の傾向に合わせて「狭すぎず、深すぎない内容で毎年テキストを更新していること」が選定ポイントになります。

LECを選んだ理由

「中小企業診断士」の1次・2次対策を始める際には、過去に他資格の講座を受講していた経験もあったため、資格学校の比較をすることもなく、他の資格学校の通信講座を選択しました。

2次試験の失敗を経て、各資格学校が発表している模範解答を比較した結果、LECの2次対策講座を受講して再挑戦することに決めました。

LECの講座の良かった点

〜「事例企業を導く」〜

各資格学校が発表している模範解答を見ても分かるように、絶対的な正解を導きづらい点が2次試験の特徴です。思うように点数が安定しない時、「問題との相性」「採点者との相性」と他罰的になっていました。

先述した通り、私は2次試験の失敗を経てLECの2次対策講座を受講しました。選定ポイントは「解答の内容が明確か」「解答に至るプロセスに納得感があるか」でした。LECの模範解答は「まず結論」、その後に「事象や理由づけを列挙」という流れで比較的短い文章で構成している点が私に合っていました。

LECには様々な受講コースが用意されています。仕事の都合上、平日は出張が多いので、「インプット(講義)は通信講座、アウトプット(答練・模試)は週末に教室講座」という複合的なコースを選択しました。週末に教室講座を選んだのは、「場の雰囲気」「厳密な時間管理」「筆記用具や解答用紙の配置」「座席を毎回変更」など、本番に近い状態に慣れるためです。

2次試験の失敗要因に「過去問・答練・模試の事後分析不足」を挙げていました。アウトプット(答練・模試)を教室講座にすることで、模範解答の解説講義に加えて、各受講生の解答を聞きながら講師と受講生と一緒になって妥当性を検証する時間を得ることができました。そこで気づいたことは「与件文には無駄な文章が1つもない」ということであり、そこから導かれる正解は本質的には1つに絞られていく点でした。例えば、「なお」「ちなみに」で始まる与件文は解答の方向性を限定する内容を示していることが多いです。

この点に気づいた後、楽しみながら事例問題に取り組むことができるようになりました。パズルを解く感覚で、出題者の意図やヒントを読み取りながら与件文に散らばっている情報を組み立てて設問に当てはめていった結果、点数が安定してきました。ここで活躍したツールがLECオリジナル「事例整理シート」です。「事例問題は、企業の問題点や原因の提示に止まらず、必ず問題解決や未来への道筋を示して完結する」という意識付けができた結果、設問間の関係を考えて一貫性のある解答を書けるようになりました。

3. 具体的な学習方法について

1次試験対策の学習方法

〜「クリームの塗り重ね」〜

1次試験対策では、手作りケーキのスポンジにクリームを塗るように、知識の層を何度も塗り重ねていくことを心掛けていました。具体的には、「①通信講座の利点を活かして各講義を2回ずつ受講」「②フラッシュ式暗記法の応用」「③過去問5年分を3回ずつカテゴリ別(人的資源管理、CF計算書など)に実施」を行いました。

「②フラッシュ式暗記法の応用」について補足しておきます。私は講義メモのすべてをテキストに書き込んだ上で、試験対策の骨子となる最小限の情報(単語、図表、メモ)に色を付けました。テキストのその部分だけを「短い時間で何回も」流し読みしながら、それに付随する内容を瞬間的に想起できるように訓練しました。

2次試験対策の学習方法

〜「プレゼン資料作成の基本を活用」〜

2次試験の事例問題を解く上で、「採点者は診断先企業の社長」という意識を持つようにしました。解答用紙に記載する内容は、「社長への診断結果報告」となります。
そこで、プレゼン資料作成の基本を解答に活用しました。

具体的には、下記の点を意識しながら時間内に解答を書きあげる訓練をしました。

資料作りの流れ

4. 今後の展望など

大企業を相手にしたERPパッケージに関する案件が勤務先企業の主力事業ですが、まずは「社内投資案件」として中小企業支援に主眼を置いたERPパッケージにこだわらない「新しい事業軸」を作る準備を進めています。中小企業を取り巻く事業環境は常に変化しており、各企業で状況も異なります。中小企業診断士の学習で得られた知識や根性をベースにしながら、お客様と一緒に知恵を絞り出して、より良い提案に結び付けていきます。

5. 「私」の1週間の学習プラン

1週間スケジュール

6. その他

結果的には「合格」「不合格」のどちらかになりますが、日々積み上げられていく幅広い知識や論理思考プロセスが無駄になることはありませんし、既に成長を実感している方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、学習を通じて得られた人脈を大切にしていただきたいです。難関資格に挑戦するような向上心を持った方々と継続的に意見交換を行うことで新たな刺激や情報を得ることができます。 独立を考えておられる方も自己研鑚として学習しておられる方も中小企業診断士の学習を楽しんでください。

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