【経営情報システム】経営情報システムは、後半論点にかかっている
1次試験がだんだん近づいてきました。1次試験では、経営情報システムが苦手な方は多いですよね。
さて早速ですが、経営情報システムの本試験について、難易度の傾向を確認してみましょう。
- H23・・・易しい
- H24・・・易しい
- H25・・・易しい
- H26・・・難しい
- H27・・・難しい
- H28・・・難しい
- H29・・・易しい
- H30・・・易しい
- R01・・・易しい
- R02・・・易しい
- R03・・・難しい
- R04・・・難しい
- R05・・・難しい
- R05沖縄再試験・・・易しい
- R06・・・易しいよりの普通
基本的に傾向の周期は3、4年となっており、令和3年から3年連続で難しいが続いておりました。令和5年は沖縄での再試験が開催されましたが、そのときの問題は易しかったです。しかし、沖縄の再試験は特別対応であり、あまり難易度傾向としては考慮しないほうがよさそうです。令和6年で少し傾向は易しい方向へ変化しはじめました。
ここから考えると、今年(令和7年度)は易しいと予想できます。
しかし、安心は禁物です。これはあくまで予想であり、実際に蓋を開けてみると難しかったということもあり得ます。
さらに個人差で考えると、周囲は易しく感じているのに、自分自身としては難しいと感じてしまう、ということもあり得ます。(これが一番怖いです)
特に、ここ数年の傾向ではシステム開発や運用、戦略観点、セキュリティ、時事系など後半論点と呼ばれているところがかなり得点しにくくなっています。
理由は、出題範囲が幅広く、マニアック論点の出題が多いからです。対策として拾い切れない、という問題もあります。
多少カバーしていたはずの論点でも、ある程度の応用問題が出題されます。そうなった場合、暗記に頼ると問題は解けません。応用問題を解くために必要なのは、選択肢を絞り込む判断力です。
判断力があれば、多少知らない用語が混じったような問題でも、ちゃんと解けます。
「理解で論点を押さえ、判断力で対応する」 これさえできれば、難化した時に強いです。
しかしながら、独学でその能力育成はなかなか難しいのが現状ではないでしょうか。そこでそんな独学受験生の皆さま向けのオリジナル企画の道場を用意しました。
この道場はこれまで「実践解放道場」として毎年好評をいただいていたものをリニューアルしてタイトルを変えたものです。
経営情報システムの後半論点になるべく集中して、その対応力を高めるための道場になります。
リニューアル前のころから「道場を受けたことにより苦手だった情報で科目合格できた」といううれしいお声を頂戴しています。その道場を、昨今の傾向に合わせて、苦手になり得る部分を徹底強化する形に作り変えました。
通常の学習だけでは身に付けられないトレーニングのチャンスです。特に後半論点で得点が伸びずに試験対策に迷っておられる方は、ぜひご受講ください。

大学在学中に中小企業診断士に合格。
大学卒業後、中堅ソフトウェア会社に勤務。
その後、合同会社フロントビジョンコンサルティングを起業し、経営コンサルタントとして中小企業や個人事業主を中心に経営全般のサポートをしている。
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