田口 秀二さん
| 受験回数 | マンション管理士試験:2回 |
|---|---|
| 受講講座 | 2024年マン管合格コース |
受験された動機
もともと仕事が都市開発等の総合不動産関係であり、宅建試験は十数年前に取得、その他1級土木施工管理技士も仕事柄取得済みであったため、民法や建築設備が試験範囲にあるマン管試験勉強は取っ掛り易いと認識していた。たまたま3年前から、自宅マンションの理事の役回りが15年振りに廻ってきて、久しぶりのメンバーの中には規約に詳しい方や、組合活動に積極的に取組んでいる方など、前向きな住民が多い事に驚くとともに、自分も何か貢献できることは無いかと思うようになった。そこでいっそマンション管理の専門家になれたらと一念発起した事がきっかけです。
LECを選んだ決め手
一昨年前は管理業務主任者試験とのダブル合格を目指して、他社の通信講座を受講しておりました。結果は管業合格、マン管は1点足りずに不合格。かなり落ち込みましが、あと一歩まで来ていたのは事実。ここで止めては全てが無駄になると、もう1回はチャレンジしようと思いました。その際、書店に並んでいるテキストをいろいろ見比べたり、YouTubeを見たり、本当に自分に合っていそうなのはどれか模索した結果、個性的な講師のいるLECに掛けてみようと考え、ここなら苦にならずもう1年頑張れるかなと感じて通信講座の受講を決めました。
あなたが合格を勝ち取った学習法について
学習については、2月頃から再開し、平日は最低1時間、週末2日で8〜10時間ほど、1週間で10〜15時間程度は確保しました。WEB講座は真っ先に受講し、受講後はテキストを再度読み返し、その範囲の過去問を解く事を一連の流れとしてまずは全体1巡目を6月頃までに終わらせ、その後は過去問を中心に9月頃までには5巡はやりました。なかなか覚えられない事や重要なポイントは、単語帳を使いました。9月〜10月は、区分所有法と標準管理規約の違いや建築設備・各種法のポイントなどをランダムにノートに箇条書きし、概ね100項目程度書き出しました。(試験当日は、この書き出しノートと単語帳だけでざっくりとした振り返りができました。)
LECの教材・カリキュラム・答練模試について
LECの教材は分かりやすく、無駄がないと感じます。あと、テキストと問題集が3分冊に分けられる事も持ち運び時に便利です。欲を言うと、法令編は区分所有法と標準管理規約でまとめてほしかったです。両方一緒に勉強する際、2冊になってしまうため。
模試は自宅受験タイプでしたが、会場受験とした方が良いと思いました。極力緊張感を持たせるため、図書館で周りに他人がいる環境で受験しましたが、やはり受験の緊張感は会場で感じた方が訓練になります。
インタネットフォローの活用について
当初は気付いていなかったのですが、一問一答集のノウンアプリは通勤時間のマストアイテムとなりました。電車内で本を開くのが難しい状況でも、スマホのアプリで問題を解け、また詳しい解説も確認できるこのアプリは後半手放せない存在でした。合格した今でも、記憶が薄れないようにたまに通勤時にアプリを活用しています。
教えてチューターにも何回か問合せを行いました。解釈についての疑問点についてもその都度、詳しく分かりやすい回答を頂けて大変助かりました。
その他、本試験を終えてのご感想や今後受験される方へのアドバイスなど
合格講座の亀田講師の講義は全般的に面白くて飽きなかったですね。あと、小野講師の本番時の様々なテクニック(正しいのもを解答する際は〇、誤っているものを解答する際は×を問題自体に先にメモる等)・アドバイスはとても役に立ちました。ありがとうございました。
過去問も5巡目ほど終わると、問題も覚えてしまい殆ど解けて安心してしまいますが、少しでもあやふやな解釈があれば必ず書き出すなど、後半の時期は完璧を常に意識する事が重要。あと、短時間で問題を解く訓練もやっておかないと、意外と本番で時間に余裕が無く焦ってしまいます。そのためにも、模試で試験時間と解答時間の配分を身に着ける事を意識する必要があります。
本番での解答の順番も決めておけば余裕にもつながります。私は1回目は免除無しだったので、免除問題(問46)から始めたのですが、予想外に難しく、多少焦ってしまい、全体の時間も余裕は無くなってしまいました。そのため、ケアレスミスもあり、悔しい結果となりました。2回目は得意分野が並ぶ問20から始め、ある程度想定通りに進められました。例年、問題の並びはほぼ同じなので、いい流れができる解き順を決めておいた方が良いかと思います。とにかく、後半に息切れしないよう、早めに試験までの大まかな全体スケジュールを立てて、頑張っていだたきたいと思います。



