
荒井 信一さん
受験回数 | マンション管理士:1回一発合格 |
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受講講座 | 2024年マン管出る順1日1時間速習コース・適正化法無 |
受験された動機
退職し、家事手伝い以外は、時間ができたこと。先行してFP2級を勉強して、2022年5月に受験し合格した。FPでさらに上級を目指す選択肢も考えたが、自宅マンション管理組合の役員をしており、管理会社の担当者に任せきりではなく、理解をしながらやりたいと思ったので、管理業務主任者を取得しました。その後関連した資格も取得してみたいと思い、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士を受験・合格。マンション管理士は難易度が高いこともあり当初は受験を考えていませんでしたが、先に取得した資格の受験で自信もつき、体力気力も考え、間を置かないで、ここまで来たら不動産国家資格4冠にチャレンジしてみることにしました。
LECを選んだ決め手
管理業務主任者、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士を受験した時に、他校受験講座と市販本のLEC直前予想模試を使用した。この市販模試は、解説動画がついており、解説講義を一部担当している有山先生か友次先生に習いたいと思った。生講義も魅力だが、過去の勉強経験で、自分にとって、1時間~90分程度講義を聞く時に集中力が持続するのがわかっていたので、web通信の受講を希望していた。昨年1月にLEC渋谷駅前本校で有山・岡本先生のセミナーに参加し、有山先生が速習講座を担当される話をされていたので、6月に申し込みし、早速視聴開始した。実は3月ごろから他社教材で勉強し、一通り学習したが、範囲も広いので有山先生のメリハリのある講義を中心に勉強しようと思い、LEC教材を中心に進めた。有山先生のinput講義の1単元を終えたら、すぐ出る順問題集に取り掛かり、最終的には6~7周した。有山先生の講義は、ご自身の不動産会社の勤務経験が時々出て来るので、興味が持続できた。
LECの教材・カリキュラム・答練模試について
実戦演習総まとめ講座は、大変役に立った。過去問とは違う切り口で、苦手分野の理解に役立てた。特に団地、複合型、被災マンション法の分野で、解説が充実しており、理解が深まった。逆に2年前の管業受験の時の知識がいかに中途半端であったかを再認識した。設備の解説も充実していたので、覚えたいところはコピーを取って持ち歩き電車や待ち時間で何度も繰り返し覚えた。9月ごろからこの作業を始め、試験場にも何枚か持参した。直前重要ポイント整理講座は、教材配布時に一度学習し、本番試験の2日前と前日に再度確認した。基礎的なポイントを中心にまとまっており、分量も程よく、直前の確認に丁度良い。全般的に教材全て、私のような高齢者には、文字が小さすぎなく、読みやすいのでありがたい。
インタネットフォローの活用について
1回目は1.3倍速、2回目の講義を1.7倍速で聞いた。自宅ではタブレットで視聴し、電車や病院の待合室ではスマホを使い音声に集中して聞いた。テキストや解説の画像も大きく鮮明で見やすいので他社教材と比べて使い易い。
その他、本試験を終えてのご感想や今後受験される方へのアドバイスなど
有山先生とは対面でお話した事がありませんが、先生のinput講義、出る順過去問解説講義と市販本直前予想模試の解説を聞きながら、過去問を説明できるくらいに仕上げて試験に臨みました。マンション管理士試験は、大雑把に言えば10人に1人しか受からないので、合格するためにはある程度時間をかけないといけないと思う。大雑把に言えば、管業の倍くらいか?と思う。自分は、1科目毎に征服したがダブル受験は、早めにスタートすれば、範囲も重なるので十分可能と思います。法令系が、キーとなり、次が設備となる。法令系は、区分所有法と標準管理規約がキーとなり、テキストに出ているコメントは読んでおく必要がある。なかなか読むだけでは頭に入らないので、Input講義、過去問、実戦演習総まとめ講座、模擬試験、他社の市販模試や会場模試を通して、知識を増やしていく。この2法令で19問出たが、基礎的な問題で間違えると致命的となるので、完璧に仕上げる必要がある。特に団地、複合型、被災マンション法の分野は、誰でも苦手意識は強いが、極端に難問は少ないので、基礎が出たら絶対に間違えないつもりで準備した。実戦演習総まとめ講座は、解説が充実しており、理解が深まった。民法は、範囲が広いので、基礎的な問題を中心に学習する。設備は過去問からそのまま出るので、過去問中心に完璧に仕上げていくことが大事。わからない問題や初めて見る問題は、いくら考えてもできないし、ほとんどの受験生が出来ないので、適当にマークする。私は、当てずっぽうマークする時は、2か3と決めていたので、初見の問題は, その日の気分で、マークした。2024にマンション管理士では、3の解答が多かったので、運にも助けられて、自己採点では、5問免除で36点得点できた。最後に宅建等の資格試験を受験した経験上、試験前10日前から何を勉強するかは大事である。特に2日前、前日、当日は、貴重な1点、2点を確実にする大切な時間である。過去問を1周し付箋を貼り前日に付箋のところを復習し、カードを10日目前くらいから作成し、試験場へ行く前、自宅、電車、試験場で詰め込んだ。適正化法が、苦手で、管業の時は、5問中1問か2問は正解できないので、管業を取得し、5問免除を使いマンション管理士を目指したのは正解だと思う。