
とにかく短答に短期集中できる環境を選びました
大野木 真行 さん
論文一発合格
LECのオススメポイント

- 「短答と論文それぞれに特化したカリキュラム」がオススメ!
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LECの短答と論文が分かれるカリキュラムは短期間での合格を目指す方に非常にオススメできます。短答と論文の出題論点には共通する点が多いですが、合格するために必要な力や知識は大きく異なります。これらを同時に身につけようとすることは試験の全体像を理解することにつながるかもしれませんが、膨大な暗記を必要とする会計士試験においては合格に最小限の知識を完璧にしていくことが合格への最短ルートだと感じました。
また、現在短答合格の難易度は非常に高く、短答の合格に専念できるLECのカリキュラムは理にかなっていると思います。
「公認会計士を目指した理由と時期」を教えてください。
私が会計士を目指したのは、社会貢献性のより高い仕事に携わりたいと考えたためです。もちろん他の職種の社会貢献性を否定するわけではありませんが、経済・社会においてより多くの人の役に立つ仕事をできる人物になりたいと思い、そんな仕事ができる立場になるには会計士の資格を得ることがよい方法だと考えました。
また、さまざまな業種・職種の方の話を伺える仕事であることも魅力的でした。様々な企業や従業員がどんな思いをもって働いているか、社会がどのように動いているかを直接話を伺いながら感じ取ることができる仕事だと考えた結果、合格から2年ほど前に退職を決意し会計士試験を受験することを決めました。
「予備校選びでLECを選んだ理由」は何ですか?
一番の理由は値段の安さです。驕った考えかもしれませんがLECで合格者が出ている以上、試験に合格できなかったとしてもその原因や責任は全て自分にあると考えていたため将来予備校の差を言い訳にしないと確信しており、それならば値段が安い方がよいと考えLECの会計士講座の受講を決めました。
次に、短期での合格を目指すのに短答と論文の講座が分かれているカリキュラム設計にも魅力を感じていました。予備校での話を聞いている中で、短答にさえ合格できれば3年以内にかなりの確率で論文式試験を合格できると伺い、とにかく短答に短期集中できる環境を選びました。
「LECのカリキュラムの良かった点・活用方法」を教えてください。
最も良いと考えている点は、学習する範囲を限定してくれる点です。テキスト(レジュメ)や問題集など、講師の方が明確にこれだけやれば良いと指導してくれるため、その範囲のみを繰り返し学習することで知識の定着が早く正確に行えたのではないかと考えており、短期合格に繋がっているのではないかと感じます。
講師の方々がこのカリキュラムに自信をもっており、不安から他の教材などに目移りすることなく学習することができました。
「通信または通学のメリット・デメリット」を教えてください。
通信は早送り機能や見返し機能があり、かなり圧縮した時間で授業を受けることができることや場所を選ばずに受講できることがメリットですが、講師の方もおっしゃる通り、長い勉強期間の中で自分のモチベーションを管理することはとても難しく、強制的に勉強モードになる通学の方がよかったかもしれないと何度も考えました。
「テキスト・レジュメについて」
他の予備校のテキストやレジュメを見たことがないため比較はできませんが、非常にコンパクトにまとめられていると感じていました。膨大な量の知識を必要とする会計士試験においては必要最低限の知識にフォーカスできるLECの教材は適していると思います。
授業の復習や忘れた論点があった際に都度テキストやレジュメを確認していました。短答論文問わず試験の直前に一気に読み返し頭から抜け落ちたところがないかを確認するために使っていました。
「問題集について」
問題集の問題数も多すぎない程度にまとまっていたことがよかったと感じています。講師の方がよくおっしゃいますがとにかく反復し絶対に間違わない問題の数を増やすことで、自信にもつながり特に短答での正答率が高まると思います。
また特に短答では一問一答問題集がよかったと思います。モチベーションが低くなっていてもとっつきやすく、ちょっとした時間に勉強するのに適しています。私は夜寝落ちするまで一問一答問題集を解くことを習慣にしていました。すぐ寝れるのでオススメです。
「答練や模試について」
答練や模試は特に論文式試験で非常に効果が高いと感じました。受験年度に出題可能性の高い論点を網羅して出題がされるため、これらをよく復習することで合格率は大きく高めることができると思います。私は論文講座の学習が遅れていましたが、試験直前に答練の解答解説を丸暗記して試験に臨むことで合格することができました。この方法は本当に苦しかったのでおススメはできません。
また通信で受講していましたが、解答時間は厳密に計ることは意識して行っていました。特に解答時間がシビアな計算科目では解答スピードの重要性を痛感しました。
「LECの講師に指導されて良かった点」を教えてください。
講師の皆さんが分かりやすく自信をもって指導してくださるため、不安を感じずに学習できたと思います。また、はっきりと「やらなければならないこと」と「やらなくていいこと」を区別して伝えてくれるため、学習方針で困ることはなく合格への最短ルートを通っていると感じながら学習を進められました。
通信でモチベーション管理に難のあった私には、時に厳しめなアドバイスをしてくださったところも良かったポイントで、自分を省みる良いタイミングになっていたと思います。
「LECのフォロー制度(欠席フォロー、教えてチューター、講師LINEなど)の良かった点」は何ですか?
講師に直接LNEで質問ができることはLECの大きな特徴でありアドバンテージだと思います。私はあまり活用しなかったことが会計士試験の学習において一番もったいなかった点だと振り返って思います。授業が分かりやすく疑問が解消できないことがほとんどなかったため活用する機会が少なかったですが、論文式試験において早い段階で積極的に活用していれば、もっと楽に学習の遅れを挽回できたと考えています。
「1日の平均学習時間」を学習時期ごとに教えてください。
①短答入門期 8時間
②短答上級期 10時間
③短答直前期 10時間
④論文インプット期 10時間
⑤論文アウトプット期 10時間
今後の目標(就職先での職務についてなど)や、これから始める方へメッセージをお願いします。
現在監査法人への就職活動を行っており、入所してからは一般監査を一早く任せられることができるよう精進していきます。海外駐在やデジタル・AI監査、サステナビリティ監査など様々な挑戦ができる環境にワクワクしながら成長していきたいと思います。
会計士試験は長い戦いであり、心が折れそうになることが何度もあると思いますが、講師の方々の力を信じ学習を継続する以外に合格する道はないと思います。苦しい思いをした分喜びも大きいですし、合格することで将来の選択肢も格段に増えることを実感しています。会計士試験に挑戦してよかったと心から思いますので学習を始められる方の一助となれば幸いです。