下平 宏明さん
| 受験回数 | 1回一発合格 |
|---|---|
| 受講講座 | 2024年賃貸不動産経営管理士合格スタンダードコース |
受験された動機
不動産関連では、かなり以前に、宅地建物取引士・管理業務主任者・マンション管理士の資格を取得していて、何か久しぶりに資格をとろうかな、と考えたのが最初のきっかけでした。その中で、国家資格になったことや、現在、直接賃貸管理の業務をしているわけではないのですが、いまの仕事にも多少関りがあるということ、また名刺にあらたに資格を書けることでお客様の信頼度もUPするかと思い、賃貸不動産経営管理士試験を受験しようと思いました。また、試験勉強にかけることができる時間や合格率も当然検討しました。
LECを選んだ決め手
過去に、マンション管理士試験を受験する際に受講したことがあり、その割引制度があったことが大きな要因です。また、民法はある程度復習をしておきたいと思ったので、受講料・ボリュームと内容・試験日までのスケジュール等を考えたとき、パンフレットを見て、LECさんの合格スタンダートコースが、最も自分に適していると思い受講しました。
あなたが合格を勝ち取った学習法について
講義スケジュールから少し遅れて受講を開始したのですが、まずは追いついて、とにかくオンスケジュールで進めていくことを意識しました。私の場合、机に向かって勉強をしないとダメなタイプなので、講義も問題を解くのもすべて自宅で行っていました。仕事のある日は帰宅後に1〜2時間、休日は6〜10時間程度です。
LECさんからの送付物以外は手を付けるつもりも手を付けるような（時間的）余裕もなかったので、一問一答は5回、過去問題集は4回、答練と模試は3回繰り返したと記憶しています。問題練習に取り組むときは、すべて一問一答のつもりで、肢ごとに正誤の判断がつけられるよう、必ずテキストの該当箇所を参照して理解するようにしていました。
LECの教材・カリキュラム・答練模試について
講義は倍速モードで聴けるのがよかったです。だいたい1.3倍速で聞いていました。テキストは、単元ごとに一問一答がついているレイアウトがよかったと思います。
答練と模試は休日に取り組みましたが、本試験のつもりで13:00から2時間で解く練習をしました。当然、過去に出題されたことがない論点も予想して盛り込まれてくるわけですから、初めて見る論点も、答練・模試で出た部分だけはしっかり知識を定着させるようにしました。
インタネットフォローの活用について
講義内容やテキスト等で、特に理解できないと感じるところはなかったので、こういった仕組みはまったく利用しませんでした。
その他、本試験を終えてのご感想や今後受験される方へのアドバイスなど
本試験では、答練や模試よりも点数が取れないと思います。私の場合は、答練や模試では最低40点、目標は45点にして取り組みました（本試験の自己採点は41点です）。また5点免除というシステムがありますが、個人的に点数をお金で買うのはどうなのだろうと思っているので、免除講習は受けていません。ただ、2024年度の本試験では、最後の5問は特に難しいと感じたので、あの5問をすべて正解とすることができるのは、とても大きいと思いました。
試験会場に持っていった教材等はテキストだけでしたが、それで十分だと思います。直前にいろいろ見てもあまり意味がないと思いますし、最後に確認するページや数字だけ事前に決めておくようにしました。
賃貸不動産経営管理士は、これから設置義務や独占業務等も、恐らくついてくる資格なのだろうと思いますので、持っていて損はない資格だと思います。また、宅建やマンション管理士などに比べて、まだはるかに合格率も高いので、講師の友次先生もおっしゃっていましたが、目指すなら早い方がいいと思います。がんばってください。
