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2019年度 論文式試験合格
鑑定事務所勤務(40代女性)の方の合格体験記

基礎重視で効率よく勉強して最終合格!

鑑定事務所勤務(40代女性)

主な受講講座 論文集中強化コース
論文受験回数 9回
学習開始時期 2011年

不動産鑑定士を志した理由

父が不動産鑑定士であり、家業でもあったため周囲の人達から言われ、何となく漠然とした思いの中でスタートしたのが最初のきっかけです。その後にこの仕事を通じて思ったことは、年齢を問わずいくつになってもできること、鑑定評価というコンサルを通じ、必要とされることや世の中に貢献できることが結果的に自分の人生の豊かさに繋がると感じ、目指すことにしました。

具体的な学習方法

私は最終合格までに10年近くかかってしまいましたが、その原因は自らの思い込みによる誤った勉強方法でした。具体的には、基礎を疎かにして枝葉末節及び難解な論点にまで広げてしまい回り道をしてしまったためです。私が今年合格できたのは、一昨年辺りから上記のような勉強方法を改め、LECで言われてるように基本重視で本試験に必要なところだけを効率よく勉強したからです。
これから受験される方、又勉強期間が長期に渡り苦しんでいる方のために、少しでも参考になればと思い、私が合格年に実践した勉強方法をお伝えしたいと思います。

鑑定理論
複数年勉強をしていたため基準の暗記はある程度進み、答練では点数が取れていました。しかし基準の暗記だけに頼っていては、緊張した本試験で基準が飛んでしまうこともしばしばです。そこで暗記はしてるけど理解が進んでない章を講師に質問したり、「こう書け!」で勉強して徹底的に理解⇔暗記を繰り返し、基準の体系的な構造を理解するようにしました。
この体系的な構造を理解して勉強することで、本試験では緊張した中、例え基準を忘れてしまっても理解で紐解き、守りの答案を書き上げ、点数へと繋げることができました。
合格年は、年末から4月迄は「こう書け!」とテキストを繰り返しながら基準の理解&暗記のインプットに務め、アウトプットは答練・模試で実践していました。直前期はテキストと答練だけに絞り、苦手な箇所は「こう書け!」を活用し補足する形で仕上げていきました。

教養科目
経済学が一番苦手でしたが、森田講師の「合格基礎講座」を受講し、勉強し直すことで理解できるようになりました。合格年は「こう書け!」→「必修論点総ざらい講座」→答練・模試の順番で、図・式・文章を意識し基本重視で繰り返し勉強しました。合格年の経済学は、問題1は予算制約式とパレート最適等の文章だけ書いて逃げ切り、基本論点中心の問題2を重視して完答したため、これが結果的に合格へと繋がったのだと思います。
民法・会計学は、答練等の点数にはムラがあったものの苦手ではなかった為、インプットは「こう書け!」の激頻出論点(A・AA)を中心に理解⇔暗記に徹し、アウトプットは答練・模試で実践しました。直前期は「こう書け!」(A・AA)と答練・模試だけに絞り、民法は5日で1回転、会計学は3日で1回転と、本試験までの日数を逆算し、目標を定めながら取組んでいたと思います。特に民法は、問題提起→規律判定→あてはめ→結論を認識の上、問題で問われている条文を抽出し、明瞭簡潔な答案が書けるよう意識して取組んでいました。以前だと、民法の過去問もやっていましたが、合格年は過去問は捨て上記のやり方を徹底しました。
最近の本試験では基本中心の問題が目立ち、1点のミスが命取りになると感じたので、基本論点を今迄以上に抑えることが必要だと考えました。基本を重視し、勉強の方向性を正して苦手科目を無くすように満遍なく勉強したことが今回の結果につながったのだと思います。

LEC講師の良かった点

川原講師(鑑定理論)は、答練・模試等の解説もわかり易く、又問題で問われているところを率直に指摘してくれるので非常に勉強になりました。森田講師(経済学)は、基本から懇切丁寧に解説してくれたので、経済学が苦手な私でも理解することができ、最終的には応用問題にも対応できるようになりました。

LECの教材・講義で役立ったもの

「こう書け!」シリーズは、基本論点中心で別の参考書では難解な解説も理解しやすく且つ明良簡潔に解説してあった為、読んでいて勉強しやすかったです。また、論点ごとにAA・A・Bと重要度がふってあったので、各論点ごとの力の入れ具合が確認できバランスの良い勉強が確立できました。
LECの講座は、どの答練や模試も、受けてて楽しかったですが、敢えてあげるとすれば「論文直前ファイナル模試」(オプション講座)です。この模試の後にも、質問できる機会が超直前期に設けられていたため、7月に入っても間延びせず緊張感とモチベーションを維持することができました。

論文対策で、学習法や工夫した点

情報が分散しないようなるべくテキスト1冊や「こう書け!」シリーズに情報を集約し、基本重視で勉強することを徹底しました。あとは答練・模試等で出された論点で苦手なものは、早い段階で必ず消化できるようにしました。直前期は答練・模試等の苦手箇所を中心に、上記の情報が集約された「こう書け!」シリーズ等を短期間(平均で6日以内)で回すよう心掛けていました。

合格したときの率直な気持ち

「あ、今年はやっと入ったんだ〜合格最低点が予想より低かったからかな?」という漠然とした気持ちでした(苦笑)。家族を始め、お世話になった方々にも直ぐに連絡しなければならなかったため、目の前の作業に忙殺され合格しても暫くは実感が湧かなかったです。こういう場をお借りして体験記等を書くことにより、実感しました(笑)。

これから不動産鑑定士試験を受験される方へ

不動産鑑定士試験は最難関資格であり「頑張ればできる」という精神論だけではモチベーションが続かない試験でもあります。私も思ったよりも点数が伸びなくてモチベーションが続かず悔しい思いを沢山してきました。しかし、この様な思いや何度も挫折しそうになりながらも勉強を続けたことは合格した今となっては良い思い出です。苦しい時や挫折しそうな時もあると思いますが、諦めずに続け”合格”という輝かしい未来への切符を自らの手で掴み取って下さい。応援しています!

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