論文式試験を控えた全ての受験生の皆様へ、LEC講師陣からメッセージをお届けします。
豊岡 昭光 講師担当科目:民法
民法は初日の最初の科目ということで、誰もが緊張します(毎年、受験会場で皆さんの顔を見ていると分かります)。ですから、「緊張するな」とは言いません。ただ、緊張しても良いので、とにかく「悔いの残らないよう、自分の力を全て出し切る」ことだけは、忘れないでください。民法の場合、「参考条文」が論点発見の最大のヒントです。その「参考条文」を手掛かりに「論点」を拾って「三段論法」で書けば、理由付け等の論証は不十分でも、十分高得点が付きます(LECのデータで分かっています)。頑張ってください!!
森田 龍二 講師担当科目:経済学
ついに本試験ですね。問題から出題者の意図をしっかりと読み取り、学んできた内容を披露して下さい。冷静さを保ちつつ、「合格するのは、自分だ」という気持ちを強く持ち、最後の最後まで頑張って下さい、陰ながら応援しております。必ず合格して下さい!!
高坂 賢一 講師担当科目:会計学
①定義は正確に書きましょう。②えていない論点が出題された場合には、自分が覚えている周辺の知識によって解答し、覚えていない内容は記述しないようにしましょう。③計算問題が出題された場合には、おそらく配点は低いと思われますので、できるかどうかを即断し、難しければ飛ばしてしまっても結構です。あまり時間をかけて考え込まないようにしましょう。④小問形式の場合には、各小問間の解答のバランスを考えましょう。会計学は、まず定義を正確に記述することが大切です。それ以外の内容は、あまり多く書く必要はないので、覚えている正確な知識で記述するようにしましょう。
昨年に引き続き今年も新型コロナウィルスの影響などで、肉体的あるいは精神的に例年よりも大変な試験となってしまいましたが、とにかく最後まで諦めることなく、冷静に対応していただければと思います。末筆になりましたが、受講生皆様の合格を祈念しております。
川原 正幸 講師担当科目:鑑定理論
本試験で問われているのは、知識量ではなく鑑定理論の考え方(視点)です。
手薄な分野から出題されても、シンプルに考えて、落ち着いて、粘り強く解答を作成すれば、試験委員は評価してくれます。最後の最後に粘った1点が合否を左右します!