K・F さん(40代)
| 受験回数 | 2回 |
|---|---|
| LEC 受講歴 |
コンパクトコース |
| ご職業 | 司法書士 |
「松本講師についていけば合格できる」
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。
私は令和4年度司法書士試験に合格し、令和5年の春から司法書士として勤務しています。司法書士の業務はとても楽しく、やりがいも大きく、毎日不動産登記や商業登記に触れる中で、「もっと登記業務を極めたい」という思いが次第に強くなっていきました。とはいえ、表題部については新人研修で少し教わった程度で、分からないことばかりでした。そこで、まずは表題部の登記についてしっかり学びたいと考えるようになり、せっかくなら実際に表題部の登記に携われる土地家屋調査士を目指すことにしました。
LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。
一年目は他社の通信講座を受講しました。仕事と子育てをしながらの勉強は想像以上に大変で、講義を受けるだけで精一杯。過去問演習もある程度はこなせたものの、結果は択一45点、記述28点でした。択一については司法書士試験で培った知識の貯金があり、土地・建物の各論も不動産登記法として理解しやすかったのですが、記述は複素数を用いた解法を推奨する講座だったため、すべて複素数で解いていました。一通りの解法は身についたものの、「なぜこの方法で解くのか」という根本的な理解が浅く、なんとなくで解いてしまうことが多かったと感じています。記述の点数を合格ラインまで引き上げるには、もう一度基礎からやり直す必要があると痛感しました。そこで大手であるLECのお試し講義を受講したところ、松本講師の説明が非常に丁寧で分かりやすく、「松本講師についていけば合格できる」と強く感じました。その確信が決め手となり、LECでお世話になることを決めました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。
自分の可処分時間を考え、コンパクトコースを受講しました。『スーパー特訓講座』の択一テキストは、択一に必要な知識が4冊に凝縮されており、約10年分の過去問の肢が掲載されています。この4冊を、正誤の理由付けができるまで何度も繰り返し解きました。また、間違えたときは解説を読むだけでなく、1年目に使っていた総合テキストに戻り、周辺知識も含めて確認しながらチェックを付けていました。こうすることで、何度も間違える箇所や覚えきれていない部分が可視化され、意識的に弱点に触れることができました。記述(土地)については、方程式を用いた計算の説明がどうしても理解できなかったため、『計算特訓講座』を受講しました。松本講師は「なぜこの方法で解くのか」を丁寧に説明してくださるので非常に分かりやすく、これまで「なんとなく」で解いていた計算を、しっかり理解したうえで解けるようになりました。さらに、関数電卓の操作手順を実際に画面に映しながら、入力方法を「呪文」のように唱えてくださるため、記憶にも残りやすかったです。掲載されている問題数も多く、計算方法が身につくまで何度も繰り返し解きました。その結果、本試験では土地の座標値をすべて出すことができました。
講座担当講師の良かった点をお聞かせください。
松本講師のメリハリのある講義がとても良かったです。択一の講義では肢にランク付けをしてくださるため、復習の際にはそのランクを最大限に活用し、Cランクは軽く確認する程度に、A・Bランクは周辺知識も含めてしっかり復習しました。また、知識を横断的に整理できるようにまとめてくださったり、記憶に残りやすい進め方をしてくださるので、ストレスなく学習を進めることができました。講義の中で松本講師はよく「合格者であれば今の時点でこれはスラスラ言える」と仰っていましたが、正直、その時点では身についていないことも多かったです。ただ、その指摘が自分の到達点を測る目安になり、重点的に復習すべき箇所が明確になったため、とてもありがたいと感じていました。
答練や模試の良かった点をお聞かせください。
過去の合格者の方が「通学できる環境であれば、絶対に通学を選んだ方が良い」と仰っていたこともあり、私は答練を通学クラスで受講しました。家庭の事情で何度か欠席してしまったものの、自宅で解くよりも本試験に近い環境で受講できたことは本当に良かったと感じています。木村講師から「答練は本試験での行動を意識して臨むように」とアドバイスをいただいていたため、私は答練の教室で座る場所を毎回変えていました。前列・後列、通路側・窓側など、さまざまな席に座ることで、本番でどのような座席環境になっても対応できるようにしました。 また、答練や模試と本試験は別物だと考えていたので、結果には一喜一憂しないようにしていました。択一では知識の穴がないかを確認し、記述は何度も解いて自分の解法手順を頭に叩き込みました。調査士試験は時間との勝負でもあるため、時間配分の練習としても答練を活用していました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。
一番大変だったのは、勉強時間の確保でした。小学生の子どもがいるため、仕事以外の時間をすべて勉強に充てることはできず、隙間時間を最大限に活用しました。テキストの覚えたい箇所を写真に撮り、電車の待ち時間や昼休みに確認したり、歩きながら頭の中で復習したりしていました。また、不動産決済業務で現地に直行する日は、いつも通りの時間に家を出て、近くのカフェで択一を解いたり、簡単な記述の計算をしたりしていました。夜は勉強できる時間になったら、とにかく机に向かってテキストを開くことを心がけ、土日も平日と同じ時間に起きて、家族が起きてくる前に勉強を進めていました。「5分でもいいから毎日勉強する」ことを習慣にしたのです。記述については、初見の問題を解くとき以外は、計算は丁寧に行いつつも、図面はフリーハンドで作図して時間を短縮していました。毎回定規を使って作図するに越したことはありませんが、可処分時間が多くなかったため、とにかく問題に触れる機会を増やすことを優先しました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
「やるべきことを淡々と」、これは私が司法書士試験の勉強をしていた頃、当時の講師がよく仰っていた言葉です。今回の調査士試験の学習でも、思うように勉強時間が確保できず焦ることがありましたが、そのたびにこの言葉を思い出し、「今できること、やるべきことを淡々と積み重ねよう」と自分を落ち着かせることができました。LECには素晴らしい講師陣がいて、合格に必要な知識が詰まったテキストも揃っています。しかし、最終的に勉強を進めるのは自分自身です。講師の方々を信じ、テキストを信じ、そして何より自分自身を信じて、正しい努力を続けることが大切だと思います。疲れた時は少し休んで、また前に進めば大丈夫です。どうか最後まで諦めずに頑張ってください。




