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2025年度合格
F・Mさんの合格体験記

合格者

F・M さん(40代)

受験回数 2回
LEC
受講歴
ベースアップコース
ご職業 行政書士

LEC最大の魅力は状況に応じて柔軟に活用できる点!

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけをお聞かせください。

私は行政書士として開業し約10年、業務の9割を外国人関連が占めるニッチ分野で事務所を運営してきました。法改正の影響もあり、コロナ禍でも業務は減ることなく、むしろ増加を続けてきました。近年は相続登記の義務化の影響により遺産承継業務が増え、地方特有の未登記建物や滅失未了建物などが手続の長期化要因となっています。さらに、政権交代後の在留資格要件の厳格化や高齢化の進行を踏まえると、今後は相続に伴う確定測量や分筆・表題・滅失登記の需要が増加することは明らかです。私は開業当初に測量CADを導入し、測量・製図を行っていた経験があり、その経験を活かして登記まで一貫して対応できれば、依頼者の負担を大幅軽減できると考えました。行政書士業務の延長線上にある「必然の選択」として、土地家屋調査士試験への挑戦を決意しました。

LECを選ぶ決め手となった理由をお聞かせください。

以前に何かの拍子にMyページを作成していたため、もともとLECの存在は認識していました。受験を決意した際には、他の予備校のテキストや講座内容も比較検討しました。ある予備校は、複数回受験者向けの印象が強く、講義スタイルもやや古典的で、土地家屋調査士初学者として体系的に学ぶにはややハードルが高いと感じました。もう一社は、分かりやすさはあるものの、コンテンツ量や網羅性の面でやや物足りなさを覚えました。その点、LECはテキスト・講義・Webコンテンツのバランスが良く、オールインワンで学習を進められる安心感がありました。限られた時間の中で効率的に学習する必要があった私にとって、最も合理的な選択肢であると判断し、受講を決めました。

講座・カリキュラム・教材の良かった点など感想をお聞かせください。

『インプット完成講座 徹底解析編』は、インプットとアウトプットのバランスが非常に優れていると感じました。知識を詰め込むだけでなく、問題演習を通じて手を動かし、作図に慣れながら技量を定着させていく構成は、本番を強く意識した実践的な内容でした。段階的にレベルが上がっていくため、無理なく力を伸ばすことができました。答練についても、出題難易度や内容のバランスが良く、本試験を想定した良質な教材だったと思います。その中でも、私にとって特に効果が大きかったのは『申請書マスター講座』です。申請書のひな形は単なる暗記では対応できません。問題文から必要事項を正確に抜き出し、自ら書き上げる訓練を繰り返すことが不可欠です。私は最終的に5周ほど取り組みました。その結果、令和7年度の建物問題で、建物図面の作図ではなく申請書を2種類作成させるという形式の出題にも、落ち着いて対応することができました。申請書で確実に得点できたことが、今回の合格の大きな決め手になったと感じています。

講座担当講師の良かった点をお聞かせください。

初年度受験となった令和5年は、木村講師の講義をすべて1.7〜2.0倍速で視聴しました。限られた時間の中で効率よく学習を進めたいという思いがありましたが、木村講師の穏やかで優しい語り口のおかげで、倍速でも聞き取りづらさはまったくありませんでした。むしろ重要ポイントを耳に刻み込むような感覚で、集中して視聴することができました。無駄がなく論点が整理された講義内容であったため、倍速でも十分に理解することができ、効率的に基礎を固めることができました。そして2回目の受験となった令和7年(令和6年は業務が究極に忙しく、学習を断念したため)は、学習段階に応じてスタイルを変え、講義動画は視聴せず、問題演習と解説を中心に取り組みました。解答解説が非常に丁寧で、論点の整理も明確であったため、解説を読み込むことで十分に理解を深めることができました。講義・教材ともに完成度が高く、受験生の状況に応じて柔軟に活用できる点がLECの大きな魅力だと感じています。

答練や模試の良かった点をお聞かせください。

私自身、今回合格した受験生の中でも、かなり時間が限られていた部類だと思います。事務所の始業は朝9時30分ですが、業務が終わるのは早くて深夜1時、平均すると2時頃です。(※補助者には定時で上がってもらっております。)休日も年間で数日あるかどうかという状況でした。そのため、答練や模試は会場受験に参加することができず、自宅受験が中心となりました。また、まとまった時間を確保することが難しく、本試験同様に時間を厳密に測って解けた回数は数回程度でした。それでも、答練や模試の内容は非常に実践的で、特に択一はやや難しめに感じましたが、その分、知識の抜けや理解の甘さを補完するには最適でした。記述問題についても、奇をてらった出題や近年の傾向から外れた問題はなく、本試験に直結する良問が揃っていたと感じています。限られた時間の中でも、効率よく実力を底上げできる質の高い内容であったことが、合格につながった一因だと思います。

学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法があれば、お聞かせください。

前述のとおり、私には一般的な受験生のようにまとまった学習時間はありませんでした。国内外の出張も多く、移動時間は一見すると大きなロスになります。しかし私は、その移動時間こそ最大の学習時間と捉えました。海外へのフライト中はテキストを熟読し、過去問を繰り返し解きました。出張先のホテルでも問題演習を行い、細切れの時間を徹底的に使い切るよう意識しました。もっとも、通常であれば学習中は携帯電話の電源を切ることもできると思いますが、私の場合、顧問先からの相談、官公庁からの問い合わせや軽微な確認、説明などの連絡が絶えません。1日のうち5〜6時間は電話対応に費やす日も珍しくありませんでした。そのような環境下では、長時間勉強することよりも、限られた時間でどれだけ集中し、短時間でまとめ切るかが重要でした。常に本試験を意識し、「時間内に処理する」訓練を重ねたことが、時間との勝負である土地家屋調査士試験において結果につながったのだと思います。

今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。

私のように多忙な状況でも合格できたことから、本講座は確実に実力につながる内容だと感じています。令和5年と令和7年を合わせても学習時間は600時間未満。毎日深夜2時頃まで業務にあたり、土日もほぼ打ち合わせ、移動で休みはありませんでした。それでも走り切れたのは、自分に言い訳をしなかったこと、そしてこの資格が自分にとって必要不可欠だと納得していたからです。行政書士業務のみでも一定の評価は得ていましたが、依頼者により深く寄り添うためには、土地家屋調査士資格の取得が必然の選択でした。目標の理由は何でも構いません。ただ、自分が納得できる理由を持つこと。それが最後まで継続する力になるのだと思います。今後は両資格を連携させ、より包括的に依頼者を支えていきたいと考えています。

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