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2018年度合格
K・Yさんの合格体験記

合格者

K・Y さん

受験回数 2回
受講クラス 2018年合格目標:コンパクトコース 通信DVD受講
ご職業 無職
最終学歴 近畿大経営学部経営学科
学習環境 専業

短期間(2回目)で合格することができました

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

当初は司法書士の合格を目指して頑張っていましたが、合格基準点はクリアするものの、なかなか結果を出すことが難しく、比較的に司法書士で学習したこと(民法・不動産登記法・司法書士法)が流用できる、土地家屋調査士試験に変更した次第です。

LECを選んだ理由

今まで行政書士・司法書士講座をLECで受講していた経緯があり、その流れでLECを選んだのも理由の一つですが、看板講師である山崎先生、池永先生の講義が受けられるというのが大きな理由です。受講の金額もポイントバックだったり、くじ引き等のキャンペーンを使うことによりリーズナブルに受講できることも魅力でした。自習室も無料で利用できるというのも助かりました。

LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法

良かった点は、ほぼ全ての講座に講師レジュメが配布され、いちいち講師が板書したものをノートに書き写さなくて良いこと、それにより講義を中断せず、時間を無駄なく使えることは大きいと思います。授業はプロジェクター中心で、ページを写していただけるので、こちらでいちいちテキストを開くという手間も省けます。収録DVDの音質も良好で、ガサガサした音や、クシャミ等の雑音も無く、ストレス無く聴講することが可能でした。

講師の良かった点

池永講師の良かった点。複素数講座、作図の方法、非常に自分の実力を上げることができました。最初は過去問を見て「無理!!」と思いましたが、池永先生の講義を拝聴し、「これはいけるかも、合格出来るかも?」に変わりました。

合格への道のり

試験1回目

司法書士試験にいつまでたっても合格できない自分に心が折れ始め、いつまで夢を追い続けても仕方が無いと思い、学習内容が重複している土地家屋調査士試験に転向することを決断。午前の試験免除を得るために測量士補試験の学習も平行して行う。
学習当初は、司法書士試験勉強の知識もあり、択一に関しての不安は無かった。問題は記述だった。まず、問題文を読んでも、どこに何を書いたらいいのかわからない。特に区分建物は1階の形状、点線、一点鎖線等、具体的にどう表現すればいいのかもわからない。そこで出会ったのが池永先生であった。池永先生の複素数講座によって、まず土地の座標計算、辺長計算、面積計算を劇的に早く処理できるようになった。どこに何を書けばいいのか?最悪、わかるところだけ書けば良い、という作図の方針により、自分の中では択一の逃げ切り点(総合の合格点から記述の最低合格点を差し引いた点数)さえ確保できれば、合格出来るという確信にかわる。
午前の免除を受けるために必須な測量士補試験であったが、受験した年は、合格率が50%に迫る簡易な出題で、運良く自分も合格出来た。これにより後顧の憂いが消え去った。
1回目の試験は夏バテということもあり、直前期は著しくモチベーションが下がった、その上で試験に臨んだが、結果、択一は45点と逃げ切り点を獲得できたが、記述は29.5点と合格まで6.5点と足らず。敗因は作図スピードが遅く、問題を思考する時間があまり取れなかったと自省する。

試験2回目

諸事情により、試験勉強の開始は5月からのスタートとなった(平成30年から試験が10月にシフトしていなければ合格は厳しかったかもしれない)。2回目の挑戦時は特に作図スピードの練習に特化した。具体的には過去の出題で、これはちょっと手間がかかりそうだと思った図面を概ね20分前後で仕上げることを目標とした訓練だ。これは試験の数ヵ月前から、特に勉強する気が全然起きない時に絶対にやることにした。土地・建物、最低1枚づつ最初は1時間以上かかり途方に暮れていたが、試験前日には20分程度で書けるようになっていた。
LECの答練も、過去問の類似問題からの出題が多く、本試験の記述に至っては正に過去問の焼き直し問題が出題されたので、効果は大きかったと思う。

一番大きかったのが、池永先生の講義、特に筆界の定義、「筆界特定の手続における『筆界』とは 表題登記がある1筆の土地と、これに隣接する他の土地(表題登記がない土地を含む)との間において、当該1筆の土地が登記された時にその境を構成するものとされた2以上の点及びこれらを結ぶ直線をいう」だ。池永先生はとくに執拗に筆界の定義を述べた。ここまで言うのであれば……と自分も暗唱できるようにした。その結果……「筆界の定義」がほぼ、まんま穴埋めで出題されたのだ。理解があやふやであれば語句一つに何度も悩んだりするだろう。建物は合体の定義だったが、これは記憶があやふやだったので、非常に悩ましかった。しかし土地の穴埋めは完全に解答することができた。それにより、答案の見直しの時間をつくることができた。わずか数分であるが調査士試験の「あと数分」というのは非常に意義のある時間だと思う。

結果、択一45点、記述45.5点(土地23建物22.5)という基準点81点より10点近い差を付けて合格することが出来た。やはり、作図スピードを上げたこと、択一の過去問は過去20年分ほぼ全て網羅することにより、記述の思考時間を稼ぎ、致命的なミスをすることが無かったということが要因と言えよう。

今後の展望

まだ、実現はしておりませんが、最終目標が司法書士なので、司法書士試験に合格することにより、表示・権利、登記関係を全て網羅して、開業の折にはワンストップサービスを実現出来るように活用したく思います。またADRの認定も受け、土地・境界の争いを緩和できるよう社会貢献できれば良いと考えております。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

この試験は、年度によって理不尽な出題がされる行政書士・司法書士試験と違い、確実に努力が実を結ぶ試験です。答練の成績に一喜一憂するかもしれませんが、それはそれと割り切ってください。日々の地道な努力は決して自分を裏切ることはありません。

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