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中小企業診断士試験の合格率

経営コンサルティングに関するニーズはあらゆる業界において高まっており、その中核を担っているのが中小企業診断士です。また、国もその増員のために試験制度を変更するとともに、毎年の合格者数を増やしております。そのため年々中小企業診断士の認知度も上がり、中小企業診断士の業務に興味を持つ方が増えています。

本ページでは、中小企業診断士の試験は、試験の難易度はどのくらい?合格率はどのくらい?など、試験に関する情報をお伝えします。

中小企業診断士試験の合格率

1次試験

中小企業診断士の1次試験はマークシート方式の7科目で、合格基準は受験科目全体で60%以上を得点する必要があります。また、1科目60%以上を得点すると、翌年、その科目については試験を免除することができます。(詳しくは、1次試験概要 3.試験制度の詳細

合格率グラフ

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
申込者数 20,005 19,538 18,361 19,444 20,118
受験者数 14,252 13,805 13,186 13,605 14,343
合格者数 3,094 3,207 3,426 2,404 3,106
合格率 21.7% 23.2% 26.0% 17.7% 21.7%

1次試験の近年の申込者数は約2万人程度で、やや減少傾向が続いていますが、ビジネスマンが取得したい資格の上位を占める人気の高い資格でもあり、高い申込者数で推移しています

ここで、上図の受験者数を注意してみると、「申し込みしたのに受験する人数が非常に少ない」ということがわかります。すなわち受験率が低い試験であることがわかります。平成27年度の受験率は72%と約5000人もの申込者が受験料を払ったにもかかわらず受験を諦めています。診断士試験は人気があり、手を付けやすい反面、実際の試験範囲の広さ、学習期間の長さなどでモチベーションを保つことが難しく、計画どおりの学習ができずに断念していると考えられます。

さて、気になる1次試験の合格率はというと、近年は約20%以上を推移しています。合格率を見ると20%以上でさらに科目合格もある試験ですので、きちんと学習をした人にとっては、比較的受かりやすい試験といえます。ただし、この合格率は受験者数に対する合格率です。前述したように、途中で断念した人数を考慮した合格率は約26%と低い数値となります。「計画的な学習」を行えるかどうかで合格率が大きく変わる試験といえるでしょう。

第1次試験は問われる範囲がとても広く、すべてをマスターするためには大変な時間がかかります。あれもこれもと手を広げると、ムダに時間が過ぎていきます。だから、限られた時間の中で合格を目指すためには、効率的・効果的な学習を常に心がける必要があります。そのためにどうしたらよいのかの答えがLECにあります

2次試験

合格率グラフ

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
申込者数 5,078 5,058 5,130 4,539 4,453
受験者数 4,907 4,885 4,941 4,394 4,279
合格者数 910 1,185 944 842 828
合格率 18.5% 24.3% 19.1% 19.2% 19.4%

中小企業診断士の2次試験は筆記と面接(実技)の2回の試験があります。上図の合格率は筆記試験と面接の2回とも合格した受験者の合格率を掲載しています。面接試験での不合格者は例年、数人しかいませんので、筆記試験の合格率≒最終合格率と考えて良いでしょう。

2次試験の近年の申込者数は、毎年5000人程度で推移しています。ここで、先ほど説明した1次試験は科目によって合格率の波が激しかったのですが、2次試験の申込者数がほぼ一定となっています。すなわち、7科目全体で見ると1次試験の合格者数の調整がうまく行われているという結果になっています。

さて、気になる2次試験の合格率はというと、近年は約20%前後を一定的に推移しています。2次試験は相対評価となります。近年の傾向を考慮すると平成28年の本試験も20%超の合格率となることが予想されます。

診断士試験の最終的な合格率

平成29年度での1次、2次試験の合格率を見てみましょう。平成29年度は、1次試験合格率が21.7%、2次試験合格率が19.4%という数字です。1回の受験で1次試験、2次試験ともに合格する「ストレート合格」の可能性は、

ストレート合格率 1次試験合格率:21.7% × 2次試験合格率:19.4%4.2%

という結果となります。
ストレート合格できる受験生はたったの4.2%となり、多くの受験生は2年以上かけて資格を取得していることになります。

また、申込者を平成29年度のデータで詳しく見てみると、1次試験の合格者が3,106人、2次試験の申込者が4,453人という数字で、2次試験の再チャレンジの人数は、「4,453 - 3,106 = 1,347 人」となっています。1次試験を受けて合格した人は、1年間、2次試験に専念した人との競争となり、ストレート合格するのはさらに厳しいといえるでしょう。

このように、資格取得まで長い期間を必要とする試験であるからこそ、長期間モチベーションを高く保ちながら、計画的かつ効率的に学習を進めていく必要があります。学習期間が長い受験者は4〜5年かけて取得を目指している人もいます。

このようなことから、全てを自己管理する独学者に比べて、スクールに通う人のほうが、2次試験に合格しやすい結果になっている理由といえます。

また、2次筆記試験は1次試験と異なり、採点基準が明らかでありません。そのため、ナゾで難しい試験だと言われがちです。しかし、2次試験に攻略法があります。LECの2次試験の対策方法を紹介しています。

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